フラットサイドミノーとは、側面が平らなミノーを総称して呼んでおり、鏡のように平らな面があることで光を反射しやすくなっているのが特徴だ。 今回は北海道の渓流で使うサイズのフラットサイドミノーを、釣果報告と共に紹介していく。
近年フラットサイドミノーの形状が人気を集めており、これらを扱う企業が増えてきている傾向にある。
フラットサイドミノーとは、側面が平らなミノーを総称して呼んでおり、鏡のように平らな面があることで光を反射しやすくなっているのが特徴だ。
今回は北海道の渓流で使うサイズのフラットサイドミノーを、釣果報告と共に紹介していく。
ぜひ、北海道のビッグトラウト釣果と、おすすめの最新ルアーをあわせてお楽しみください!
目次
- 1 ①【ニジマス × トリコロール舞55S(ジャッカル)】スロー気味の沈下で魚を誘う!
- 2 ③【アメマス × アレキサンドラ50(パームス)】浅場深場問わず使える絶妙なウエイ
- 3 ④【アメマス × シルバーク リークミノー44S(ダイワ)】理想的な泳ぎが堪能できる!
- 4 ⑤【ヤマメ × アイマ イッセン45Sマックス(アムズデザイン)】スレたターゲットをヒットさせやすい!
- 5 ⑥【イトウ × D-インサイト53(スミス)】障害物にピッタリト付くトラウトに有効!
- 6 ⑦【ニジマス × ラクス60S(ティムコ)】多彩な動きを楽しめる!
- 7 ⑧【イトウ × D-コンタクト50(スミス)】短いスライド&ダートアクションが得意!
- 8 ⑨【アメマス × キー・パプース(タックルハウス)】渓流での戦力になる!
- 9 ⑩【ニジマス × D-インサイト53(スミス)】
- 10 ⑪【ニジマス × エデン50H(メジャークラフト)】シチュエーションによって使い分けれる!
- 11 ⑫【エゾイワナ × グレートハンティングGH46 ハンプバック(メガバス)』】ロッドアクションで激しいフラッシングが見れる!
- 12 ⑬【メテオーラ52(ジャクソン)】メリハリの効いたフラッシングでルアーの位置を把握しやすい!
- 13 フラットサイドミノーと北海道のトラウトは相性が良い!
①【ニジマス × トリコロール舞55S(ジャッカル)】スロー気味の沈下で魚を誘う!
直アップにキャストし、流れと同調させなが らトゥイッチで誘うと、ゆっくりと浮上してスローモーションで食った50㎝オーバーのニジマス。まるで水面に浮かんでいる水生昆虫を捕食するようだった。
倒木脇に見えていたアメマス。ポイントの1mほど上流に着底させ、トゥイッチを強く入れてヒラを打った瞬間にヒ ット。ヒラ打ちアクションは捕食スイッチをONにするのに有効だ。
③【アメマス × アレキサンドラ50(パームス)】浅場深場問わず使える絶妙なウエイ
トラウト用フラットサイドミノーの元祖で思い浮かべる人も多いだろう。ピラピラした泳ぎが印象的で、バラシを軽減するための仕様など、工夫が光る。
④【アメマス × シルバーク リークミノー44S(ダイワ)】理想的な泳ぎが堪能できる!
ヒラ打ちアクションを連続させると、フラットな面に水を受け、沈下スピードがゆっくりになる。沢のような小規模河川でも非常に使い やすいのが利点のひとつ。
⑤【ヤマメ × アイマ イッセン45Sマックス(アムズデザイン)】スレたターゲットをヒットさせやすい!
どの河川で試しても、ヤマメの釣果がよいフラットサイドミノ ー。このヤマメはヘビーシンキングミノーとスプーンを追ってきて食わず、フラットサイドに替えるとすぐにヒットした。
⑥【イトウ × D-インサイト53(スミス)】障害物にピッタリト付くトラウトに有効!
川底に横たわる倒木のそばにスプーンを沈めるも無反応。何気なくルアーを交換すると、食ってきたのはイトウだった。これがフラットサイドの威力か、と実感した。
⑦【ニジマス × ラクス60S(ティムコ)】多彩な動きを楽しめる!
最近はヘビーシンキングばかりの渓流ミノーだが、ティムコ『ラクス60S』は通常のシンキングタイプ。かなり軽いロッドアクションでも機敏に動く。倒木からロケットのように飛び出してきたニジマスを射止めた。
⑧【イトウ × D-コンタクト50(スミス)】短いスライド&ダートアクションが得意!
フラットサイドとうたっていないものの、 限りなくフラッ トサイド寄りのミノーといえるだろう。平べったすぎる形状が苦手なら、この辺りから使ってみるとよい。
⑨【アメマス × キー・パプース(タックルハウス)】渓流での戦力になる!
ヘビーシンキングミノーというジャンルができる以前から、「重たいシンキングミノー」として二十数年前から現存するタックルハウス『キー・パプース』もフラットサイド。この日はボサ下に潜んでいたアメマスを引きずり出してくれた。
⑩【ニジマス × D-インサイト53(スミス)】
良型が潜んでいるとは思いづらい、水深の浅いポイントで50㎝オーバーを釣った中村寿弘さん。アップでキャストしての結果。
⑪【ニジマス × エデン50H(メジャークラフト)】シチュエーションによって使い分けれる!
アクションの加え方にもよるだろうが、フラットサイドミノーはフロントフックに掛かることが多い気がする。このニジマスは着底前のフォール中にきた。
⑫【エゾイワナ × グレートハンティングGH46 ハンプバック(メガバス)』】ロッドアクションで激しいフラッシングが見れる!
連続トゥイッチを加え、ミノーがヒラを打ってバランスを崩した瞬間に食ってくると、写真のように丸のみ状態である場合が少なくない『グレートハンティングGH46 ハンプバック』
⑬【メテオーラ52(ジャクソン)】メリハリの効いたフラッシングでルアーの位置を把握しやすい!
同じ色でも光の当たり方により、ここまで明滅がはっきりするのもフラットサイドの特徴だ。魚から見ると、かなりのインパクトがあるはず。
フラットサイドミノーと北海道のトラウトは相性が良い!
北海道の渓流シーンは、ヘビーシンキ ングミノーが売れ筋だが、浅場にも魚はいるので、ただ重たいだけだと深い場所以外の攻略は難しいだろう。
フラットサイドミノーはヘビーシンキングからシンキングと沈下速度はさまざま。 それらを使い分けることで、 釣れるポイントの幅が広がるはず。フラットサイドミノーでロッドワークを駆使し、渓流シーンで活用したい。
北海道の釣り情報誌ノースアングラーズでは北海道の川釣りや海釣り、湖釣りの情報をはじめ、入門者向けの情報も紹介している。
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