9月28日は川崎の船宿「つり幸」でLTアジの取材(10月25日発売の月刊つり人12月号に掲載予定)でした。竿頭は30尾!どうやって差をつけているかのか話を聞くと、キーポイントはアオイソメの長さでした。つり幸では付けエサにアオイソメを使いますが、ハリからの垂らしを2~3cmと普段よりもかなり長めにすると反応がよく、連続ヒットも多々。
アオイソメの長さが釣果に影響!@川崎・つり幸(2020年9月28日)
レポート◎ナガシマ(月刊つり人編集部)
9月28日は川崎の船宿「つり幸」でLTアジの取材(10月25日発売の月刊つり人12月号に掲載予定)でした。今回は午前便に乗船。
PE1号前後に40号のビシとテンビン、1.5~2.0mで2、3本バリの吹き流し仕掛けを使うライトタックルで水深15m程度の場所を釣っていきます。指示ダナは底から1.5mでした。
朝は渋かったようで正確なタナ合わせが要求されますが、タナをしっかり合わせていくと釣れます。今日はたった50cmの違いでもアタリの数に大きな差が出ていました。
ほとんどの釣り人が10尾までの釣果のなか、竿頭は30尾!どうやって差をつけているかのか話を聞くと、キーポイントはアオイソメの長さでした。つり幸では付けエサにアオイソメを使いますが、ハリからの垂らしを2~3cmと普段よりもかなり長めにすると反応がよく、連続ヒットも多々あったそうです。不思議でしたが、釣り開始時から5~7cmのカタクチイワシが時折ハリにかかっていたことを思い出しました。実は良型アジはコマセに寄って来たイワシをエサにしていて、垂らしの長いアオイソメが小さいイワシのように見えたのかもしれません。ジギングのようなテンポで誘い、アジをキャッチしている釣り人も。攻撃的なビシ釣りなので近々この釣り方も取材したいです。
実は今回の取材は今日だけでは完結しません。イタリア料理店の経営者でもあり無類の釣り好きである最上さんも取材に同行していただき、釣れた魚をおいしく食べるための締め方を伝授していただきました。締め方の違いは2日後あたりに大きく反映されてくるようで……。次の取材では締め方による違いを確認し、アジを使った一品を作っていただきます。
皆さんはこの2尾の違いがわかりますか?