スーパーリミットを持ってきたのが若干23歳の新生・河野正彦選手。持ち込まれたバスのなかには65cm、4kg越えのモンスターも交じっていました。
2023年JBTOP50開幕戦・七色貯水池初日結果
金澤一嘉=写真、編集部=まとめ
いよいよ開幕した国内最高峰のトーナメントトレイル・JBTOP50。今年の初戦は奈良県の七色貯水池。同県の池原貯水池と並ぶビッグバスレイクとして知られ、2019年の同時期に開催された試合では、三原直之選手が単日の7kg越えを含む3日間16kgオーバーで優勝しています。
今年もシャローに差したスポ―ニング絡みのビッグママがウエイインされれば7kg台のビッグウエイトが飛び出す可能性は十分に考えられましたが、それを遥かに越すスーパーリミットを持ってきたのが若干23歳の新生・河野正彦選手。持ち込まれたバスのなかには65cm、4kg越えのモンスターも交じっていました。公式には発表されていませんが、恐らくJB史上、琵琶湖を除いては5尾リミットでの単日レコードウエイトである可能性も高いです。
河野選手は生野銀山湖をホームとし、ヒューマンフィッシングカレッジの大阪校出身で、同じチーム・イマカツの三原直之さんの後輩にあたります。その実力は、あの藤田京弥さんがかつて「河野君はかなりうまい。必ず活躍すると思います」と評したほど。
現地の取材班は2日目以降河野さんへの同船取材を依頼。小型ボートでの試合、船足のことを考えると記者を乗せることは大きなハンデにもなりかねませんが、「パターンの内容を試合後まで口外しないこと」を条件に同船を受け入れてくれた模様です。
試合のすべてはBasserにて徹底詳報予定。お楽しみに!