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つり人編集部2026年3月12日

体力不要の渓流釣り?和歌山・玉川峡で楽しむ良型アマゴと秘湯

つり人社・関西営業の岡村です!待ちに待った渓流解禁のシーズンが到来しました。関西エリアの各河川からも、春を告げる素晴らしい釣果情報が続々と届いています。

今年の近畿北部は例年以上の大雪に見舞われ、解禁直後は雪中でのスタートとなりました。ひんやりとした残雪の中に、確かな春の息吹を感じながら竿を出すのも渓流釣りの醍醐味です。その一方で、今回スポットを当てる和歌山県は冬でも温暖な気候であり、知る人ぞ知る「アマゴ釣りの宝庫」でもあります。大阪からのアクセスが抜群な紀ノ川の支流・丹生川(玉川峡)での実釣エピソードを交えながら、釣り場の魅力を紹介します。

著者:つり人オンライン編集部

文と画像◎つり人オンライン編集部

1946年創刊の雑誌「月刊つり人」を始め、数々の釣りに関するコンテンツを作成してきたつり人社のWEB編集部。

南紀・和歌山県はアマゴ釣りの宝庫!

 和歌山県といえば、 有田川に日高川、日置川、そして古座川。全国のアングラーが憧れるアユ釣りの名川が揃っています。しかし、この清流たちが「アマゴ釣り」の好フィールドでもあることは、意外と知られていないのではないでしょうか。水量豊かな本流から、木々に覆われた静かな支流まで、パーマークの鮮やかな美形アマゴたちが豊富に潜んでいます。

関西圏の釣り好きにとって、一年中ターゲットに事欠かない和歌山はまさに楽園。夏の瀬でアユを追い、秋の夜長はタチウオと駆け引きし、冬の寒風の中で寒グレをねらう日々。

そして3月、春の訪れとともに渓流釣りが解禁を迎えます。愛用の磯竿から渓流竿へと持ち替え、紀伊山地の山深い清流へクルマを走らせるのが、待ちきれない毎年の恒例行事となっています。

大阪から2時間弱!アクセス抜群の「丹生川(玉川峡)」へ

渓流解禁を迎えた3月上旬。そんな和歌山の釣りをこよなく愛する元釣り新聞記者の竹村勝則さんとともに、紀ノ川水系の丹生川(にゅうかわ)へ向かいました。

高野山を源流に持ち、橋本市で紀ノ川へ注ぐこの川は、古くから「玉川」の愛称で親しまれています。特に峡谷美が際立つ上流域は「玉川峡」と呼ばれ、大阪市内から車で1時間半から2時間程度と、アクセスの良さも魅力。毎年の解禁日には、多くの渓流ファンで賑わう好フィールドです。

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体力に合わせた「イス釣り」スタイルで良型アマゴを狙う

竹村さんは10数年来、玉川峡の解禁日に欠かさず竿を出してきました。近年は大病を経験し、「すっかり釣行回数が減ってしまった」と道中では寂しそうにこぼしていたものの、詳しく聞くと先週は熊野川、来週は奈良の河川へ向かうとのこと。思わず「めちゃくちゃ行ってますやん!」とツッコミを入れてしまうほどのバイタリティです。

ただ、長時間の立ち込みは身体に負担がかかるため、現在は「足場の良い釣り場」を中心に通っているとのこと。その点でも、玉川峡はアプローチしやすく足場も良いため、最適なポイントだそうです。

解禁日の朝は寒の戻りで冷え込みが厳しかったものの、天気は快晴。狙いすました瀬落ちのポイントで、竹村さんは予想外の道具を取り出しました。ウエイダーにベスト、渓流竿といった定番の装備に加えて用意されたのは、なんと「杖と折りたたみイス」。

病を機に、上流へ上がっていくスタイルが困難になり、一度は渓流を引退しようと考えたものの、「イスに座ってのんびりアタリを待つ」という新たな境地に行き着いたそうです。

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座りながらの華麗な竿さばきで良型をキャッチ!

流れの脇にイスを設置し、足元に杖とタモを準備して実釣スタート。イスに座ったままの姿勢にもかかわらず、竹村さんの振り込みは正確無比です。

仕掛けが落ち込みからヒラキへと馴染んだ瞬間、ふっと目印の動きが止まりました。見事なアワセとともに竿が弧を描き、水面を割ったのは、パーマークが鮮やかな良型のアマゴ。そのまま手元へ引き抜き、見事にタモへ収めました。

「今年の玉川峡は型が良いわぁ〜!」

満面の笑みを浮かべる竹村さん。その後も順調に釣果を伸ばし、午前中のうちに満足のいく結果となりました。

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釣りの後は温泉で温まる!渓流釣りの極上プラン

渓流釣りにおけるもう一つの醍醐味といえば、やはり川辺での食事でしょう。使い込んだバーナーでお湯を沸かし、定番のカップ麺をすする。冷え切った身体の隅々にまで、じんわりと温かさが染み渡ります。

箸を進めながらの話題は、早くも次のターゲットについて。「有田川や日高川のアユ解禁まであと2ヶ月やね」「今年の6月1日はどこに入ろうか」と、釣り談義は尽きません。

「やどり温泉 いやしの湯」で冷えた体を癒やす

お昼過ぎに竿を畳み、清流を横目に上流へと車を走らせて「やどり温泉 いやしの湯」へ向かいました。玉川峡の豊かな自然に抱かれた、秘湯の風情漂う温泉施設です。

冷えた身体を一番風呂で温めながら、竹村さんは力強く語ってくれました。

「次はどこへ行こうか? 大鮎釣りはあの川に行きたいなぁ、と考えると気力が湧いてくる。まだまだ釣りに行きたくて仕方がないわ!」

「よし!6月1日は大塔川にしますか」

春は鮮やかなアマゴに癒やされ、初夏からは力強い大アユに思いを馳せる。竹村さんの尽きない釣りへの情熱を支えているのは、一年を通してアングラーを魅了し続ける、和歌山の豊かな川の存在にほかなりません。

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和歌山県の渓流&アユ釣果情報は漁連公式サイトをチェック

和歌山の美しい清流でアマゴをねらうなら、まずは「和歌山県内水面漁業協同組合連合会」の公式サイトをチェック!最新の釣果情報から、気になる河川の水量、ポイントマップまで、アングラー必見の情報が網羅されています。

今年もやります!「わかやま友釣り塾」

さらに和歌山の河川といえば、初夏から盛期を迎えるアユ釣りも外せません。「今年こそ友釣りに挑戦したい」という方におすすめの「わかやま友釣り塾」が、2026年も開塾することが決定しました。

アユ竿、引舟、玉網、ベルト、編み込み台といった専用道具がレンタルが可能で、現場を知り尽くしたベテラン講師陣がイチから丁寧に指導してくれます。初心者でも安心してアユ釣りデビューを飾れる絶好のチャンス。お申し込みや詳細の確認は、和歌山県内水面漁連公式サイト内の特設ページへアクセスしてみてください。

アマゴ 全国おすすめ釣り場 和歌山 渓流釣り 淡水の釣り

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列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。

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