バスの口に最初に触れる部分にもっと気を遣えば、低水温期に価値ある1尾を手にする可能性が上がる。ルアーアクションを変化させるものから、フッキング確率を上げる方法まで、フックにまつわる7つの試みを紹介する。
7人のプロがフックにまつわる効果的なチューンを公開!
この記事は『Basser』2022年3月号チューン特集号に掲載したものを再編集しています。Basserのバックナンバーは定期購読をお申し込みいただくとデジタル版バックナンバーが4年分以上読み放題! 詳しくはこちらをどうぞ!バスの口に最初に触れる部分にもっと気を遣えば、低水温期に価値ある1尾を手にする可能性が上がる。ルアーアクションを変化させるものから、フッキング確率を上げる方法まで、フックにまつわる7つの試みを紹介する。
この記事の内容
赤松 健(あかまつ・けん)
1985年滋賀県生まれ。メインフィールドは琵琶湖、五三川。2018年に一誠に入社し、同社のルアー開発などを手掛ける。
低水温期のショートバイトを搦めとる!
G.C.ザリバイブ67(一誠)
フックはリューギのピアストレブルダガー# 6 に付け替えている。「細軸、ロングシャンクのフックだと、絡みつくようなショートバイトもしっかり貫通してくれます」
「とくに低水温期、1日1回あるかないかのバイトをものにするために有効なのが、スプリットリングの2連結チューン。ボディーとフックポイントの距離をできるだけ離して、バスの口に少しでも引っかかる確率を上げるためにやっています」
連結するスプリットリングは吊るしの状態でついているものと、同じサイズのものを使用。フックがイトに絡むなどのトラブルはないのだろうか?「思ったよりないですね。アクションへの影響も懸念しましたが、これもノーマルとそこまで変わらないと感じています」
まだ試している段階だというが、スプリットリングの連結は2 個がもっともちょうどよいのでは、とのこと。「これ以上連結するとイトとの絡みなど、トラブルが多くなってくると思います。もっとも、それだったらフックサイズを上げるほうが手っ取り早いですね」