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つり人編集部2026年1月17日

ウロコジグCS登場。サクラマスを狂わす「ど真ん中」のアクションとは?

『ウロコジグ オリジナル』と『同ショート』が持つ抜けのよさとシャクりやすさを受け継ぎながら、両者の隙間を埋めるまさに〝ど真ん中〞のジグ「ウロコジグCS(センターショート)」が登場。全国各地でテストを重ね、ブラッシュアップした性能は、今季のサクラマスジギングで存分に発揮されること間違いなし。

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文◎North Angler’s編集部 協力◎株式会社uroco

北海道での釣りをメインに、北海道の自然を体感するキャンプの情報や、フィールドを守るための環境問題にも光を当て、多角的な視点からアウトドアライフを提案している「North Angler’s」の編集部。誌面と連動したウェブサイト『つり人オンライン』での記事展開に加え、好評放送中の『ノースアングラーズTV』や公式動画チャンネルである『釣り人チャンネル』を通じても、北海道の釣りの魅力を発信している。

ウロコジグCSはパイロットルアーとして優秀

まずCSとは、「センターショート」の略である。監修者はジギングのエキスパートとして名高い山本啓人さん。テストが行なわれた海域は、羅臼、網走、函館(恵山)、富山、能登、和歌山、大阪、明石、島根と多岐にわたる。近海から中深海まで幅広く対応できるよう、各エリアでの反応や魚種ごとの捕食傾向を確認し、集魚力と食わせるための動きをブラッシュアップ。開発の中盤以降は実釣で数多くの魚を掛けながら、細部にいたるまで徹底的にこだわったという。

調整に関しては実際に現場で削り、都度サンプルを作成。その試作をもとに改良を重ねるという地道な工程の繰り返し。具体的にはバランスと抜け感の両立を図るため、フロント側の厚みや全体のアウトラインを修正。リアはフォールの滞空時間とヒラ打ちの速さ、引き抵抗の軽減を意識。独自スタビライザー(キール)の水切りを活かしたうえで、水中姿勢も最適化されている。

形状は従来のウロコジグが持つ抜けのよさとシャクりやすさを受け継いだ、センターバランスのショートタイプ(これが「センターショート」の意味)。ランダムに入る3つのフォール(ウォブリング/本体をひねりながら沈下/バックスライド)で〝誘う〞、〝追わせる〞、〝食わせる〞を誰でも容易に実現できる。さらに、ジャークに強弱をつけることで、フォールスピードや移動距離のコントロールが可能だ。

表面のフラッシングと細いエッジが繰りだす明滅効果、キール由来の乱反射で魚を寄せる。前述のように変幻自在のアクションをつくりだせることから、活性の高低を問わずバイトに持ち込みやすい。

山本さんいわく、CSは「誰でも簡単に扱えて、エリアやターゲットを問わず安定した釣果を得られる素直なアクションのジグ」。〝釣れた〞ではなく〝釣った〞と実感できる操作感を重視し、潮流の変化をとらえやすい設計をめざした。また、既存シリーズの『オリジナル』と『ショート』の中間に位置するタイプの必要性を感じ、それが結果的に釣果の向上につながると確信していたそう。「ウロコジグでは〝ど真ん中〞のポジションにあたるので、まずはパイロットジグとして使ってみてほしいです」と山本さんは話す。

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監修者の山本啓人さんは「ウロコジグでは“ど真ん中”のポジションにあたるので、まずはパイロットジグとして使ってみてほしいです」と言う

ウロコジグ3モデルの比較

ここであらためて既存モデルの特徴をおさらいし、CSのスタンスをおさえておこう。

そもそもサクラマスジギングでウロコジグを使うメリットについて、山本さんは「リア寄りのウエイトバランスであることと水抜けがよい点」と話す。

続けて、「たとえば津軽海峡に行くと二枚潮や三枚潮が当たり前です。そんな状況でジグを動かすとなれば、リアバランスが圧倒的に有利。オリジナルとショートどちらも必携ですが、とくに潮がキツイ場合は意図的にストンと落としたいので、より後方重心のショートを選びます。また、ベイトの種類も考慮すべき要素。イワシだったらショート、オオナゴが食われているときはオリジナルといったぐあいで、マッチング・ザ・ベイトの観点でも使い分けます」と言う。

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2025年6月、網走・能取沖でCSの最終プロトを使い、実釣を行なった
ウロコジグ 3モデルの比較
モデル 形状・バランス アクション特性 推奨シーン
オリジナル セミロング
(微リア寄り)
スライド後の長いタメ
(浮遊感)
スローに誘いたい時
フォール反応が良い時
(例:オオナゴ捕食時)
ショート ショート
(リア寄り)
横を向きやすい
速いテンポの誘い
潮が速い時(二枚潮等)
ショートジャーク
(例:イワシ捕食時)
CS  センターショート
(センターバランス)
3つのランダムフォール
自在なコントロール

状況問わず安定
両者の中間的役割

ウロコジグオリジナル

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センターバランスから微妙にリアウエイト寄りに調整したセミロング形状。テール部に搭載されたキールが水流の抵抗となり、スライドの基点になる(キールが水をつかみ、本体を横に倒しやすくするイメージ)。水受けのよさと、ジグがスライドした後のゆっくりとしたタメ(浮遊感)が持ち味。基本的にはスローに誘いたいとき、あるいはジグを飛ばしてからのフォールに反応がよいシチュエーションで有効だ。「ヒロトカラー」のラインナップは120g、160g、200gで、それぞれ7色ずつ。

ウロコジグショート

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オリジナルよりもリアバランスの要素が強い。ショートピッチ、またはストップからフォールへ移行する際に高確率で横を向くよう設定されている。ロングジャークには向かないが、スイミングや軽めのワンピッチからのストップ、ショートジャークでの速いテンポの誘いを演出しやすい。「ヒロトカラー」のラインナップは120g、150g、210gで、それぞれ7色ずつ。

ウロコジグCS

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オリジナルとショートの隙間を埋める存在。形状は従来のウロコジグが持つ抜けのよさとシャクりやすさを踏襲した、センターバランスのショートタイプ。 ランダムに入る3つのフォール(ウォブリング/本体をひねりながら沈下/バックスライド)で“誘う”、“追わせる”、“食わせる”を誰でも容易に実現できる。また、ジャークに強弱をつけることで、フォールスピードや移動距離のコントロールが可能。ウエイトラインナップは125g、145g、175g。

以上のように、オリジナルとショートではキャラクターがまるで異なる。ともにオールラウンドな性能を有しつつ、特定の状況下でよりすぐれた威力を発揮する。その隙間を埋めるのがCSの役目なわけで、投入しない手はないだろう。

サクラマスSPカラー6種がラインナップ

なおCSには定番色のほか、アワビホロ搭載の「サクラマスSPカラー」6種がラインナップ。船に限らずショアのサクラマス釣りでも〝アワビカラー〞は人気だが、その理由はもちろん、アワビ貼り仕様が抜群の実績を誇るからだ。サクラマススペシャルたるゆえんは、これだけにとどまらない。

6色に共通しているのは、いずれもベースカラーが3色(パターン)構成という点。明滅効果で捕食スイッチが入りやすいといわれる、サクラマスの習性を強く意識したカラーリングなのである。

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125g、145g、175gの3アイテム×6色展開。アワビホロを搭載し、サクラマスに効果的なラインナップとなっている。全色共通の3色(パターン)構成は、明滅効果を強く意識。裏面にはグローが施されているが、表面カラーの特性に応じて配色を変えている。
・価格:125g=2,420円、145g=2,640円、175g=2,860円

1.ブルーピンク/HDグロー

(ブルー、シルバー、ピンク)

2.緑金パープル/HDグロー

(グリーン、ゴールド、パープル)

3.チャートオレンジ/Zグロー

(イエロー、シルバー、オレンジ)

4.ブルーパープル/HDグロー

(ブルー、パープル、ゴールド)

上記4色は横縞模様に配色された3色が明滅を織りなし、バイトを誘発する。裏面については1、2と4が前方にドットグローを配色。

5.パープルゼブラ/フルグロー

ベースがパープルとシルバーの2色(3色構成ではない)。ただしゼブラ仕様になっており、その意味で3パターン構成を実現させた。立ち位置としてはアピールカラー。3と同様にナチュラル寄りで、最適な組み合わせを適用している。

6.BKスモーク/グローエンド

後方(裏面は前方)にグローを施し、上下でカラー(ブラックとグロー)を分けることによって〝隠れる〞と〝現われる〞を交互に演出。すなわち、これもまた明滅効果を存分に発揮するカラーだ。

このように解説すると複雑に思われてしまうかもしれないが、逆にいえばそれほど考え込んで作られたカラーラインナップなのだ。

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羅臼エリアで開幕したサクラマスジギング。ぜひともCSをタックルボックスに忍ばせておきたい

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