2026年、日本のバスフィッシングシーンにおいて歴史的な快挙がもたらされた。数々の名作ロッドを世に送り出してきたプロダクトデザイナー、伊東由樹氏。彼が手掛けたメガバスのバスロッド「LEVANTE(レヴァンテ)」が、世界3大デザインアワードのひとつ「レッドドット・デザインアワード」において、最高栄誉である「ベスト・オブ・ザ・ベスト」を受賞したのだ。

まとめ◎つり人オンライン編集部
1946年創刊の雑誌「月刊つり人」を筆頭に数々の釣りに関するコンテンツを作成してきた「株式会社つり人社」のWeb編集部。現場を知り尽くした編集部員・プロアングラーのネットワークを活かし、確かな情報をお届けします。
世界的デザイン賞の最高栄誉「ベスト・オブ・ザ・ベスト」とは
「レッドドット・デザインアワード」は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する国際的なデザイン賞であり、世界3大デザイン賞のひとつとして知られている。毎年、世界60ヵ国以上の企業やデザイナーから11,000件を超える多数の作品群が寄せられる、極めて権威あるアワードだ。
今回メガバスの「LEVANTE」が獲得した「ベスト・オブ・ザ・ベスト」は、革新的なデザインが認められ、カテゴリー内で最も優れた製品のみに与えられる特別な賞となる。
プロダクトデザイナー・伊東由樹氏の飽くなき探求
この世界的な快挙を成し遂げたのは、カリスマアングラーとして世界各国で活躍するかたわら、プロダクトデザイナーとしても名を馳せる伊東由樹氏である。氏はこれまでにもグッドデザイン賞で20年以上にわたり200アイテム以上の受賞歴を持ち、2022年にはフィッシングロッドとして世界で初めてレッドドット・デザインアワードを受賞している。常にスポーツフィッシングの可能性を拓き続ける氏の知見が、今回の受賞にも色濃く反映されている。

高い機能性を持つロッド「LEVANTE(レヴァンテ)」
見事「ベスト・オブ・ザ・ベスト」に輝いたメガバスの「LEVANTE(レヴァンテ)」は、世界のフィールドを攻略するために開発された「世界戦略バスロッド」。徹底的な人間工学に基づいて設計されており、アングラーが1日中釣りをしても疲れず、ルアーを思い通りに操れる高いパフォーマンスが魅力だ。

無駄を削ぎ落とした「高密度X-グラファイト」が生む感度
ロッドの心臓部であるブランクスには「高密度X-グラファイトシステム」が採用されている。これは、カーボンシートをまとめる接着剤(レジン)の量を極限まで減らすことで、ロッドの軽量化と感度を飛躍的に高める技術だ。
これによりキャストやジャークのキレが増し、アングラーとルアーが直結しているかのような圧倒的な操作性を誇る。さらに、高効率レイヤー工法により軽量細身ながらパワーも持ったブランクスに仕上がっている。
1日の疲労を劇的に減らすグリップ形状

さらに注目すべきは、リールをセットして握り込んだ際の一体感だ。例えばスピニングモデルに採用されている「IES(ITO ERGONOMIC-CONTACT SEAT)」というリールシートは、手のひらのくぼみに自然にフィットするように独自のふくらみを持たせている。
無理な力を入れなくてもロッドをしっかり保持できるため、長時間のトーナメントや過酷なフィールドでも手首や腕への疲労が蓄積しにくい。ロッドの重さを感じさせない絶妙なバランス設計こそが、アングラーの集中力を切らさず、最終的に「釣り勝つ」ための最大の武器となる。「世界最高のデザイン」とは、まさに現場の釣り人を救うための機能そのものと言えるだろう。
所有感を満たす卓越したデザイン性はもちろんのこと、プレッシャーのかかるタフな状況や長丁場の釣行でも疲労を感じさせず、確かなアドバンテージをもたらす高い実用性は、一度手にすれば手放せなくなるはずだ。世界が認めた最高峰の機能美と直感的な操作性を、ぜひあなた自身のフィールドで体感してみてほしい。
