ついに開幕したフィッシングショー。今年も各メーカー趣向を凝らしたブースで盛り上がっています!siteBでは、取材チームが「これはっ!」と思うアイテムを開催期間の3日間、厳選してお伝えしようと思います。
JAPAN FISHING SHOW 2017 ジャパンフィッシングショー見聞録
サイト・ビー=写真・文
ついに開幕したフィッシングショー。今年も各メーカー趣向を凝らしたブースで盛り上がっています!
siteBでは、取材チームが「これはっ!」と思うアイテムを開催期間の3日間、厳選してお伝えしようと思います。
ロードランナー・ヴォイス・ハードベイトスペシャル
「ハードベイト」がテーマのノリーズブースでは、その目玉としてリニューアルしたロードランナー・ヴォイス・ハードベイトスペシャルが展示されていました。
田辺哲男さん、荻野貴生さん、伊藤巧さんに話を伺いました。
今回リニューアルしたハードベイトスペシャルについて教えてください!
田辺
「いろんな人から『いいね!』と言ってもらっていた今までのハードベイトスペシャルがさらにパワーアップしました。その意味は、ねらった場所にしっかり正確に静かに落とすキャストがより簡単にできるようになったと同時に、さらに遠くまで飛ばしやすくもなりました、ということです」
伊藤
「このロッドに関しては、とにかく投げてみてほしいです。今までのシリーズを使ったことがある人には『お! これが進化したハードベイトスペシャルか!』と感じていただけると思いますし、使ったことがない人には『こういうのがハードベイト用のロッドなのか!』と気づいてもらえるはずです。ルアーをキャストして、泳がせて、バスを掛けてランディングするというところまで、すべてにおいてストレスなく使ってもらえます。お薦めのモデルはHB680Lです。クランクベイトやシャッドなど首を振って泳ぐルアーをきれいに泳がせてくれてるロッドです」
「このロッドを知ってもらうには、キャストしてもらうのが一番です」と伊藤さん
荻野
「気に入っているところは、前のモデルと比べてもさらにキャストが決まるところです。いい意味でシャープさが上がっているので、カバー周りをねらうにも低い弾道で入れ込みやすくなりました。僕が多用しているのはHB630Lです。シャローロールや小さめのクランク、ミノー、ポッパーなどいろいろ使えて一番出番が多いモデルです」
荻野さんのイチ押しはHB630L
ラインナップは15機種で、前シリーズにあったベイトモデルがすべてそろう形だ。価格は4万円台後半から5万円台で、5~6月くらいから発売開始を予定している。
せっかくなので、記者が覚えたいと思っている釣りにどのモデルがいいのかも質問してみた。
田辺さん、牛久沼でクリスタルS 1/2ozを巻くならどれがお薦めですか?
田辺
「牛久沼ならHB630M、HB680M、HB760Mを持ち込む。使い分けってことなんだけど、風がないときは630M。こういうときはミスキャストでアシやガマを揺らしてしまうと食ってこないから、なるべく静かなエントリーで正確にキャストしやすい短めを選ぶ。逆に風が吹いたときは、少しくらいならアシを揺らしても食ってくるから、キャストのアキュラシーよりもコース取りを優先して、ラインメンディングしやすい長めのHB760Mを使う。で、1本でどうにかしちゃいたいならHB680Mだ。要は、クリスタルS 1/2ozというひとつのルアーを巻くのでも、それくらいの次元で考えてタックルを選んでいかないと魚は釣れませんよ、ということです」
正直、そこまで考えてませんでした! だから記者には釣れないんですね(涙)。勉強します!
ノリーズ
2017/1/20