地元のシーバス事情に精通しているショップスタッフがロコなベイトパターンを紹介します。夏のシーバス必釣にお役立てください!茨城県/涸沼編です。
ハマれば爆釣!!釣れる夏のマッチ・ザ・ベイトパターン
解説◎森戸正義
こちらの記事は『SEABASS Life NO.13 夏号』に掲載したものをオンライン版として公開しています。
地元のシーバス事情に精通しているショップスタッフがロコなベイトパターンを紹介します。夏のシーバス必釣にお役立てください!茨城県/涸沼編です。
森戸正義(キャスティング水戸店)
ルアー担当としてルアーフィッシング全般をこなす。タックル選びやルアーチョイスに関しても、アドバイスいたします!
『SEABASS Life NO.13 夏号』絶賛発売中!特集タイトルは『マッチザベイトの新常識』。シーバスが捕食するエサに合わせてアプローチを組み立てるマッチ・ザ・ベイト。言葉では分かっていても、どこをどのように合わせるのか、何を似せることが重要なのか? すべてのアングラーが知りたいこの釣りの新常識を深掘しています
夏の涸沼のベイトパターン
夏の前半はハク/イナッコ/稚アユのマイクロベイトパターン。後半はボラパターンが有効
涸沼の夏のパターンは、大きく分けて2種類。ひとつは春先から夏にかけての遡上ベイトとなるハク、イナッコ、稚アユといったマイクロベイトのパターン。そしてもうひとつが夏からのボラパターンで、こちらは夏後半~秋のカビボラ(ボラの体表にカビが生える)パターンへと続く水面&水面直下のパターンだ。シーズン初期の前者のパターンでは状況によって、ベイトのレンジが変わるため、表層からボトムまで探れるルアーチョイスが大事になる。後者のボラパターンでは水面を漂う弱ったボラを意識して食い上げてくる大型のシーバスをねらう釣り。そのためトップ~水面直下30cmを攻めるエキサイティングな釣りが楽しめる!
おすすめルアー
マイクロベイトパターンにおすすめのルアー
●ローリングベイト77(タックルハウス)
ただ巻き~高速巻き~ストップ&ゴーもこなす!
涸沼攻略の定番モデル。スローなただ巻き、高速巻き、そしてストップ&ゴーなど多彩な使用法で遡上系マイクロベイトのパターンにマッチさせる。独特なローリングアクションが特徴で飛距離も出せるロングセラー。ビギナーも上級者も必携!
●モアザン ミニエント57S(ダイワ)
ロッドアクションで多彩な動きを演出できる
ただ巻きでベイトに同調させるもよし、魅惑の3Dダートアクションでベイトボールを散らして目立たせるもよし。スローリトリーブでボトムや中層にいるシーバスに対してナチュラルに誘える。またリフト&フォールも有効。ひと口サイズなのも◎
ボラパターンにおすすめのルアー
●モアザン クロスウェイク111F-SSR(ダイワ)
超デッドスローが得意! 魅惑の引き波で誘う
引き波系アクションの傑作。超デッドスローで引き波を立て、弱ったボラを演出。断続的にボイルが確認できる状況でも実は水面とその一枚下の直下では反応が異なるためレンジの微調整がキモ。ウエイトシールを貼ってレンジを変える裏技も有効。
●ZBLフェイキードッグ(ジップベイツ)
追われたボラを模すパニックアクションでバイトを誘発
ドッグウォークで表層のボラパターン攻略。ボラが追われているようなパニックアクションが秀逸。左右へのドッグウォークとスプラッシュで捕食スイッチを入れ、バイトを誘発させるのがキモ。クロスウェイクとともに朝夕のマズメに活躍する。
●バックウォッシュビヨンド110S /SP(リード)
レンジキープに優れたミッドダイバー
レンジキープ力に優れたミッドダイバー。流れの中でもルアーが飛び出さずに足元まできっちりトレース可能。シンキングのほかにサスペンドモデルもあるので、レンジや流速などによって使い分けることが可能。主に日の出前や日没後のナイトゲームで使用するモデル
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