これは、タックルを巡る技術と人の物語。本書がそのひとつであるように、ダイワはあらゆる手段で開発プロセスをユーザーに伝えます。
STEEZの血統
これは、タックルを巡る技術と人の物語。本書がそのひとつであるように、ダイワはあらゆる手段で開発プロセスをユーザーに伝えます。
たとえば、バスフィッシングの本場アメリカのBASS ELITEシリーズで快進撃を続ける藤田京弥さんの手掛けるリアルコントロールシリーズがいかなる考えのもとに生み出されたのかや、川村光大郎さんと佐々木勝也さんが監修する新たなショアコンペティションシリーズの開発を巡り、どのような逡巡があったのか。
ほかにも、並木敏成さんのマシンガンキャストタイプシリーズをはじめ、さまざまなタックルを、その特徴だけでなく、背景や歴史、時には葛藤も深く掘り下げています。
本書を通じて、タックルを手に取ると人の顔が浮かんでくる。プロスタッフやエンジニアがフィールドで背中を押してくれているような気持ちになる。そんな風に思ってもらえると嬉しいです。
コンテンツ
Contents
004 栄光の伝説 米国プロツアー史に刻まれたダイワの足跡
010 藤田京弥/リアルコントロールは未来のロッド
020 川村光大郎/ショアコンペティションとソリッドティップ
028 佐々木勝也/スティーズ初のビッグベイト&アラバマ系ロッド“ストラトフォートレス68”
038 赤羽修弥/今の霞ヶ浦で勝てるベイトフィネスワーミングロッド“スカイレイ68”
044 並木敏成が日米に刻んだ弾痕“マシンガンキャスト”
052 青木大介/「どまんなか」のリールについて語るSTEEZ SV TW
058 草深幸範/W.B.S.2023AOY獲得の原動力
062 橋本卓哉/オールスターで2年連続の2㎏級を手にした“ブラックジャック”
066 赤松 健/スプール径36㎜スティーズHLCの長射程
070 川口直人/ベイトフィネスのたしかな進化“ハーミット”とスティーズAIR TW
074 三宅貴浩/“トップガン”はアングラーを育てるロッドだ
078 清水盛三・北大祐/オールスタークラシックを制したふたつのテクノロジー
ハイパードライブデザインとモノコックボディー
090 もっと、雄弁になる。スティーズルアーに叩きこまれた“口上”
108 異色のグローバルブランド“タトゥーラ”
110 奥村和正/TATULA TW 300/400「ブラックバスって、ヤバい魚やで」
112 セス・ファイダー物語
116 大森貴洋のワンタックル史
120 STEEZ CATALOG