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編集部2022年7月11日

釣って、地域通貨に交換できる「ツッテ西伊豆」の休日 その1(全3回)

全国おすすめ釣り場 静岡

静岡県の西伊豆町で体験できるのが、仲間や家族と楽しく釣りができて、釣れた魚は地元の地域通貨に交換することが可能、さまざまなお店での支払いに利用できるというユニークなプランだ。

釣った魚を地域通貨に交換できる街がある

レポート◎編集部

 静岡県の西伊豆町で体験できるのが、仲間や家族と楽しく釣りができて、釣れた魚は地元の地域通貨に交換することが可能、さまざまなお店での支払いに利用できるというユニークなプランだ。

この記事は月刊『つり人』2022年8月号に掲載したものを再編集しています


今回の「ツッテ西伊豆」体験スケジュール

05:30 提携釣船店に集合

06:00 出船

06:00 ~ 10:00 船でイサキ&レンコダイ釣り

10:30 帰港・片付け・参加証明書にサイン

11:00 ランチ分の魚をお店へ預ける

11:15 はんばた市場で買い取り体験・沢田公園散策

12:00 料理してもらった魚でランチ

13:30 好きな立ち寄り処によって帰路へ

※釣り船は事前に予約しておく

※釣った魚の持ち込み・料理も事前に要相談

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手ぶらでも大丈夫。まずは釣り船を予約

「ツッテ西伊豆」とは、地元で魚釣りをしてもらいながら、釣り体験以外にもさまざまな楽しみを結びつけることで、利用者も地元も一緒に元気になろうという取り組み。現在は提携釣船店でのみ体験できる。

今回紹介する、船のファミリーフィッシングの場合、希望者は提携の釣船店にまず釣りの申し込みをする。道具はレンタルタックルで、夏休みの自由研究にもぴったり。釣り方はスタッフが教えてくれるので、家族の誰か(もしくは全員)や仲間に入門者がいても心配ない。季節に合わせておすすめの釣りを案内してくれる。

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オキアミをエサにするコマセ釣り。初めに釣り方のレクチャーをしてくれる

 

釣りを終えたら、釣った魚を近くの産直店「はんばた市場」に持っていくと、〝サンセットコイン〟という地元の地域通貨で買い取ってもらえる。もちろん、自宅分や料理店に持ち込みたい分は自由に持ち帰れる。

仮に買い取りに出した魚に1000円の値が付いたとして、同意すれば、「1000ユーヒ(〝ユーヒ〟は西伊豆名物の夕陽にちなんだサンセットコインの単位)」がチャージされる。サンセットコインはスマホにアプリをダウンロードして管理できるほか、子どもでも使いやすい専用のカードを発行してもらうこともできる。

1000ユーヒは地元の提携店なら、そのまま1000円相当の支払いに使える。現金と合わせた利用もできるので便利。飲食店や温泉施設など町内の提携店は100以上。「自分の釣った魚は何ユーヒになるのかな?」という、ちょっとしたワクワク感も楽しめる。

持ち物アドバイス

●船酔い予防のため事前に酔い止めを服用

●ハサミ、手拭きタオル、プライヤー(ハリ外し)、フィッシュグリップは用意

●足もとに海水を流すので、濡れてもよい靴や脱げにくいタイプのサンダルがおすすめ

●飲み物、日焼け止め、帽子、サングラス(あれば)も忘れずに

●一時的なクーラーは船でも借りられる(要返却)が、自宅に魚を持ち帰る分は用意

 

 


 

 

 

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