釣れたハゼを調理する際に、最も定番のレシピが「唐揚げ」だろう。小型のうちは、二度揚げすれば骨まで柔らかくなり、頭から丸ごといただける。そのまま塩で味わうのはもちろん、南蛮漬けにしたり、甘辛いタレを絡めて丼にしたりと、アレンジレシピが豊富なのも魅力だ。本記事では、このハゼの唐揚げを、誰でも美味しく作れる調理手順を紹介する。
釣れたハゼを調理する際に、最も定番のレシピが「唐揚げ」だろう。小型のうちは、二度揚げすれば骨まで柔らかくなり、頭から丸ごといただける。そのまま塩で味わうのはもちろん、南蛮漬けにしたり、甘辛いタレを絡めて丼にしたりと、アレンジレシピが豊富なのも魅力だ。本記事では、このハゼの唐揚げを、誰でも美味しく作れる調理手順を紹介する。
写真と文◎葛島一美
まとめ◎編集部
ハゼの唐揚げの下処理
唐揚げは体長10cmに満たないような小型のハゼに特に向いたレシピだ。下処理も簡単でおろす必要はなく、揚げてしまえば骨や頭までまるごと食べられる。手順としてはウロコを落とし、腹を小さく切って内臓を取り出すだけで十分だ。
ただし、体長15cm近い良型のハゼであれば骨が硬くなるので、背開きにするのがおすすめ。背開きにして中骨を取り除くことで、食べやすくなる。
具体的なさばき方は下記の記事でわかりやすく解説しているので、参照してほしい。

\あわせて読みたい/ 初めてでも失敗しない「ハゼのさばき方」サイズ別で分かる下処理からの全手順
ハゼの唐揚げの調理手順
ハゼの唐揚げの具体的な調理手順を紹介する。
唐揚げをアレンジしたレシピも
ハゼの唐揚げは、そのままでも十分に美味しいが、ひと手間加えるだけで全く違う料理へと進化する。
例えば、揚げたてのハゼを「水2:寿司酢1:白だし1」のタレに漬け込むだけで、骨まで柔らかい南蛮漬けになる。日持ちも良く、翌日以降も美味しく食べられるため、たくさん釣れた時には特におすすめだ。
その他にも、甘辛ダレで丼にしたり、スープの出汁にしたりと、楽しみ方は豊富にある。唐揚げのアレンジや、それ以外の美味しい調理法については以下の記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。
この記事は『つり人』2013年10月号に掲載したものを再編集しています。

