G杯優勝経験もある西部俊希さん28歳をクローズアップ。西部さんが今シーズン、とことん研究していたというのが強制ボルダリング引き。昨夏のダイワ鮎マスターズでアユ釣りファンに衝撃を与えた上田弘幸さんの釣技です。
動かし続ける釣りに好反応! 約5時間で31尾をキャッチ(2020年9月26日)
レポート◎サトウ(つり人編集部アユ担当)
岐阜県長良川で別冊『鮎釣り』の取材でした。
G杯優勝経験もある西部俊希さん28歳をクローズアップ。
西部さんが今シーズン、とことん研究していたというのが強制ボルダリング引き。昨夏のダイワ鮎マスターズでアユ釣りファンに衝撃を与えた上田弘幸さんの釣技です。
ソリッド穂先に単線系メタルライン、胴までサオを曲げてオトリを引く。どんな状況、条件で効くのか、オトリのコース取り、テンションの加減など、かなりつかめているようす。
来春発売の別冊『鮎釣り』では「ボル引きの子どもたち」と題して、強制オトリ操作の真相を多角的に検証する予定です。
さて、9月も間もなく終わりというのに今期の郡上アユは若い。色の出る魚は少ないです。天然遡上がよかったので数釣りに沸き、釣り人もかなり多いです。
西部さんは時にボル引きを交ぜながらオトリを常に動かしています。止めているよりは動かし続けたほうが反応はよく、テンポよく釣って約5時間で31尾のアユを掛けました。
ちなみに西部さんの親父さん、春美さんも凄腕トーナメンター。親子で釣行することも多いふたり。楽しそうですね。