【2023年】アジング用リールおすすめ人気14選｜コスパ最強アイテム

この記事では、アングラーに人気のおすすめアジング用リールをご紹介！アジング用リールのおすすめ製品情報とともに、初心者や上級者にも役立つ購入時の選び方や比較方法についても解説しています。

またアジング用リールについてよくある質問にもお答えします。これからアジングを始めようという方、より良い小型のスピニングリールをお探しの方など、アジング用リールに少しでも興味のある方はぜひ参考にしてください。

※おすすめの選定はAmazon「アジング リール」レビューの評価順を参考

アジング用リールとは

アジング用リールとは、小型のルアーでアジを釣る「アジング」に適したリールのことです。「アジングリール」というジャンルがあるわけではなく、正確にはアジングで使いやすいスピニングリールのことを指します。

アジング用リールの特徴は、第一に小型かつ軽量なことです。アジは大きくても30cmくらいの小型の対象魚で、使うルアーもミニマムサイズなので、操作性と感度が重要。そのため、軽くてコンパクトなリールが理想です。

またアジングでは細いラインを使うので、太いラインがたくさん巻ける大型のリールは必要とされません。小型のスピニングリールの中でも細いラインを無駄なく巻ける、浅溝の「シャロースプール」を備えたモデルを使うのがいいでしょう。

アジング用リールの選び方｜番手やギア比など

自分に合ったアジング用リールには、サイズやスプールの形状、ギア比など、いくつか注目すべき点があります。具体的には以下で紹介する選び方を参考に、複数の商品を比較するのがおすすめです。

初心者なら番手は汎用性の高い2000番がおすすめ

スピニングリールの番手（サイズ）は最も小型の1000番からマグロなどの大型魚をねらうための30000番などまでラインナップされていますが、アジング用リールには、1000番・2000番・2500番のいずれかが使われることが多いです。

初心者には2000番が最もおすすめです。2000番はアジングを行なううえで充分軽く、それでいて遠投もできる糸巻き量があるので、1台でいろいろな釣り方に対応可能です。

2000番よりもさらに小型の1000番は操作性と感度を重視する釣り人向けの番手です。小型の分、糸巻き量も少なくなるので、使い方が限られてしまう面もあります。

一方、2500番は重めのルアーと太めのラインをつけて沖に遠投し、大物を狙う場合に適しています。また、エギングやシーバスといったその他の魚種をねらう釣りでも使えるサイズなので、1台でいろいろな釣りをしてみたいという人にもおすすめです。

スプールは細いラインを無駄なく巻けるシャロースプールがおすすめ

アジング用リールのスプールは、細いラインと相性の良い浅溝のシャロースプールが備えられたモデルを選ぶのが適切です。

アジングに使われる細い糸をシャロースプールでないリールに巻こうとすると、糸がたくさん必要になりますが、下のほうに巻かれた糸は釣りで使われないので、無駄になってしまいます。そのため、使い古しの糸などで下巻きをしてから新品の糸を巻くのですが、シャロースプールなら下巻きなしで使えるので経済的です。

近年は細いPEラインの使用が一般的になっているため、シャロースプールのリールが標準になっています。

アジング用リールのギア比（ローギア／ハイギア）の選び方

ギア比とは、ハンドル1回転あたりのローターの回転数のことです。ギア比が5前後かそれ未満のものを「ローギア」、6前後かそれ以上のものを「ハイギア」と呼びます。

アジング用リールは、ローギアとハイギアのどちらを選ぶかによって、以下のように使用感が変わります。

ローギアは巻き取り量が少なく、丁寧に探りやすい

ローギアのアジング用リールでは、ハンドル1回転あたりの巻き取り量が抑えられるので、ゆっくり丁寧に探るスタイルに適しています。とくにジグヘッドリグを使ってルアーを少しずつ動かしていく場合に向いています。

また巻き取り量が少ない分、ラインに力が伝わりやすく、パワフルな巻き取りができることもローギアの魅力です。

ハイギアは巻き速度に変化を付けやすく、ライン回収が速い

ハイギアのアジング用リールは、1回転あたりの最大巻き取り量が大きく、操作次第で多くも少なくも巻けます。よって、巻き速度を変化させやすく、さまざまなルアーアクションにも挑戦しやすいといえます。

またハイギアのほうが効率よくライン回収ができるので、手返し良く投げることが可能です。そのため、フロートリグやキャロライナリグの遠投、ジグヘッドリグ単体でのすばやい探りにも向いています。

アジング用リールの重さは軽い方がアタリを感じやすい

基本的にリール（を中心にタックル全体）を軽くすると、感度は上がります。タックルを持つときに余計な力が必要ないので、より繊細なアタリをキャッチすることが可能です。

ただし、感度を高めるには、リールとロッドのバランスが重要になります。リールだけを軽くすると、釣り竿に先重り感が出てしまい、操作するときにストレスを感じてしまうこともあります。

アジング用リールはドラグ性能が高い製品を選ぼう

アジングでは、ドラグ性能の高いリールがおすすめです。

ドラグとは、糸に強い負荷がかかったときに、切れる前に任意のテンションをかけつつ糸を送り出していく機構です。テンションの強さはスプール上部のつまみを回して調整します。

瞬間的な力がかかったときにも、スムーズに糸を送り出してくれるものが、ドラグ性能が高いと言えます。

アジングで使う糸は細いので、とくにドラグ性能が重要です。アジと言っても大物は引きが強いですし、シーバスなどの大型魚がヒットしたときにもキャッチできる可能性が高まります。

糸が切れるかどうか以外にも、アジは口が弱いので、無理に引っ張ると口切れをしてルアーが外れてしまうことも多くあります。そんなときにもドラグの調節次第でキャッチできることがあります。

巻きながらアタリを感じやすいように巻き心地も重視しよう

巻き心地が良い、もしくは軽いアジング用リールのほうが、アタリを感じやすいといえます。軽さとも関連する事柄ですが、余計な重みや抵抗を感じなくて良い分、アジが食いついた感触に気づきやすいからです。

一方、剛性や耐久性を追求したリールは重量が増えてしまう傾向があり、巻き心地も重くなりがちです。ただ、回転の惰性を利用して安定して巻き続けたい、長く使っても壊れないといったことを重視するのであれば、重めのリールを選ぶメリットが生まれます。

アジング用リールおすすめ人気14選｜シマノ、ダイワなど

ここからは、アングラーに人気のアジングリールおすすめ製品を紹介します。

＼ちょっと待った！注目Youtubeチャンネル／

つり人CHANNEL

日本で最も歴史ある釣り専門出版社「つり人社」が運営するYoutubeチャンネル。バス釣り、フライフィッシング、海釣り、魚のさばき方など、釣りの楽しさ、釣りの素晴らしさを伝えられる動画を毎日アップしていきます。

アジング用リールおすすめ1. シマノ ヴァンキッシュC2000SHG

ボディ・ローター・ハンドルの全てを徹底的に軽量化したまさしくアジング向きの定番リールです。操作性と感度に優れており、ルアーを思うままに動かしながら、繊細なアジのアタリを感じられます。

軽量でありながら、剛性・耐久性・防水性が高いという魅力もあります。

アジングリールおすすめ2. ダイワ 月下美人 MX LT2000S-P

巻き心地の良さ・軽さに優れたアジング用リールです。ターゲットの引きに合わせてなめらかに効くオートマチックドラグシステムを備えており、ドラグ性能にも秀でています。

全体としてアタリを感じやすく、コスパも良い優秀な製品といえるでしょう。また磁性の液体でマグシールドという壁を作り、内部を水やほこりなどからバリアする性能があることも特徴です。

アジングリールおすすめ3. シマノ ソアレ BB C2000SSHG

本製品の特徴は、大きな負荷に対してスムーズに滑る「ハイレスポンスドラグ」。ドラグの反応が良いので、多少締め気味で釣っていても、ライン切れを起こす心配が少ないです。

また軽量素材でボディが作られていることから軽いアジングロッドとの相性も良く、すばやいロッドワークにも対応できます。さらに巻き取りが速いハイギアリールなので、潮流の速いエリアや強風下でのゲームにも便利です。

アジングリールおすすめ4. シマノ ソアレXR C2000SSHG

スムーズな巻き心地により、繊細なアタリを感じられることが売りのアジング用リールです。ギア比が6を超えるハイギアタイプなので、投げてサッと巻いてまた投げてと、手返し良くキャストができます。

平均飛距離が4％程度アップするロングストロークスプールが搭載されていることもあり、総じて遠投に向いています。そのほか、なめらかで安定感のあるドラグ性能を持つことも魅力です。

アジングリールおすすめ5. シマノ セドナ C2000HGS

感度・操作性・ドラグ性能など、あらゆる点でレベルが高いバランスタイプ。リーズナブルなバリュープライスで提供されるため、とりあえずアジング用リールを試してみたい初心者におすすめです。

また堅牢性が高く、なめらかな良い巻き心地も長く持続するので、長期にわたって使い続けられます。総じてコスパに優れた良品といえるでしょう。

アジングリールおすすめ6. ダイワ 月下美人X 2000S-P

巻き感度の良さを追求した入門者向けのアジング用リールです。アジングのほか、メバルを狙うメバリングにも適しており、これから海釣りを始めるなら買って損のない製品だといえます。

軽量ながらもグリップ力の高いノブが採用されており、ライトソルトゲーム特有の繊細なアタリをしっかり感じられます。また飛距離性能も高いため、遠投で大物を狙っていく際にも使いやすいです。

アジングリールおすすめ7. シマノ ツインパワー C2000S

「過剰なまでの剛性感と耐久性」を強みとし、タフさを重視する方に最適なリールです。ただ丈夫なだけではなく、剛性に秀でた金属ローターによって、なめらかで安定した巻き心地が実現されます。

また防水機能が高くて浸水しにくいため、手入れが簡単なリールともいえるでしょう。そのほか、飛距離とトラブルの少なさをともに実現するスプールが採用されており、遠投にも適しています。

アジングリールおすすめ8. ダイワ レガリス 2000S

ドラグ性能と巻き心地の良さに優れたアジング用リールです。魚の引きに合わせてなめらかにドラグが効く仕様なので、ラインが切れにくいことはもちろん、魚を暴れてしまうリスクを低減できます。

また負担を分散させる独自のエアローターにより、巻き取りの軽さと感度の高さが実現されていることも魅力です。そのほか、耐久性の高い頑強なギアが採用されており、スムーズな回転が長期間続くという特徴も持ちます。

アジングリールおすすめ9. アブ・ガルシア Revo MGXtreme （レボ エムジーエクストリーム スピニング） 1000S

感度にこだわる方に適した1,000番のコンパクトなアジング用リールです。カーボンとマグネシウムを組み合わせたローターが、軽量かつ低慣性モーメントであり、わずかな食いつきでも繊細に感じられます。

またギアは多重の工夫をしてなめらかさが追求されており、巻き心地の良さや操作性の高さにも優れています。そのほか、素材選びやコーティングにより、耐久性・耐食性・防水性が高いレベルで実現されていることも魅力です。

アジングリールおすすめ10. ダイワ カルディア FC LT2000S

巻きぐせがつきにくい大口径ギアをわずか175gで実現した、軽くて巻き心地がなめらかなアジング用リールです。大口径ギアはタフさにも優れており、不意な力が加わっても噛み合わせが崩れにくく、常にノイズレスで回転してくれます。

またボディとローターに独自素材を使用することで、軽量さだけでなく、耐久性やパワーが追求されていることも魅力です。

アジングリールおすすめ11. アブ・ガルシア REVO ALX THETA （レボ エーエルエックス シータ） 1000S

ギア内部におけるシャフトの摩擦をなくし、巻き上げの軽さを追求したパワフルなアジング用リールです。普通のリールなら重くて巻けないところから、ひと巻き加えられるゆとりがハンドルにあり、大物も巻き上げられます。

高強度アルミ鋳造合金を使ったボディ構造で、本体とカバーの一体化を実現。耐久性の高さとブレの少なさによって、タフな釣りでも優れたフィーリングが持続します。

アジングリールおすすめ12. シマノ ヴァンフォード C2000S

巻き出しが軽くて操作しやすい優秀なアジング用リールです。ボディの軽量化に加え、ローターの回転慣性を抑えることで、繊細なフィーリングが実現されています。

また部品間のすき間や揺れなどを排除することで、なめらかで静かな巻き心地となっていることも魅力です。さらにスプールがロングストローク仕様であり、遠投性能も十分です。

アジングリールおすすめ13. シマノ アルテグラC2000SHG

巻きやすさ・キャスト性能・耐久性の全てに優れたバランスの良いアジング用リールです。手頃な価格帯からは想像しにくいほど、総合的に性能が高く、コスパの良さを重視する方に向いています。

またリールの重心をより手元に持ってくる設計になっており、キャストやリーリングによる疲労感を抑えられることも魅力です。ローギアなので近くを丁寧に攻略できる一方、遠投性能やライントラブル回避にも秀でています。

アジングリールおすすめ14. ダイワ ルビアス LT2000S

ボディとハンドルの軽量化により、わずか150gの軽さを実現したアジングを含むライトゲーム対応リールです。軽量ルアーの使用に特化した「フィネスカスタム」モデルとなっており、アジングのほか、メバリングやエリアトラウトなどにも対応できます。

ドラグ性能が高く、自動的に魚の動きをコントロールできるため、アジングで大物を釣りたい場合にもおすすめ。飛距離性能に長けたロングキャスト仕様でもあり、沖にいる大きなアジを遠投で狙えます。

アジング用リールおすすめ製品の価格比較表

【Q&A】アジング用リールについて多い質問

Q.アジングに使える汎用スピニングリールとアジング専用リールとの違いは？

基本的にアジングで使われるリールは、ライトゲームに特化した汎用スピニングリールです。そのため、アジングに使えるリールは、たいていの場合、メバリングやエリアトラウトなどでも使用できます。

なお、汎用スピニングリールの中でも、軽量さや感度の良さ、ドラグ性能などに秀でたものは、とくにアジング向きといえるでしょう。

Q.ライントラブルの少ないリールはどこを見て選ぶ？

ライントラブルの少なさと大きく関係するのは、スプールとラインローラーの形状です。多くのメーカーはライントラブルを少なくする機構を搭載したリールにはその旨をうたっているので、それを見て選ぶのが良いでしょう。

ライントラブルの原因はスプールにラインがゆるゆるに巻かれてしまうことなので、常にテンションをかけて巻き取ることを心がけることである程度トラブルを防げます。この点からハイギアのリールはローギアよりも糸をきっちり巻きやすいのでトラブルが少なくなる傾向があります。

なお、アジング用リールによく使われる浅溝のシャロースプールは、巻き付ける糸の量が少ないため、元来ライントラブルは少なめです。

Q.アジング用リールのお手入れは？

アジング用リールは海水にさらされるので、使用後はロッドから外し、必ず水洗いをしましょう。内部が浸水しないよう、ドラグはフルロックしたうえで可動部は動かさず、なおかつ弱めの水量で洗うのがおすすめ。

水洗いが済んだら、ドラグを緩め、陰干しで十分に乾燥させてください。ハンドルノブをはじめとする可動部は、定期的にオイルでメンテナンスするのが良いでしょう。

最適なアジング用リールを選んで購入しよう

求めるものやスタイル、腕前などにより、それぞれに合ったアジング用リールは異なります。番手やギア比、その他の機能性に注目し、自分に最適なアジング用リールを探してみてください。

アジング用リールには、1、2万円以下のリーズナブルな製品も多く、アジング以外での汎用性も高いので、複数の購入もおすすめです。実際に使って性能を比較することで、アジングについての理解が深まることもあるでしょう。