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編集部2022年7月28日

【渓流釣り】どこに投げればイワナやヤマメは釣れる?【ポイント別アプローチ】

ヤマメ イワナ 魚種別釣りガイド

美しい景色の中で楽しめる渓流ルアー釣りは手軽さも相まって人気沸騰中! ヤマメやイワナを釣るためにはどんな場所をねらえばいいのかという疑問を写真を使って解説しています。

 

渓流は釣り人におすすめの避暑地

 

皆さんは今年の夏をどう過ごしますか? ウェブを担当しているワタシがおすすめするのは「渓流のルアー釣り」です。

最近夏、暑すぎませんか?

「渓流」は釣り人におすすめの最高な避暑地です。

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渓流は標高の高い山にあるので涼しくて気持ちがいい! ルアーをピンポイントキャストしながら歩くのは爽快。メインターゲットとなるヤマメやイワナは山の宝石と形容されることがあるほどの美しい魚体をしています。

彼らに出会うための知識を詰め込んだ『大切な基礎が1冊でわかる 渓流ルアー釣りすごいベーシック34』から内容の一部を抜粋してお届けします。

 

イワナとヤマメは生息域が違う

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イワナとヤマメは適水温が異なる。イワナのほうが冷たい水を好むのでより標高の高い源流域ではメインターゲットになる。釣れやすい季節も春にイワナから始まり、初夏にヤマメが釣れ出すというイメージ。同じエリアに混生している場合、同じサイズだと強いのはヤマメだが、イワナのサイズが大きければ大型魚のほうが強いといった感じで魚種の違いで住み分けているわけではなさそうだ。

 

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ヤマメにはキレのよいアクションが効果的。一方、イワナは少し動きが緩慢なこともあり、キレがあまりよくないアクションだと釣りやすい傾向にある。

また、最盛期のヤマメにはスピナーなどで表層を引くことが効果的。反対にイワナはヘビーシンキングミノーを使いボトム付近まで沈めると釣りやすくなる傾向がある。

 

魚が着いている流れ

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流心や巻き返し(反転流)など、さまざまなポイントに着いている。ほかにも、瀬では肩やタルミ、Y字の合流点といった小さなスポットにも魚は着いている。淵で下流側にできた水深の浅いヒラキにいることも多い。

 

ねらうべき3種の『瀬』

平瀬(傾斜があまりなく、平らで波もあまり立っていない瀬)

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一見何の変哲もないポイントなのでスルーしてしまうことが少なくない。そんな単純なポイントの中でもわずかな変化を見つけてルアーを流してみることが大切だ。ルアーを追っている魚を見つけることはなかなか難しいので、視認性の高いルアーの使用がおすすめ。流れがヨレてもかろうじて水中が見える程度の速さならアップでのアプローチが可能。全体的に浅いポイントなので河原が広ければできるだけ川岸から離れてアプローチすることが求められる。ルアーの着水音もできるだけ静かに、ラインも流れに落とさないような慎重なキャストを心掛けたい。

 

荒瀬(水量が多く激しく波立っている瀬)

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水温の上昇とともに、魚の活性も上がるが適水温を超えてくるようになると、酸素が豊富な白泡の中に逃げ込んでいく傾向にある。荒瀬は水深があり、岩などの障害物も多く入っていて夏期には魚が集まりやすい。特に大型魚が潜むには絶好の環境だが、攻略するのは容易ではない。それは流れが速く、ルアーをコントロールするのは簡単ではないからだ。流れの中でルアーをステイさせるためにはやや重めのものを選ぶとよいだろう。ダウンでねらうと長く魚にアピールすることができる。流れの中の魚を確認するのは難しいが、初めから諦めずにルアーを通してみることが重要。しっかり通すことができれば魚のほうが勝手にルアーを見つけてくれるはずだ。

 

 

 

3つ目からは本にて!!

続きは○○瀬、淵、落ち込み…などについて解説しています。

今年の夏はこの本を読んでから渓流へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

バスフィッシングや海のルアー釣りの道具を持っていれば流用できるものもちらほら……

本書は、どんな服装で釣りに行けばいいのか?どこで釣りをすればいい?など素朴な疑問からちょっとしたテクニックまで網羅しています。

 

1冊読めば渓流ルアー釣りが始められる!

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定価:1,760円(税込)
出版年度:2022
A5判128ページ

美しい景色の中で楽しめる渓流ルアー釣りは手軽さも相まって人気沸騰中! この釣りに必要な装備、ルアーの特徴、実践テクニック、キャスト上達のコツなど渓流魚を手にするための情報が掲載されています。
これから渓流のルアー釣りを始める人はもちろん、経験者も大切な基礎を改めて再認識できるのが本書。「すごいベーシック34」を熟読・理解・実践すれば、美しい渓流魚と出会うことができるはずです。

 

大切な基礎が1冊でわかる 渓流ルアー釣りすごいベーシック34
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目次

4 渓流ルアーの対象魚
8 シーズナルパターン
12 渓魚が泳ぐ流れ

 

17 第1章 タックルを揃える

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18 渓流ルアータックルの基本
20 スピニングタックルの使い方
22 ルアーロッドの基礎知識
24 スピニングリールの基礎知識
26 メインライン&リーダー
28 ラインの結び方

 

31 第2章 安全・快適に楽しむための装備
32 ウエーダー
34 ウエーディングシューズ
35 レイヤリングの基本
36 帽子、グローブ、ベスト、リュック
37 ウエットウエーディングスタイル
38 偏光グラス
39 渓流アングラーの持ち物例

 

41 第3章 渓流で使われるルアーを知ろう

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42 渓流で使われるルアーたち
44 ミノー
48 スプーン
50 スピナー
52 フック
54 シンキングミノー8選
58 ハンドメイドルアーの世界

 

63 第4章 その他の基礎知識

64 入渓場所の探し方
66 渓流釣りのルール
67 渓流で出会う危険な生き物たち

 

69 第5章 覚えておきたい実釣テクニック

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70 低活性時のミノーイング
76 ハイスピードスプーニング
82 浅場攻略ならスピナー
88 ポイント別アプローチ
92 ディープ攻略法

 

97 第6章 キャスト上達への道
98 サイドハンドキャスト
100 バックハンドキャスト
102 ピッチング

 

105 第7章 渓流ベイトフィネスの心得

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106 ベイトフィネスリールの基礎知識
108 渓流でベイトフィネスリールを選ぶ理由
114 ベイトフィネスのキャストのコツ

 

116 第8章 ルアーで楽しめるC&R釣り場ガイド11選
117 岩手県/葛根田川
118 宮城県/荒雄川
119 栃木県/箒川
120 栃木県/湯川
121 栃木県/男鹿川
122 群馬県/神流川
123 神奈川県/早川
124 愛知県/段戸川
125 長野県/犀川
126 岐阜県/蒲田川
127 岐阜県/宮川



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