アユの友釣りで釣果を上げるには「ポイントの見切り」も重要な要素だ。各トーナメントでも結果を出す、エキスパート6名にポイントを見切る基準を聞いてみた。
まとめ◎編集部
アユ友釣りのポイントを見切る基準は?
以下でエキスパート達の答えを紹介していく。
加藤達士さんのアンサー
目の前のポイントを見切るタイミングはオトリを通せるポイントはすべて通してナワバリアユを釣り切った時。エリア全体を見切る(大きく場所移動する)タイミングは、自分を含め周りの人たちも釣れていない時だ。
君野貴文さんのアンサー
状況によってかなり変わると思う。ポイントにいるナワバリアユを釣ってしまうと掛かるスピードも落ちてくる。白いアユが掛かると基本的な見切りの目安。ただそれも状況に応じて、目の前のポイントと周りの釣れぐあいを見ながら決めている。
西部俊希さんのアンサー
そのポイントに対して自信のある釣り方で反応が得られない時や周囲の釣り人に比べ掛かるペースが遅い場合は見切って移動する。もちろん石色も確認するが、動く釣りを基本としているので石色ビカビカの一級ポイントでなぜか釣れなくて粘りたくなっても「このポイントのアユは自分には釣れないアユ!」と思い込むようにして移動している。
廣岡昭典さんのアンサー
釣れるアユを見て判断する。まず目の前のポイントで「ここぞ」という一級ポイントからへチなどのサオ抜けになりそうなスポットまで一通り探っておくと、次のポイントでねらい所がハッキリして釣りが組み立てやすく、見切りも早くなるだろう。
松田克久さんのアンサー
掛かってくるアユが白くなってきた場合やサイズが小さくなった場合は見切る。基本は元気なオトリを入れても掛からない場所は見切る。
谷口輝生さんのアンサー
釣り方を引き釣りから泳がせに変えてダメならば見切る。
※このページは『鮎釣り2024』を再編集したものです。質問は全部で32問。すべて読みたい方はぜひ本誌をお手にとってみてください。
