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編集部2022年5月9日

神奈川県/柳島海岸のヒラメを釣って食べる!釣る編

ヒラメ 全国おすすめ釣り場 神奈川

冬の終わりから春の始まりにかけては海の中が大きく変わろうとするタイミング。 産卵のため捕食のため岸寄りに集まるターゲットの数と種類が増える。 そしてこれから初夏にかけてますます身が美味しくなる魚もいる。 適度なキープで海の恵みを美味しくいただきます!

食いしん坊ルアーマンが実釣!実食!

レポート◎亀田 智浩
こちらの記事は月刊『つり人』2021年6月号に掲載したものをオンライン版として公開しています。

冬の終わりから春の始まりにかけては海の中が大きく変わろうとするタイミング。 産卵のため捕食のため岸寄りに集まるターゲットの数と種類が増える。 そしてこれから初夏にかけてますます身が美味しくなる魚もいる。 適度なキープで海の恵みを美味しくいただきます!

レポート◎亀田 智浩(かめだ・ともひろ)
神奈川県在住、36 歳。江戸前サーフ所属。キス釣りトーナメントで活躍すると同時に大もの投げ釣り、ルアー釣りなども得意なオカッパリ専門のマルチアングラー

 

イワシの接岸がチャンスのサイン

 ヒラメは言わずと知れた高級魚。サーフからのルアーフィッシングでは、その高級魚を手軽にねらうことができる。ヒラメは初夏が産卵期なので、その前後が岸から釣りやすいシーズンで、特に産卵前の低水温期の魚は寒ビラメとも言われ非常に美味なことで知られる。

tsurishinbouD (2)-2今回釣りをしたのは柳島海岸の右端にある相模川河口に面した砂州。ヒラメをサーフからねらう場合は、周りより深い場所や離岸流を重点的にキャストする。わからない場合は数投ごとに少し歩いて場所を変えていく。変化のある場所であっても粘るよりはこまめにキャストポジションを変えたほうがチャンスは増える

 釣りに行ったのは4月の上旬。湘南地区にイワシ接岸の情報が入り、ヒラメもイワシを追って浅場に近寄ってきている可能性が考えられたため、相模川河口左岸の柳島海岸で午前4時頃からスタート。朝マヅメはベイトが波打ち際に寄ることが多く、一日の中で一番ヒラメが釣れる可能性が高い。

tsurishinbouD (1)-2岸からのヒラメ釣りは接岸しているかどうかがカギになる。そんな難敵のヒラメをねらいどおりキャッチできると本当に嬉しい

 

ベイトが多い柳島海岸エリア

 この柳島海岸は比較的遠浅であるが、すぐ隣が相模川の河口であるため地形が変化に富み、ベイトも多いという特徴がある。

tsurishinbouD_tackle-2

 まだ暗い時間帯は、シンキングペンシルを遠投してゆっくりと巻いて広範囲を探るが、何も反応がないままだんだんと東の空が明るくなってきて、いよいよ朝マヅメの時間に。ルアーをアピール力の高い12㎝のフローティングミノーにチェンジし、キャストを繰り返す。いかにも釣れそうな雰囲気が漂うが、ヒラメからの反応はない……。

tsurishinbouD (5)-1シンキングペンシル→フローティングミノーとローテーションして、やはり飛距離が必要だと感じて投じたのが熱砂メタルドライブ(シマノ)

 時間だけが過ぎていき、今度はワームのフィネスなアクションとメタルのフラッシングというダブルアピールに加えて遠投も可能な熱砂メタルドライブをセットし、こまめに立ち位置を変えながらキャストを繰り返した。

 陽も徐々に高くなってきて、諦めかけたその時、沖めでガツンと強烈バイトがあり待望のヒット! 独特の重い引きからヒラメと確信し、どんどん引き寄せる。そして、寄せる波のタイミングで無事にランディングに成功! サイズも50cmくらいはある立派なヒラメだ。興奮しながら写真撮影をしたのち、エラにナイフを入れて血抜きし、この日は満足して納竿した。

tsurishinbouD (6)メタル系ならではの飛距離と強アピール。さらにソフトベイトならではの繊細な誘いを融合した誘いが効いた

 

tsurishinbouD (3)-2

tsurishinbouD (4)-2柳島海岸の大半はご覧のような石積みになっており、サーフは右端の河口側のみ。左端はほとんど足場もないためおすすめしない

 

 

柳島海岸

場所:神奈川県茅ケ崎市相模川河口左岸

交通:新湘南バイパス・茅ヶ崎海岸IC を出てR134 を左折してすぐの柳島しおさい公園に駐車場がある。公園の正面が柳島海岸

問合先:上州屋茅ヶ崎店(☎ 0467・83・1257)

 

次回の記事はコチラ ▶▶▶ 神奈川県/柳島海岸のヒラメを釣って食べる!食べる編

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