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編集部2021年5月31日

屈斜路湖のニジマス実績ストリーマー・マテリアル完全紹介!

ニジマス 北海道 釣りの仕掛け集 タックル NorthAnglers

この記事では屈斜路湖におけるニジマス実績ストリーマーを完全紹介します。


GGマツーカ葛西芳昭(網走市)

私は年間数十日ほど、自宅から車で20~30分の屈斜路湖に通っている。高校生の頃からなので、かれこれ三十数年になるだろうか。釣り方はいろいろ変化してきたが、リトリーブの釣りをすることが多い。手もとにガツンと来るあのアタリは、中毒性があるように思う。

そんなリトリープの釣りにハマるきっかけになったのが、このストリーマーだった。たしか二十数年前に「グレーゴーストみたいな格好いいフライで釣れたらいいなぁ……」なんて思っていた頃、グレーゴーストを簡素化してマツーカタイプにしたGGマツーカをキャップスの望月さんが紹介していた。それを見て「コレは!」と思い、参考にさせてもらった。

初めてこのフライで釣れたのが、春のワカサギ接岸シーズン。沖にフルキャストして、ストップを入れないように両手で高速リトリープをしていたときに、突然ランニングラインが指に食い込んだ。

2Xのティペットが切れそうなショック。そのとき初めて、逃げる小魚を演出できたように思えた。

このフライは引いても止めてもシルエットが変化しにくい。バランスを崩さないので、ロングストロークやノンストップのリトリープが適していると思う。デッドスローから超高速まで、安定した泳ぎをしてくれる。私の場合はライズがあったり、水面に何かしら変化があるような状況で、ヤル気のある魚をねらうことが多い。そのため、沈めずに遠引きすることが多い。

タイイングのコツとしては、ポディーがあまり太くならないようにすること。なおかつ、フラットになるように巻く。あまり太くなると、旱く引いた時にバランスを崩してしまう。また雑に巻くと、ウイングのハックルが綺麗に付かなくなってしまう。

ウイングのコックネックは2枚か4枚を使い分けるが、屈斜路湖のようなクリアーな止水域では2枚、河川やリザーパーでは4枚と変えている、どちらもハックルストークは細めで、テールの長さはポディーの1.5~2倍になるようにしている。

【マテリアルデータ】
●フック・・・TMC200R #4~8
●スレッド・・・ヴィーヴァス 14/0
●タグ・・・ユニフロス・レッド
●ボディー・・・フレンチフラットブレイド・パール
●リブ・・・ヴィーヴァス フレンチティンセル・ゴールド
●ウイング・・・コック・デ・レオン コック ネック
●ハックル・・・シルバーフェザント フェザー
●スロート・・・ポーラーペア、フラッシャブー、サーモウェブ、オレンジ、ピーコックハール
●チーク・・・ジャングルコック

2021/05/31

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