2004年に開催された第18回大会を制したのは、2日間で10尾・11㎏超をウエイインした小野俊郎選手でした。 バス釣りの専門誌バサーが、バス釣りのテクニックから道具、試合の最新情報、初心者のバス釣り入門までバスフィッシングのすべてを公開しています。
第18回大会の覇者は10尾11㎏超をウエイインした小野俊郎選手
Basser編集部=写真と文
第18回大会・利根川水系(霞ヶ浦・北浦等を含む/出場22名)
※表中ならびに文中、敬称略にて失礼します Place | Name | Total weight(g) |
---|---|---|
1 | 小野俊郎 | 11460 |
2 | 吉田幸二 | 9030 |
3 | 吉田秀雄 | 8950 |
4 | 田辺哲男 | 7690 |
5 | 河辺裕和 | 5200 |
表彰台の2位から5位に歴代のオールスタークラシックウイナーが並んだ2004年大会を制したのは小野俊郎だった。そのスコアは何と11kg超(2日間計10尾)という、2位以下とはまさに桁違いの勝利だった。
しかし、1日目のトップに立ったのはその小野ではなかった。リードしたのは恋瀬川河口でクランキングを炸裂させた吉田幸二。そのスコアは何と、4尾ながら5610g。そこには2尾の2kgアップ(いずれも50cmオーバー)が含まれていた。
1日目、リミットメイクに成功して5090gを持ち込みながら吉田を追う立場で2日目を迎えた小野は、この日も前日と同様に恋瀬川に入った。そしてピンスポットからヤミィのノーシンカーリグで絞り出したスコアは6370g。ウエイインショーでの小野の派手なパフォーマンスは、この選手のクールな印象を覆すものだった。また、トータル11kg超のスコアは近年不調がささやかれていた霞ヶ浦の復活をギャラリーに印象付け、同水系のバスフィッシングを大いに盛り上げることにも繋がった。
掲載は2005年2月号
青木大介×草深幸範×伊豫部健
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2016/10/22