オクラホマ州グランドレイクにて、B.A.S.S.バスマスタークラシックが開幕しました。日本からは藤田京弥選手、伊藤巧選手、木村建太選手が出場しています。
初日を終えて暫定首位はアラバマ州出身の33歳、ジャスティン・ハムナー!
編集部=まとめ
2024年3月22日、オクラホマ州グランドレイクにて、B.A.S.S.バスマスタークラシックが開幕しました。日本からは藤田京弥選手、伊藤巧選手、木村建太選手が出場しています。
バスマスタークラシックとは、米国で最も歴史のあるバストーナメント団体「B.A.S.S.」が主催する年に1度の特別なトーナメント。B.A.S.S.のトップカテゴリーであるエリートシリーズの年間上位選手や、オープン、カレッジシリーズなど各ディヴィジョンで輝かしい結果を残した選手だけが出場できる、いわばオールスターのような大会がバスマスタークラシックなのです。
この大会で優勝することはアメリカのトーナメントアングラーにとって最大の栄誉であり、それをプロキャリアの目標にしている選手も多く存在します(2004年には現在MLFに所属する大森貴洋選手がこの大会を勝利)。
グランドレイクが位置するのはオクラホマ州北東、ネオショーリバーをせき止めて造られたハイランドリザーバーで、ラージ、スモール、スポッツがターゲットになります。Basser2024年3月号での雨貝健太郎さんの解説を引用すると「メインリバーであるネオショーリバーがカンザスの農地を流れてくるため濁りやすい一方で、オザーク山地に水源のある東側の支流は常に透明度が高くクリア。急進な岩盤部と粘土質のフラットという対照的なエリアが存在する。」ということで、取り得る戦略の幅が広いフィールドだと言えるでしょう。
実際、バスマスター公式にアップされている記事「Classic anglers showoff first-cast baits」では、出場選手に最初に投げるルアーを聞いていますが、クランク、スピナーベイト、ジャークベイト、カバージグからフィネスめなジグにミドスト用のジグヘッドなどが挙げられています。ちなみに伊藤選手はシングルコロラドのクリスタルS 5/8oz、藤田選手はドーン、木村選手はイヴォーク1.2を挙げていました。
さて現地のグランドレイクでは初日のウエイインがさきほど終了。 初日を終えて暫定首位に立ったのは、2021年からエリートシリーズに参戦しているアラバマ州出身のジャスティン・ハムナー選手。くしくも前日が誕生日で33歳を迎えたジャスティンは粒ぞろいのプリスポーナーを手中に収め22lb6ozをウエイイン。
日本人勢は伊藤巧選手が22位、木村建太選手が27位、藤田京弥選手が52位で初日を終えました。3日目の決勝に進めるのは上位25位まで。
日本から声援を送りましょう!
日本人選手DAY1結果
22位 伊藤 巧
27位 木村建太
52位 藤田京弥
B.A.S.S.エリート戦は公式サイトで競技中の全選手リアルタイムでの釣果速報「BassTrakk」とライブ中継による観戦が可能! どちらもB.A.S.S.公式サイトで無料で視聴可能です。
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