Basser Allstar Classic 2022初日の釣果速報です。
巻きの展開でオールスター初優勝をつかむ!
Basser Allstar Classic 2022が終了いたしました。2日間、快晴に恵まれた天候のなか、25人の選手が火花を散らしました。
初日、暫定1位で折り返したのは利根川で巻き物の釣りを展開した清水盛三選手。粒ぞろいの3尾でリミットメイクを果たし、3915ℊという圧倒的と言っていいスコアで2日目を迎えました。
清水選手を追うのは利根川・霞ヶ浦水系のトーナメント団体・BMCの雄、千葉恒太選手。3位に沢村幸弘選手、4位に今江克隆選手。5位からは早野剛史選手が追い上げる展開。
快晴・無風で始まった2日目の朝、戦いの火ぶたを切ったのは清水選手。フラットフォースで550ℊのナイスフィッシュをキャッチ。
ここから始まった朝の時合で多くの選手がバイトを得ています。今江選手がジャバロンのノーシンカーリグでねらい通りの魚をキャッチしたほか、三原選手、青木選手、梶原選手、江尻選手ら若手選手もベテラン勢に負けじと待望のバスをキャッチ、スコアを伸ばします。
しかし追撃を許さない清水選手もここで760ℊのバスをキャッチし、さらに勢いに乗ります。
試合が動いたのは9:21、初日5位に着けていた早野選手が10時過ぎまでに1100g、730ℊ、730ℊと3連発。猛追。続けて、萩原選手、赤羽選手、沖田選手、小森選手がバスをキャッチしたところでウエイトの公表がストップするブラインドタイムに突入。すべてが明らかになるのは帰着後のステージショー。
勝負の行方は清水選手がもう1尾をキャッチして逃げ切るか、早野選手が1500ℊ以上の魚で入れ替えできるかで決まる展開となりました。中継を映し出す会場の大型ビジョンには多くの観客が釘付けに。オールスターの理念を体現する観戦スポーツとしてのバストーナメントの姿がそこにありました。
競技時間も残りわずかとなったころ、清水選手に勝負を決める1尾がヒット! しかし、なんということか、この魚もランディング直前にフックアウト。スタジオ解説の秦拓馬さん、鬼形毅さんも言葉を失います。
ついに始まったステージショー。プレスアングラーが撮影した全選手のヒット映像とともに、非公開となっていた10:30以降のスコアを含めた最終成績が発表されます。
5位は初日に1960ℊのビッグフィッシュをキャッチしていた橋本卓哉選手。2日目も2尾をキャッチし、2日間合計3320ℊをマーク。
4位でフィニッシュしたのは、朝に落水というアクシデントに見舞われながらも全く心を折られずに釣り続けた沢村選手。12時過ぎに執念でナイスフィッシュをキャッチし、トータルスコアは3350ℊに。
3位は16位から見事な追い上げを見せた江尻悠真選手。スピナーベイトでキャッチした1990ℊがキッカーとなりました。この魚で今大会のビッグフィッシュ賞も獲得。
ステージショーのラストは暫定1位&2位の清水選手と早野選手が同時に登壇。ラストのバラシもあって悔しさが滲む清水選手。大型ビジョンに表示されたスコアは
清水選手:5225g
早野選手:4660g
2日間、自分の釣りを貫いて秋のバスをキャッチした清水選手が悲願の初優勝を果たしました。
惜しくもスコアが伸びず2位でフィニッシュとなった早野選手も3連発で素晴らしい追い上げで見どころを作りました。
詳報は11/26発売のBasser1月号やつり人オンラインで発信していきます。
2日間たくさんのご声援をありがとうございました。
Basser Allstar Classic2022 最終順位