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つり人編集部2025年7月31日

テンカラ釣りの毛バリ自作方法【材料や巻き方を画像で詳細に解説】

シンプルな道具と釣り方で渓流魚を狙うテンカラ釣り。毛バリは市販品もあるが、自作の毛バリで釣れば喜びもひとしおだ。今回はテンカラでメインで使われる逆さ毛バリの巻き方を詳細に解説する。

シンプルな道具と釣り方で渓流魚を狙うテンカラ釣り。毛バリは市販品もあるが、自作の毛バリで釣れば喜びもひとしおだ。今回はテンカラでメインで使われる逆さ毛バリの巻き方を詳細に解説する。

解説◎瀬畑雄三
まとめ◎編集部

テンカラタイイングに必要な材料

テンカラの大ベテラン、瀬畑雄三さんが愛用する毛バリ。材料は

1.ストッキング
2.ピーコックソード(クジャクの羽根)
3.オーストリッチ(クジャクの羽根がない時の代用)
4.自己融着テープ(ホームセンターで購入できる)
5.キジの羽根
6.環付きのテンカラ用バリまたはフライフックの#12サイズ

毛バリの材料
毛バリの材料

バイスなしでも巻ける!逆さ毛バリタイイングの手順

1.自己融着テープを3mm程度の幅でカットする
1.自己融着テープを3mm程度の幅でカットする。
2.切り出したテープを適度に伸ばす
2.切り出したテープを適度に伸ばす。
3.アイ(環)の近くに伸ばしたテープの端を巻き付ける
3.アイ(環)の近くに伸ばしたテープの端を巻き付ける。
4.ハリのフトコロに向かって隙間ができないように巻いていく。
4.ハリのフトコロに向かって隙間ができないように巻いていく。
5.フトコロの手前まで来たら折り返して巻く。
5.フトコロの手前まで来たら折り返して巻く。
6.アイまで巻いたらハサミでカット。太さはこれくらいが目安で接着剤は必要ない。
6.アイまで巻いたらハサミでカット。太さはこれくらいが目安で接着剤は必要ない。
7.ストッキングの端をほぐして繊維を取り出す(これが糸になる)
7.ストッキングの端をほぐして繊維を取り出す(これが糸になる)
8.糸をアイ側に巻き付ける。
8.糸をアイ側に巻き付ける。
9.糸を巻き付ける際は最初に指を使ってハーフヒッチを数回行ない固定しておくとよい。
9.糸を巻き付ける際は最初に指を使ってハーフヒッチを数回行ない固定しておくとよい。
10.キジの羽根を下側の余分をむしり取ってこのような形に整える。
10.キジの羽根を下側の余分をむしり取ってこのような形に整える。
11.キジの羽根を写真のような形でハリに糸で巻き留める。
11.キジの羽根を写真のような形でハリに糸で巻き留める。
12.アイ側からフトコロ側に向かって羽根を巻き付ける。
12.アイ側からフトコロ側に向かって羽根を巻き付ける。
13.最後は羽根の軸部分だけを1回転させる。
13.最後は羽根の軸部分だけを1回転させる。
>14.ハリを持ち直し、巻き付けた羽根がほどけないように糸で固定する。
14.ハリを持ち直し、巻き付けた羽根がほどけないように糸で固定する。
15.羽根の軸の余りをカットする。
15.羽根の軸の余りをカットする。
16.羽根の根元に糸を掛けて写真のようにまとめる。この段階で一度ハーフヒッチしておく。
16.羽根の根元に糸を掛けて写真のようにまとめる。この段階で一度ハーフヒッチしておく。
17.飾りに使うピーコックソードは1本を使用。
17.飾りに使うピーコックソードは1本を使用。
18.羽根の根元にピーコックソードを留める。
18.羽根の根元にピーコックソードを留める。
19.数mmの幅で前後に一往復させ、最後はアイ寄りの場所で数度ハーフヒッチをして余りの糸をカットすれば完成!
19.数mmの幅で前後に一往復させ、最後はアイ寄りの場所で数度ハーフヒッチをして余りの糸をカットすれば完成!
【テンカラ釣り入門】毛バリは3秒流せばOK!最初の1匹を釣るための、名手の仕掛けと釣り方

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渓流釣り/テンカラ釣りデビューのための準備と実践 実践編 ポイント選びとアワセのコツ

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※このページは『つり人 2021年5月号』を情報更新・再編集したものです。

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