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編集部2022年4月3日

【渓流トラウトルアー】ティムコ「ラウド45S」の使用法を開発者に訊く! 後編

ヤマメ イワナ 釣りの仕掛け集

ミノーの使い方はアングラーそれぞれに正解がある。しかし、ポテンシャルを100%引き出すには、その根底にあるコンセプトを知っておいたほうがいいはずなのだ。そこで、今期注目の渓流ミノーについて、各メーカーの開発者にそのコンセプトとおすすめの使い方をインタビュー。

リップとボディーでアップの流れに食いつかせる

開発者=田崎翔、まとめ◎編集部(鱒の森)

 『鱒の森 2022年4月号』の特集は「この渓流ミノーが凄い」。今号の特集記事の中からイチオシ記事を特別公開!

 通うフィールド、タックルバランス、そしてもちろん好きな釣り方によって、ミノーの使い方はアングラーそれぞれに正解がある。しかし、ポテンシャルを100%引き出すには、その根底にあるコンセプトを知っておいたほうがいいはずなのだ。そこで、今期注目の渓流ミノーについて、各メーカーの開発者にそのコンセプトとおすすめの使い方をインタビュー。新シーズンに向けたスタメン構成の参考にぜひどうぞ。

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リップとボディーでアップの流れに食いつかせる

―― アップストリームでのアプローチに焦点を当てたとのことですが、具体的にはどのような特徴のミノーになっているのでしょうか。

「アングラーはミノーの挙動を感じることで、そのポイントの水圧やミノーの動く速度などを推し量るわけですが、ご存じのとおりアップストリームでのアプローチの際は、どうしてもルアーの抵抗がぼやけがち。それでいてアップストリームの釣りではゆっくり引きたいと考えるものなので、今回のラウド45Sではルアーの挙動が分かりやすい水押しの強いウォブンロールで、引き抵抗のはっきりしたアクションに設定しました。これにより押しの強い流れをアップで引く状況でも、短距離でしっかりと魚にアピールできるミノーになっています」

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ボディーそのもので水を押せる設定になっているため、リップは比較的小さめ。ピッチの細かい点のヒラ打ちに対応する。

―― それでは、今回のラウド45Sを使った田崎さんのおすすめの釣り方を教えてください。

「アップストリームの釣りでは連続トゥイッチの釣りが主流になっていますが、時折ステディリトリーブを織り交ぜると効果的な場合があります。その際、ロッドアクションを加えている時よりもスピードが加速してしまうのは仕方がないとはいえ、『それをなるべく抑えられたら……』ということも今回のラウド45Sでは目指したところです。

 最新の1000~2000番クラスのリールをハンドル1回転させると80cmほどのラインを巻き取れますが、小渓流の短距離のアプローチにおいては、これはとても大事な『80cm』です。その点、ラウド45Sは引き抵抗のはっきりしたアクションになっているので、『80cm』を一般的なミノーに比べてゆっくりステディリトリーブできます」

―― トゥイッチに関してはいかがでしょう。引き抵抗がはっきりしているということは、アクションさせやすいミノーであるように感じます。

「ロッドワーク時はピッチの細かな騒々しいほどのヒラ打ちを演出でき、それによってアップストリームでの移動距離を一段と抑えることができます。また、小渓流や沢での短距離の釣りではそのぶん魚を刺激する時間的な猶予も少なくなるので、その意味でもアピールの強いヒラ打ちが効果的です。細かなピッチでヒラを打たせることで、短距離でも魚のテンションを高めてバイトさせられる確率が高まります」

 

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かなり極端なハンプバックがラウド45Sの特徴。ヘッド部分で水を受けやすいバランスになっている。

兄弟モデルとの使い分けは?

―― イメル50S、ラクス50Sなどの、より大きなモデルとの使い分けを教えてください。

「ラウド45Sはその両者よりも沈下が遅く、潜行深度も浅いので、比較的浅い小渓流や、渇水期、表層付近がホットレンジになる状況で活躍すると思います。また、ヒラ打ちの派手さに関してはラウド45Sのほうが圧倒的なので、短距離のアプローチも2つのモデルより得意です。瀬尻に魚が出てきやすい秋の釣りにもおすすめで、強い水押しと強いフラッシングで威嚇行動を誘発しやすいミノーになっています。

 逆にイメル50Sやラクス50Sは、飛距離が必要な状況や深さのあるポイントで使いやすく、純粋なウォブリング能力はイメル50Sに分がありますし、静かなアプローチが求められる時はラクス50Sが頼りになります。どちちが優れているということではないので、適所で使い分け、釣りの幅を広げてもらえたらと思います」

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ラウド45Sにヒットしたイワナ。昨年たっぷりテストが行なわれた。

 

 

 

「シルバークリークミノー・スローフォールカスタム40SS」編に続く……。


こちらの記事は好評発売中の『鱒の森 2022年4月号(No.66)』に掲載したものをオンライン版として特別公開しています!↓↓↓↓




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