編集部2019年11月15日

【船の乗り方・道具解説・釣り方】船釣り超入門 カワハギ釣り編

船の釣り カワハギ PICKUP 魚種別釣りガイド

カワハギは船釣りファンの間で高い人気を誇るターゲットのひとつ。 とくに食材としての旬を迎える冬は、群れがまとまり数釣りが楽しめるため多くのファンが詰めかける。 初心者の船釣り入門にもピッタリなカワハギ釣りに、この記事を読んでデビューしてみよう!

エサ取り名人のアタリはこう作る!

つり人=写真と文



カワハギは船釣りファンの間で高い人気を誇るターゲットのひとつ。
とくに食材としての旬を迎える冬は、群れがまとまり数釣りが楽しめるため多くのファンが詰めかける。
初心者の船釣り入門にもピッタリなカワハギ釣りにデビューしてみよう!



カワハギ釣りの概要


 引き締まったおいしい白身をもつカワハギは釣りのターゲットとしても超人気。一年中釣ることができますが、とくに人気が高まるのが冬。この時期は、群れが一か所に固まってくるので数釣りがしやすく、また肝が肥大化して食材としての旬も迎えるのです。

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女性人気も高いターゲットです

 ねらう水深は深くても60mまでと比較的浅く、手軽な道具立てで楽しめるので船釣りの入門ターゲットとしても人気があります。エサはアサリのむき身を使うので、虫が苦手な人でもチャレンジしやすいです。

 釣りの魅力としてはなんといってもそのゲーム性の高さ。「エサ取り名人」という異名をもつカワハギは、その小さな口でハリについたエサを器用に食べることができるうえ、水中でホバリングをして仕掛けの上下にあわせて泳ぐことができるので、アタリに気づかないうちにエサだけ無くなっているということが頻繁に起きます。


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おちょぼ口をうまくとらえて釣りあげるには……?

 その小さく繊細なアタリをいかに釣果につなげるか、そこが腕の見せ所。ズバリ、腕前によって釣果にはっきり差がつく釣りでもあります。名手と呼ばれる人たちは、微妙なアタリを見分けられるだけでなく、そのときどきのカワハギの状態を見極め、思わずハリごとエサに食らいついてしまいたくなるような状況を演出して、大きなアタリを作り出すことにもたけているのです。

 名手の技をひとつひとつ紹介しようとすると本が1冊できてしまうくらいのボリュームになってしまいます。今回は入門編なので、初めてのカワハギ釣りでもこれだけ覚えておけば釣果にたどり着けるというくらいの基本に絞って紹介します。



さらなるステップアップをしたいという方は、こちらのムックをご覧ください。名手たちの最先端の技を網羅した1冊です。
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カワハギ釣りに適した竿とリールの選び方


 カワハギ釣りの竿は、バス釣り用のルアーロッドを流用することもできますが、上記のようなカワハギ釣りの面白さを追求するにはやはり専用竿がおすすめ。


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専用ロッドにはそれだけのアドバンテージがあります

 全長170~180cm前後で穂先だけがグニャリと曲がる、1対9の極先調子がカワハギ竿の最大の特徴。

 なぜこの調子が必要なのかというと、9の硬い部分はオモリなどの負荷に耐えられる強度とカワハギの口にしっかりとハリを刺すためのパワーをもたせる一方、1の柔軟な穂先部分にはカワハギの微かな吸い込みアタリをとらえる繊細さが必要だからです。各メーカーからカーボンソリッド、グラスソリッド、メタルトップなど工夫の凝らされたモデルが販売されているので、予算にあわせて選べばよいでしょう。


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穂先だけがこのように極端に曲がります

 竿の硬さについては、食い込み重視のM(柔らかめ)から仕掛けの操作性重視のH(硬め)までさまざまなラインナップが販売されていますが、『カワハギHyper極意伝』で解説してくれた名人の飯田純男さんと鈴木孝さんによると、初心者はアタリがわかりやすい硬めの竿から入門して、ステップアップとともに柔らかい竿も使い分けていくのが上達への近道だといいます。


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シマノのカワハギ釣り精鋭集団、チームステファーノ隊長の飯田純男さん

 組み合わせるリールは船釣り用の小型両軸リール(ベイトリール)です。0.8号~1号のPEラインを、オマツリや高切れなどで失うことも考慮して、200m以上巻けるものを選びましょう。

 一日中竿を手に持って操作する釣りなので、リールも軽いものがよいです。仕掛けを頻繁に上げ下ろししてエサを付け替えたりすることを考えると、ハンドル1回転当たりでたくさん巻き上げられるハイギヤモデルが有利なのですが、ギヤ比が高いほど巻き上げに力が必要です。この釣りで使われる25~30号のオモリを巻き上げるのはしんどく感じる人もいるので、腕力に自信のない人はローギヤモデルや長めのハンドルがセットされたモデルを選ぶのも手です。


iida (8)軽いリールなら一日中集中して持っていられます。左下に見えるのはエサをつけるときなどに竿を置いておける竿受け。あると便利なアイテムです

 リールに巻いておく道糸は前述のとおりPEラインの0.8号~1号。細くても強度があり伸びのないPEラインはカワハギのアタリをよく伝えてくれます。

 ただし、PEラインはふわふわしていて穂先にからみやすいので、PEの先に4号程度のフロロカーボンラインを50cm~2mほど接続しておくとトラブルが少なくなります。

仕掛けとハリについて



 カワハギ釣りは、いちばん下にオモリをセットするドウヅキ仕掛けを使います。1本の幹糸から3本のハリスが伸びている完成仕掛けが市販されているので、この仕掛けの上側にリールから伸ばした道糸を、下側にオモリをセットすれば釣りができます。


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市販の仕掛け、予備のハリ、オモリ、集魚板(後述)をひと通り揃えるとこんな感じ

 オモリのサイズは船宿によって指定されています。船に乗る全員が同じ重さを使わないと、海中での仕掛けの流され方が変わってしまい、ほかの釣り人と絡まってしまう「オマツリ」の原因になってしまうからです。だいたい25号~30号というサイズが多いです。

 市販の仕掛けにはあらかじめハリもセットされていますが、予備のハリがハリスに結ばれた状態で販売されています。ハリの種類ごとに30本セットなど束になって売られているので、こまめにハリ先をチェックして甘くなっていたらすぐに交換するのがおすすめ。幹糸とハリスの接続部分は、自動ハリス止めタイプになっているので、ワンタッチで交換できます。

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交換時の注意点としては、必ずハリ先が上を向くようにセットすること。下を向いて仕舞うと極端に魚が掛からなくなってしまいます

 カワハギ釣りに使われるハリは、大きくわけて「ハゲバリ型」と「丸セイゴ型」の2種類があります。一般的に、ハゲバリタイプは縦方向のロッドワークで誘う釣り方に、丸セイゴタイプは糸を緩めて仕掛けを海底に這わせる釣り方に向いているとされています。はじめのうちはオールラウンドに使えるハゲバリタイプを選んでおけばOKです。ハリの大きさはそのとき釣れているカワハギのサイズや、当日配られたアサリエサの大きさに応じて使い分けます。ハゲバリタイプなら3.5~4.5号、丸セイゴタイプなら6.5~7.5号前後の3サイズほどを用意しておけば安心です。


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予備のハリを船べりにスタンバイさせておくためにはマグネットがあると便利。仕掛けの収納ケースやエサ置き場とセットになったグッズも販売されています

 人によっては仕掛けの途中(一般的には仕掛けと道糸の間)に集寄と呼ばれる集魚板や中オモリをセットして使ったりもします。仕掛けの上側に重さを与えることで、オモリを底につけたまま仕掛け全体を振動させてカワハギを誘ったり、仕掛けを底に寝かせたりと、誘いのバリエーションを増やすことができます。

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飯田純男さんの仕掛け例



アタリを作るためのエサ付け



 カワハギを釣り上げるためにいちばんこだわってほしいのがエサの付け方です。エサ取り名人と呼ばれるカワハギ。エサとハリが釣れる状態にセットされていなければ、いくら魚の前にエサを落としたとしてもエサを取られるだけの無駄な時間を過ごすことになってしまいます。

 前述したとおり、エサはアサリのむき身です。アサリのメリットはハリモチがよくコンパクトにセットできるうえ、カワハギが好んでかじりつく部位がきまっていることです。そのため、ハリへのセットの仕方次第で、少しくらいかじられてもなくならず、ハリ先に近い部分を食わせるように仕向けることができるのです。

 それでは、船宿でアサリを受け取ってからハリにセットするまでの手順を、三石忍さんの船釣り解説書『釣れる「船釣り」最新テクニック』から紹介します。

アサリの処理

①写真下が配られるアサリのむき身。三石さんはマルキユーの「ヌルとり5」「アミノ酸α」を使ってエサを加工して使います。エサを加工せずに使いたい人は、②④⑤⑦の手順だけでもOK
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②むき身アサリを袋から出してザルで水気をきり、器に戻します。ザルと器は船に乗る人数分用意されています
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③「ヌルとり5」を振りかけてよく揉む。これでアサリのヌルヌルが取れて扱いやすくなります
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④ザルを使って水洗いします。バケツも通常は船に用意されています
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⑤使う分だけタオルの上に取り、残りは痛まないようクーラーボックスにしまいます。汚れてもいいタオルを用意しておきましょう
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⑥タオルに取ったエサに「アミノ酸α」を振りかけて混ぜます。魚の好む成分を加えることで食いつきがよくなることをねらっています
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⑦塩を振りかけます。アサリの身が締まってハリにつけやすくなります
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ハリへの付け方



①まずは水管にハリを刺し通し……
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②ベロを通し刺しにします
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③最後にワタの部分でハリ先を止めます。丸くこじんまりとなるようにつけるのがコツです
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④エサがつけにくいときは、水管とヒモを取り除き、ベロとワタだけにしてもOK
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⑤ベロに2回通し刺しにして……
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⑥ワタでハリ先を止めればOK
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 ここまでの解説を読んで気付いた人も多いかと思いますが、カワハギが好んでかじりつく部位というのがワタの部分なのです。ですので、常にハリ先がワタにある状態になっているか、気を配りましょう。

 釣りの最中でも仕掛けを上げるたびにエサの状態をチェックしましょう。ズレていたら付けなおし、ワタがなくなっていたら即交換が鉄則です。

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「ねえさん」の愛称で親しまれている沖釣りのエキスパート・三石忍さん





人気13魚種の基本とコツを三石忍さんが徹底解説!
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国内で唯一の総合釣り雑誌、月刊『つり人』誌上にて、2016年から現在まで掲載されている、女性プロアングラー・三石忍さんの船釣りテクニック解説を単行本化。当代のアングラーの中でも、男女を通じて人気・実力ともにトップクラスと誰もが認める〝忍ねえさん〟の船釣りノウハウや考え方を、初めて1冊に収録しています。理論を分かりやすくする、仕掛け図や釣り方イラストも豊富に掲載。東京湾、相模湾、千葉外房、駿河湾での四季折々の釣りものに、関西で圧倒的な人気を誇る大阪湾のテンヤタチウオの釣りも加え、掲載魚種は、タチウオ、カワハギ、ヒラメ、マダイ、アジ、イシモチ、メバル、マゴチ、アマダイ、アオリイカ、マダコ、ショウサイフグ、キンメダイの13種。ビギナーには分かりやすく、ベテランにも目からウロコの上達のヒント満載で、海釣りの楽しさを知りたい、深めたいすべての人に見逃せない1冊です。


基本の釣り方



 カワハギ釣りの基本は、「縦の釣り」です。海底まで落としたオモリから竿先までの糸をピンと張った状態で誘いをかける釣り方です。一方、糸を緩めて仕掛けを海底に寝かせる「横の釣り」も状況によっては有効なのですが、初心者が不用意に糸を緩めてしまうと、弛んだ糸が横に流されて隣の人と絡まってしまうなどトラブルのもとになってしまいやすいので、まずは縦の釣りから覚えましょう。


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「最初は縦の釣りがおすすめ」と三石さん


 釣り方の手順を簡単に書き出すと次のようになります。

・ポイントに到着して船長の合図があったら仕掛けを投入。底につくまで糸を出していく。

・オモリが底についたら、すぐに余分な糸を巻きとって仕掛けをまっすぐにする。

・竿先を高く上げて仕掛けを持ち上げる。

・そこからオモリが底につくまでゆっくり竿を下げる。

・仕掛けを持ち上げてゆっくり下げる動作を5~6回繰り返してもアタリが出なかったら、リールを巻いて仕掛けを回収。エサを確認して再投入。

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着底したらこのくらいまで仕掛けを持ち上げて、ゆっくり下ろしていく


 この動作の中でアタリを感じたらアワせます。三石忍さんによると「ほとんどは下げでアタリが出ます。カワハギのアタリは、ホバリングしながらエサをついばむので、ゴリッとかコリッとするアタリです」と説明してくれています。手元でコリッという感触が伝わってきたら、アタリを感じながら竿を上げていけばハリ掛かりします。

 カワハギが掛かったら慌てずにリールを巻いて取り込めばOK。焦って速く巻き上げようとすると、ハリが折れたり外れたりして逃げられてしまうことがあります。

 もしアタリがないのにエサが無くなっていたら「タタキ」を試してみましょう。タタキとは、オモリを底に着けたまま竿先を小刻みに揺すって仕掛けを振動させるテクニック。エサが振動している間は食いつくことができないので、エサをねらっているカワハギは焦ってきます。このタタキ動作の合間に仕掛けを制止させて食わせる「間」を作ってやることで、焦れたカワハギに勢い余ってハリまで食いつかせる作戦です。この釣り方を試すときは、中オモリをセットすると仕掛けが暴れやすくなって効果的です。


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「大切なのは、仕掛けの動かし方のスピードを変えることによって、エサの食べられ方やアタリの出方がどう変化するか試してみることですね」と三石さん


 逆にアタリがなくてエサも無くならないのなら、カワハギが少ないか活性が低い状況です。こんなときはカワハギを驚かさないように、仕掛けを動かすスピードを遅くしてゆっくりそ~っとアタリを待つのが得策です。

 そしてもし周りの人に釣れているのに自分だけ釣れない、なんて状況になったときは、まずは自分のエサの付け方を見直してみてください。

予約、受付~出船の流れ


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船宿の受付では仕掛け類の販売もされている


 乗合の釣り船を初めて利用する人向けに、予約から出船までの一般的な流れを紹介します。

 まずは船宿を決めましょう。「○○県 カワハギ 船宿」などで検索すると各船宿のウェブサイトがヒットします。利用したい日程でカワハギねらいの便が出船するのかどうかを確認しましょう。また、最近の釣果情報やレンタル竿の有無などもチェックしておくとよいです。

 船宿によっては予約なしでOKなところもありますが、初めて利用する場合は確認の意味もこめて予約の連絡をしておくのが安心です。予約は電話が手っ取り早いのですが、船宿のスタッフさんは朝早く起きて仕事をするので就寝が早いです。予約電話は夕方までに済ませるのがマナーです。

 予約の際は次のことを確認しましょう。
・料金
・駐車場所
・集合時間
・出船時間
・使用するオモリの号数(サイズ)
・当日の受付の流れ
・女性の場合は更衣室や船上女子トイレの有無など

 初めて利用する場合はその旨や、レンタル竿を利用するかどうかも伝えておくとスムーズです。


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浦安から三浦半島にかけての東京湾沿岸は都内から電車でアクセスできる船宿も多い。最寄り駅までの送迎サービスを行なっているところもあるので、予約の際に確認してみよう


 当日は集合時間に余裕をもって到着するようにしましょう。受付では乗船名簿に記入して料金を支払います。エサの代金は乗船料金に含まれていることが多く、ライフジャケットは無料でレンタル可能です。仕掛け類も受付で購入できるものがあります。指定サイズのオモリをもっていなかった場合など必要に応じて購入できます。

 また、受付時には船の席順を決める手続きがあります。方法は席次札を利用したり、直接乗船して席を確保したりと船宿によってさまざまなので、スタッフさんに確認しましょう。初心者のうちは、大きく揺れにくく船長のアドバイスを受けやすい操船席のそば(船の中央付近)がおすすめです。

 乗船して座席についたら、竿を用意して仕掛けをセットしたり、エサの下処理をしたりしながら出船時間を待ちます。

持ち物
必ず必要なもの

・レインウエア(晴れていても航行中に水しぶきが来る)
・防寒着
・着替え
・帽子
・長靴(船の床は常に海水が流れている)
・きれいなタオル
・汚れてもよいタオル
・ハサミ
・釣り用ペンチ
・これらを入れておく防水ケース(バッカンなど)
・クーラーボックス
・食べ物
・飲み物

船宿でレンタル/購入できるもの
・竿一式
・仕掛け一式
・ライフジャケット
・氷
・むき身アサリ

あると便利なもの
・締め用ナイフ
・メゴチバサミ
・酔い止め薬
・竿受け
・マグネット式仕掛け置き
・防水クッション(座席は硬い)
・アサリの処理剤(塩・集魚パウダーなど)

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