東北の氷上ワカサギ釣りを牽引する岩洞湖
解説◎道下 裕この記事は月刊つり人2020年4月号の記事を再編集しています
2月は氷上ワカサギ釣りもいよいよ中盤戦。釣り場によっては2月末日を営業最終日に定めているところもある。今回紹介する朱鞠内湖の解禁期間は4月10日まで。寒さのピークが過ぎた3月以降なら、いくぶん暖かく身体にやさしいだろう。
駐車はフィッシャリーナ入り口付近にある広いスペースへ。なお、厳寒期は着替えやリグのセットなどは全て車内で完了させ、準備中に身体を冷やさないことが大切。港内には漁協施設近くに24時間利用できるトイレがあり、日帰り温泉もある。また、R37沿いの道の駅では特産のホタテを買える。
札幌、石狩、当別の3市町にまたがって流れる茨戸川は、札幌中心部から最も近いワカサギ釣り場だ。魚影はすこぶる濃く、中~上級者なら100尾オーバーの釣果を得ることはそれほど難しくない。家族で楽しむ冬のレジャーとしてピッタリ。今回は道央圏屈指の氷上釣りフィールド、茨戸川の基本タクティクスと有望ポイントを紹介したい。
塘路湖では観光客の姿も目にする。毎年1月末頃からSL冬の湿原号が運航すると、塘路駅からワカサギ釣りに来る方も少なくない。要予約だが、貸し出しプランもあり、手ぶらでワカサギ釣りが楽しめる。また、釣ったワカサギを唐揚げにしてくれるサービスもある。スタッフの方々が優しく教えてくれるので、初めての方や子ども連れでも安心だ。
写真・文=佐々木大(釧路市)
いよいよ今冬もワカサギ釣りの季節。道東は魅力的な釣り場が目白押しだが、この記事では塘路湖をピックアップ。よく釣ることで知られる女性アングラーのスタイルを拝見。
写真・文=佐々木大(釧路市)
列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。