今回のテーマは、巻きモノの代表格であるスピナーベイト。 そのなかでも、スピニングタックルで扱いやすいコンパクトスピナーベイトにフォーカスしてみたいと思います。
小さいけれど大活躍!
写真◎編集部 文◎センドウタカシ
今回のテーマは、巻きモノの代表格であるスピナーベイト。
そのなかでも、スピニングタックルで扱いやすいコンパクトスピナーベイトにフォーカスしてみたいと思います。
この記事はBasser2020年11月号に掲載したものを再編集しています。
スピナーベイトはスピナーベイトでも・・・
今回のテーマは、巻きモノの代表格であるスピナーベイト。
そのなかでも、スピニングタックルで扱いやすいコンパクトスピナーベイトにフォーカスしてみたいと思います。
その心は? というと……。
コロナウイルスなどの影響もあり、密でない遊びとして釣りをする方々が増えているなか、「バス釣りをやってみたいんだけど、ルアーは何を投げたらいいんですか?」や、「YOUTUBEなんかでは簡単そうに釣ってるけど、 自分でやってみるとなかなか釣れないんだけど……」という相談を受けることが多くあります。
バス釣りを長くやっている我々からすると、「ダウンショットかセンコーでも投げとけば釣れるよ〜」的に思っちゃったりするんですが、ワームの釣りって、ボトムの出し方だったりイトふけの取り方だったり、意外にテクニカル。
かと言って、昨今の釣り場事情を考えると「テキトーにクランクベイトやバイブレーション投げてりゃ釣れるよ」ってほど甘くもない。
トレブルフックむき出しのルアーの場合、障害物や沈みモノなどの多い釣り場やスポットだと、すぐに根掛かっちゃって、初心者的にはまあまあキツイ。
コンパクトなら扱いやすくてよく釣れる!
そんなときに輝いてくるのが、スピナーベイトの存在なのですよ。スピナーベイトなら、投げて巻くだけで広範囲を探れるし、障害物周りで使っても根掛かりが少ない。
ワームのようにピンスポット撃ちもできるし、フォールの最中に食ってきたりすることも多い。
しかも、ワームなどと違って、ルアーの動きも手もとに伝わってくるので、気持ち的にも集中しやすい。
だけど、我々が普段使っているようなフルサイズのスピナーベイトは、基本的にベイトタックルでの使用が前提。
もちろん、初心者の方がベイトタックルからバスフィッシングを始めるのもアリだと思います。ただ、いくらタックルが進化して安価なベイトリールでもトラブルは少なくなったとは言え、やはりとっつきやすさではスピニングタックルが上。 現実問題、スピニングタックルから釣りを始めるという初心者の方も多いんじゃないでしょうか。
そこで今回ご紹介したいのが、スピニングタックルでも扱いやすいコンパクトスピナーベイト。 実際、自分も初心者のころは、スピニングタックル&コンパクトスピナーベイト(指定銘柄はボーマー・ミニワッカーでした!)を投げまくって、バスフィッシングの腕を磨きました。
ちなみに、個人的にオススメのタックルは、6〜7フィートくらいでMLクラスのロッドに、2500番台ノーマルギヤのリール。
パワーフィネス専用みたいなロッドよりは、若干ライト寄りで汎用性の高いロッドのほうが何かと扱いやすいと思います。 で、ラインはPE0.6〜0.8号+12Lbのフロロリーダー。8Lbくらいのナイロンやフロロ直結でもいいんですが、それだとイト癖などの問題も起こりやすいし、PEであればリーダーの太さを変えてほかのルアーにも併用出来たりするので、個人的にはPEを推奨いたします。
という感じで、この記事を読んでいる人のなかに初心者の方がどれくらいいらっしゃるかはわかりませんが、経験者の方も、これから初心者に釣りを教えるという機会が出てくるかと思います。
そんなときは、扱いやすくてよく釣れるコンパクトスピナーベイトを是非すすめてみてください!
後編はセンドウさんオススメのコンパクトスピナーベイトを紹介します!
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