全国おすすめ釣り場ガイド。埼玉県・神川町、群馬県・藤岡市の「神流湖のワカサギ釣り 」をご紹介します。
「メガサギ」をねらう冬のボートワカサギ
解説◎丸山 剛
この記事は月刊つり人2020年3月号の記事を再編集しています
全国おすすめ釣り場ガイド。埼玉県・神川町、群馬県・藤岡市の「神流湖のワカサギ釣り」をご紹介します。
丸山 剛
昭和37年生まれ。海なし県に育ち、小学生の頃から埼玉県・入間川で釣りにハマる。中学生の頃には秩父の渓流へ通う。現在はフィールドフォトグラファーとして活躍中
メガ級のワカサギ湖
15.3cmを筆頭に15cmクラスのワカサギが多く釣れるのが神流湖
例年、15cmのメガ級のワカサギが釣れる神流湖。「この時期の神流湖は、いつもなら水深20〜30mのピンポイントで釣れるワカサギが、今シーズンは浅場で広範囲で釣れているんです。しかもアベレージサイズが13〜14cmで、大きいものになると15〜16cmのメガ級も釣れますよ」とビッグな情報を提供してくれたのは、群馬県高崎市にお店を構える「つりピット」の店主、松田克久さん。神流湖はレンタルボートでワカサギ釣りをするのが主流。今回、松田さんは埼玉県側にある神泉(山水)ボート店でボートをレンタルして湖に出艇。
ポイントはワンドの奥の水深5m前後。水が濁っているので、ワカサギは水深1〜4mの中層にいる
釣り方
ワカサギの食いが立つのは夜明けから昼前までで、それまでにいかに手返しよく釣るかがカギになる。釣れたサオのタナにもう一方の仕掛けも合わせて釣り続け、当たらなくなったら、再びタナを変えて釣る。誘いは、あまり穂先を揺らさず、ボートの揺れや微振動程度で穂先を動かして止める。
仕掛けが長いので、絡ませないように注意して取り込む
アタリは明確に出るので、すかさずアワセを入れる。仕掛けが長いので取り込みには注意が必要。この日、最大15.3cmのメガ級ワカサギを筆頭に66尾のワカサギが釣れた。シーズンは2月いっぱいまで、食べて美味しい神流湖のメガ級ワカサギに挑戦してみてはいかがだろうか?
イチオシギア
つりピットオリジナル仕掛け 神流湖バージョン
ハリの号数が2.5号や3号で、ハリ間が25cmもある8本、9本仕掛けを置いてある店舗はほとんどない。神流湖のお客さんをターゲットに入れているつりピットならではの仕掛け。仕掛け全長は2.2m
つりピット
住所=群馬県高崎市江木町1499-1
営業時間=平日10時半〜20時、休日10〜19時(月曜日、第3火曜日定休)
連絡先=☎027・384・3390
交通●関越自動車道・本庄児玉IC を降りて県道131 号、R462 で神流湖へ
問合先● 神泉(山水)ボート( ☎ 090・5536・9982)、日券1000 円
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