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編集部2024年5月10日

【パックスタイルで楽しむ】家族旅行のスキマ時間で釣りをしました!

月刊つり人ブログ

コンパクトながらも本格仕様で人気のロッド、PACKSTYLE。あなたならこのロッドを使ってどんな場所でどんな魚をねらう? この連載ではPACKSTYLEを使って楽しめる釣行の一握りを紹介! 今回は家族旅行の隙間にライトソルトを楽しんだ

コンパクトながらも本格仕様で人気のロッド、PACKSTYLE。あなたならこのロッドを使ってどんな場所でどんな魚をねらう? この連載ではPACKSTYLEを使って楽しめる釣行の一握りを紹介! 今回は家族旅行の隙間にライトソルトを楽しんだ

写真と文◎大川漁志

 

PROFILE

大川漁志

幼少期より壱岐の大自然の中で育ち、その野生的な感性で荒磯の大型ヒラスズキから港湾のアジまで、さまざまなターゲットをねらう生粋のフィッシャーマン。 現在壱岐でゲストハウスを運営中

 

釣り以外の楽しみも追いかけた

大好きな釣りを好きな時間だけ楽しむ。それは釣り人なら誰もが憧れるドリームタイム。そんな甘~い時間を僕はどれだけ体験してきただろうか。釣りのこと以外は何も考えず好き気ままに魚を求め、釣りイトを垂れる旅(僕の場合はルアーという儚き希望を水辺へ投じる)を経験している釣り人は特に釣りへの下心が多い。

しかし、それも時が経つにつれ僕にも仕事、家族、好きなサーフィンなどの時間も増えた。純粋なアングラーにとってみれば余計な脂肪のようにもみえてしまうが、家族、仕事も大事だから釣りばかりに惚けるわけにはいかない。とはいえ大好きな釣りへの欲望も非常に根深い。こんなことに毎日葛藤する自分も情けないっちゃ情けないのだが大体いつもそんな感じである。

 

釣りも楽しいが、ロングボードとともにメロウな波を探す旅もたまらない

釣りも楽しいが、ロングボードとともにメロウな波を探す旅もたまらない

 

休みの日は一人でのんびり気ままな釣り旅も好きだが、ここ最近は家族で旅をする機会もうんと増えた。贅沢だが、なかなか一人で釣りに没頭できる機会がないことに少し悩んでいた。

ある時、閃いた。観光し“ながら”釣り、おしゃれな海辺のカフェに寄った“ついで”に釣り。この“ながら”“ついで”という隙間時間をねらって釣りを楽しめばいいんじゃないか!?ねらった魚は釣れないかもしれない、その時はすでに潮止まりかもしれない。でもいいじゃないか!ついでの釣りなのだから。この際「ながらフィッシング」とも言っておこう。まるで堤防の隅っこでカサゴでもねらうようなネーミングであるが、家族と一緒の旅行でも釣りを楽しめそうだ。

 

 

どこでも釣りをするなら道具選びが実は大切

ただ、ながらフィッシングを成立させるためには道具が大切になってくる。旅先で釣りをするとなるとひとつ問題となるのが荷物問題である。特にロッドケースなど長い道具は車ならまだしも飛行機、電車など移動でストレスを感じることが多かった

そんな折に出会ったのがパックロッドであるPACK STYLEシリーズである。仕舞寸法が異なるA4とB4があるが、A4サイズともなると誰もバッグに釣りザオが入っているとはわからないほどのコンパクトさと軽さ。驚きである。セミハードのロッドケースもついていて、リーダー、スナップ、ちょっとしたルアーなどもその中へ一緒に仕舞える。リールはさすがに入らないのでバッグなどにしまっておけば、ながらフィッシングスタイルが誰でも可能となる。もはや家族にも気づかれないかもしれない。

 

パックスタイルは驚きの携行性が特徴のロッド。この小ささならどこにでも持ち込める

パックスタイルは驚きの携行性が特徴のロッド。この小ささならどこにでも持ち込める

 

また、海外旅行などの飛行機を利用した旅行でも遠慮なく持ち込んでみてほしい。飛行機に持ち込む際の悩みの種になりがちなロッドだが、バックパックやスーツケースなどに収まってくれるので搭乗の際も格段にスムーズ。ながらフィッシングがどんな旅行先でも楽しめる。大型ロッドケースなども当然いらないので手荷物預けの重量制限も心配無用だ

 

 

隙間時間に楽しむ釣り

2023年の秋に種子島と韓国に家族旅行に行ってきた。もちろん、PACKSTYLEとリール、ルアーをバッグに忍ばせて。

 

今回使ったS66MLと一緒に持ち込んだルアーたち

今回使ったS66MLと一緒に持ち込んだルアーたち

 

種子島といえば、アオリイカやGT、ヒラスズキなど大好きなターゲットが生息する島だ。韓国ではヒラマサやヒラスズキなどが人気ターゲットだが今回はそれもねらわない。なぜなら家族旅行だから。釣りはあくまでサブってことにしておけば気分は楽だ。

旅行のメインイベントはサーフィンやちょっとした観光、美味しいグルメだったので朝から家族を置いて釣りに行くわけにもいかない。しかし、必ず隙間はできるのでそのわずかな時間ができた時に釣りを楽しめば充分。そう、ながらフィッシングはお気楽で自由気ままなスタイルだからこそ楽しいのだ。

どこぞの海岸線を走っているとよさそうなポイントがチラチラと見えて鼓動が高鳴るが口笛を吹いて気分を紛らわす。最初のながらフィッシングはランチタイムの隙間時間だ。近くの漁港でPACK STYLE A4 S66MLを素早く継ぎ、20gのジグと10cm前後のトップウォータープラグを用意。漁港内の流れ込みやワンドなどをジグでねらってみると手のひらより少し大きめのメッキなどがすぐに釣れた。

 

ちょっとした空き時間で楽しめる魚の代表格がメッキ

ちょっとした空き時間で楽しめる魚の代表格がメッキ

 

本当はトップウォータープラグで釣りたかったがこの日は反応が悪くジグのフォールに好反応を示した。メッキは幾度となく釣ってきたが、初めての場所で釣れた魚は経験を重ねていても格別に嬉しいものである。異国の地で釣れた魚に新鮮さと驚きを覚えた。また、サーフィンの波チェックの隙間でもサオをだしてみる。遠浅のサーフにジグを遠投し早巻きするとメッキの嵐である。数やサイズをねらうつもりもないから何かしらが釣れて楽しめたら合格!

 

波チェック中にながらフィッシングでキャッチ

波チェック中にながらフィッシングでキャッチ

 

家族で楽しめるのも「ながら」の魅力

今回使ったS66MLはレングス、パワー帯ともに扱いやすく一本持っておくといろいろな釣りに対応できる、まさに“ながらフィッシング”の申し子のようなロッドだと感じた。ルアーも5~20g前後まで扱えるのでどんなーゲット、どんなルアーでも融通が利きやすい。さまざまな釣りが想定される今回のようなシーンでも汎用性が高く、重宝した。

この時は家族で釣りを楽しもうと娘や妻にも釣りをしてもらった。気楽な釣りなのでルアーにこだわらずともキスやアジなどエサ釣りも楽しむのもいいし、軽くて長さも初心者に使いやすい設計なので家族で数本もって釣旅にいくのもおすすめである。これもパックロッドの気楽さであり魅力だということに改めて気づいた。

娘や妻にもロッドを渡して釣りを楽しんでもらった

娘や妻にもロッドを渡して釣りを楽しんでもらった

 

いい波に乗れ、魚も釣れ、美味しいモノも食べ、帰るころには心地よい満足感と笑顔に満たされていた。家族も今回の旅行には大満足のようす。今後もPACKSTYLEを忍ばせて家族との思い出作りも釣りも両方楽しめる旅をしていきたい。

 

旅行の思い出

 

さまざまな魚が釣れた。写真はイケカツオ

さまざまな魚が釣れた。写真はイケカツオ

 

メッキ

メッキ

 

マルアジ

マルアジ

 

オキエソ。何をねらうわけでもなく釣りをしてさまざまな魚種が釣れると楽しい!

オキエソ。何をねらうわけでもなく釣りをしてさまざまな魚種が釣れると楽しい!

 

 

 

 

※このページは『つり人 2024年5月号』を再編集したものです。

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