編集部2020年1月28日

2020B.A.S.S.エリートシリーズ/伊藤巧選手が最も使うロッドとは!?

Basser バス釣り

伊藤巧選手が最も使うロッドとは!?アメリカ人と勝負するための”違い”を作れるロッドについて。

アメリカ人と勝負するための”違い”を作れるロッドとは

  サイト・ビー=まとめ

      いよいよB.A.S.S.エリートシリーズが開幕します。
開幕戦は2月6日(木)~9日(日)。フロリダ州セントジョンズリバーが舞台です。
日本人選手として参戦するのは宮崎友輔さんと伊藤巧さん。
伊藤さんは今シーズンがルーキーイヤーとなります。
(日程や試合展開予想などの詳細は発売中のBasser3月号にくわしくまとめられています)


1
2019年、B.A.S.S.オープンに初参戦し、いきなり年間TOP5入りを果たしてエリート昇格を達成した伊藤さん。
試合のため渡米する直前のタイミング(釣りフェスタ会場)で、とある質問をぶつけました。
「今年、アメリカで一番使うロッドはどのモデルだと思いますか」
ふと気になって聞いたことで、正直、歯切れのよい回答は返ってこないと思っていました。
なぜなら全9戦の会場のほとんどは伊藤さんにとって未知のフィールドですし、試合時の季節感も今の時点では明確に予想することはできません。

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しかし!
伊藤さんは力強い声で即答してくれました。
「(ロードランナー)ストラクチャーNXSのSTN6100H-Stです。間違いなくこれだと思う」と。

2
STN6100H-Stは6ft10in、ヘビーパワーでソリッドティップを採用したモデルです。
サブネームは「センシティブ・カバー・ワーミング」。
当初は「日本のカバーで小さなアタリをとって掛けるイメージ」で作られたそうです。
しかし、2019年にアメリカで一年戦った伊藤さんはあることを感じました。
それは、アメリカでも試合2日目、3日目となるとかなりのプレッシャーがかかるということ。「日本のフィールドと一緒だと感じる部分がかなりありました」と伊藤さん。
そのうえで、伊藤さんはエリート初年度の戦い方の大枠を決めたそうです。

3
「ゴリゴリのカバーゲームやパワーフィッシングでアメリカ人と真っ向勝負しても勝てません。体力も経験も違いますから。僕はとにかく『丁寧に』戦って勝ちます。たとえばカバーやオダを探る場合、できるだけソフトベイトをカバーやオダから離さない操作で1尾を絞り出していく。アメリカ人選手との『違い』をその部分で出したいです」

STN6100H-Stは軟らかすぎないショートソリッドティップを採用していて、7~8.8gのチェリーリグをもたれることなく操作でき、なおかつ微妙なスタックを弾くことなく、オダなどを舐めることができます。
オダやカバーからソフトベイトを離さない操作が極めて行ないやすい1本だと伊藤さん。
バイト時にはティップがスッと素直に入ってバイトをショートバイトで終わらせません。

そして伊藤さんがこのロッドに合わせたいリグも明確に決まっていました。
ソフトベイトはエスケープツイン、リグは7gと8.8gのチェリーリグです。

「あらゆる面でほかの選手との『違い』を出していきたい。だからリグはチェリーです。アメリカ人はあまり使っていないから」

この原稿を書いている時点で、開幕戦まであと10日を切りました。
若きロードランナーがエリート初年度をどう駆け抜けるのか見守りたいと思います。

4a 2019年のシーズンオフを日本で過ごしていた伊藤さんは師匠の田辺哲男さんとたびたび釣りに行っていました。これは伊藤さんが田辺さんに「パワーフィッシングを教えてほしい」とお願いした結果

title 写真は豊英湖でスローロールを特訓中のひとコマ。この写真を撮った前後、田辺さんは自分はあまり釣りをせず伊藤さんにスローロールの極意をゆっくりと伝えていました。弟子が抜きあげるナイスフィッシュの水しぶきを浴びて嬉しそうな表情が印象に残っています

4b こうしてパワーフィッシングの練習も抜かりなく行なっている伊藤さんですが、アメリカ人と渡り合うための現時点での一番の武器は「丁寧な釣り」だと考えているようです

◆関連記事
2019年B.A.S.S.セントラルオープン 第4戦結果と最終年間順位
伊藤巧のB.A.S.S.挑戦記:第6回 不眠からのエリート昇格! 最終戦の試合展開詳報

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Basser2020年3月号 basser_hyo1_339
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2020/1/28

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