Basserで連載されていた荻野貴生さんと沖田護さんの連載「オギタ式」。この連載でふたりが数多くのバスをキャッチしたのが「チェリーリグ」。撃ってよし、ズル引いてよしのこのリグの特徴をふたりが改めて紹介します。
メリットのまとめとふたりの愛用ワーム
Basser編集部=写真と文Basserで連載されていた荻野貴生さんと沖田護さんの連載「オギタ式」。この連載でふたりが数多くのバスをキャッチしたのが「チェリーリグ」だ。撃ってよし、ズル引いてよしのこのリグの特徴をふたりが改めて紹介します。
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チェリーリグ、8つのメリット
前回まで、チェリーリグについて解説してくれた荻野貴生さんと沖田護さん。ここでそのメリットをまとめてもらった。
荻野(以下、荻) 「具体的にその長所を挙げれば次の8点だよね」
①感度がいい
②スリ抜けがいい
③根掛かりしても外しやすい
④ワームの姿勢がいい
⑤ワームの動きがいい
⑥フッキングがいい
⑦ラインがヨレない
⑧操作にダイレクト感がある
沖田(以下、沖) 「今まで触れなかったけど⑧も大事だね。テトラを乗り越えさせたり落とし込んだりという操作がほぼイメージどおりだもんね」
荻 「シンカーとフックの距離が長いリグほどダイレクト感は薄れます。そしてダイレクト感を求めると失う物が多いんだけど、これはそうならないのが不思議」
沖 「③なんて言葉で説明しにくいですもん。完全に後付けのメリットだし」
荻 「そうだね(笑)。軽い力で底でピンコ立ちするということは、ちょっとした何かに突っかかったとき、軽い力でワイヤーが寝ようとするってだけなんだよ」
沖 「ワイヤーが寝ようとしても、突っかかっているから後端のシンカーがシーソーのように浮き上がってくる」
荻 「そのときに浮き上がってきたシンカーやワイヤーがワームごと押し上げちゃうからスタックが解消される。こんなこと使ってみないとわかりませんから(笑)」





カバー撃ちやズル引きなど活躍の場がたくさんあるチェリーリグ。今シーズンはそのメリットを感じてみてはいかがだろうか。最後にふたりのセッティング例を紹介します。

荻野貴生さんのチェリーリグ3選

①エスケープスイムツイン+赤のチェリー1/0
②エスケープツイン+赤のチェリー2/0
③リングマックスバス4.2in+赤のチェリー2/0
「ダントツで出番が多いのは②の組み合わせ。ハサミは縦扁平のダブルのパドルテールであり、強い波動を生むだけでなく食わせ能力も相当高い。これまではテキサスリグでの使用が多かったんですが、チェリーリグで使ったほうがワームの動きに自由度が生まれるから止めても食うし、引っかけて外したときも食う。これと対になっているのがキッカーバグ3.5inで状況次第でどちらかが当たることが多いですね。①はハサミがカーリーテール状になっていることからもわかるとおりフォールやスイミングで食う状況で強い組み合わせです。③はボトム付近をリトリーブさせて使います」

沖田護さんのチェリーリグ3選

①キッカーバグ3.5in+赤のチェリー1/0
②ダブルモーション+赤のチェリー2/0
③ビビッドテール+赤のチェリー1/0
「出番の多さは①で、ボクも魚の状況を判断してエスケープツインと使い分けています。キッカーバグならではの薄さ、弱さ、軽さが効く状況は本当に多く、とくに止めて食わせる状況になったら各レッグが水流で蠢くキッカーバグは手放せません。そしてフォールやスイミングの強い波動で気付かせることが最優先となる状況ではダブルモーションの一手。これは側線が発達しているアイナメをねらったときダントツに効果的だったことからも実感しました。他のルアーでは発見されないときに強い波動で誘うんです。ビビッドテールは浮力もあるから着底するまでに立ちやすく、その際もシャッドテールならではの波動が生まれるから見た目以上に誘う力が強いと思う。スイミング気味に使えばこのサイズのダウンショットリグに代わる食わせの最終兵器になるかもしれません」

2017年3月25日発売のBasser5月号で特集するのはテキサスリグ。リーダーレスダウンショットというカバー攻略のライバルが世に定着した今、それでもなお青木大介さんと小森嗣彦さんという国内最強を争うふたりがテキサスリグにこだわるのはナゼなのか? その理由と活用術を紹介します。そのほかにも、このリグの魅力を100%以上引き出している多数のアングラーの技を掘り下げていきます。
荻野貴生さん&沖田護さんコンビが映像でも活躍
2017/03/23