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編集部2021年11月1日

厳選! 海のルアー釣りおすすめ釣り場 九州編・唐津市波戸新波止/西海市崎戸大島/大分市坂ノ市一文字/志布志沖堤

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佐賀県北部の東松浦半島の先端近くに位置し、外洋の潮が当たる好ロケーションにあることから回遊魚が多く、かつてはバショウカジキまで釣れているのがこの波戸新波止だ。横一直線の形状で海底は岩礁帯が多く、特に外向きはそのほとんどが岩礁帯絡みで根掛かりも多いのが難点ではあるが、裏返せば根魚のポイントだらけということである。

いまこそ行きたいルアーで楽しめるおすすめ海釣り場

写真と文◎小田部修久

この記事は『つり人』2020年12月号に掲載したものを再編集しています。

佐賀県唐津市波戸新波止

クエが潜み、かつてはバショウカジキも回遊した堤防


GoTo_ph_5_2上はキジハタ、下はカサゴ。これからはカサゴがねらいやすく、クエの期待も持てる



 佐賀県北部の東松浦半島の先端近くに位置し、外洋の潮が当たる好ロケーションにあることから回遊魚が多く、かつてはバショウカジキまで釣れているのがこの波戸新波止だ。横一直線の形状で海底は岩礁帯が多く、特に外向きはそのほとんどが岩礁帯絡みで根掛かりも多いのが難点ではあるが、裏返せば根魚のポイントだらけということである。

 ねらえる根魚は、マハタやキジハタ、カサゴのほか、秋冬は九州でアラと呼ばれるクエも釣れる。とはいえクエは屈強な仕掛けでないと取れない。

ライトに遊ぶならカサゴをメインにねらうのがおすすめ。この波戸新波止では最もポピュラーなターゲットであり、堤防の際にワームを落とし込んで垂直に探るだけ。ワームはアジングなどのライトタックルなら4~5gのジグヘッドにストレート系や甲殻類系のワームを合わせる。エギングやシーバスなどのタックルを使うならもっと重いジグヘッドでもよい。タックルの強さに応じて使用リグの重さを変えよう。

GoTo_ph_5_1波戸新波止。底は岩礁帯で根魚が豊富。渡船幸丸(TEL090・3987・1990)。料金は3000円

●交通:西九州道唐津ICからR382を呼子方面に北上、呼子大橋を渡り、道なりに東に進んで行くとやがて瀬渡船の看板が出る。

●問合先:キャスティング唐津店(TEL0955・74・6024)

長崎県西海市崎戸大島

ライトなルアーフィッシングが存分に楽しめる島

GoTo_ph_5_3少し沖に浮かぶ中ノ島との水道がいい流れを作り出すのが宮崎神社の波止

 メバルやアジ、アオリイカなどの手軽なショアゲームにおすすめなのが崎戸大島。この島は長崎県西部の西彼杵半島の西岸に位置し橋で往来できる。寺島、大島、蛎かきのうらしま浦島、崎戸島の4島で構成されるため、地形変化に富んでおり水道やワンドが多く点在している。そうした背景からメバルにしてもアジにしても中~大型の数釣りが望める。これからはまさにメバル・アジのハイジーズンに突入するため、朝夕のマヅメはアジ、夜はメバルというぐあいに二刀流で望むとよい。

 使用ワームはアジなら2~3インチのストレートワーム、メバルは1.5~2インチまでのショートワームがよい。リグはジグヘッドが最も手軽で、重さは0.8~2.5gまで揃えておけば安心だ。

 

GoTo_ph_5_4アジは尺前後も出る

●交通:西九州道・佐世保大塔ICを降りたらR202を南下、小迎交差点からさらにR202を西に進み、川内交差点を左折して県道43号を道なりに走り、古子を右折、やがて島の入口に至る。

●問合先:しまづ釣具店(TEL0959・34・3515)

大分県大分市坂ノ市一文字

別府湾内に位置しながらもブリやサワラ、マダイまで出る!

GoTo_ph_5_5タテ一文字から沖一文字を望む。最も大きいのはヨコ一文字だが、どの波止も長い。渡船は大勝丸(090・3057・7328)。料金は2500円


 この釣り場では青もの、マダイ、根魚、タチウオ、クロダイ、メジナなどさまざまな魚種が釣れ、サイズも沖磯に劣らぬ大型が期待できる。


 ワームの視点でこの釣り場を捉えると、ターゲットはカサゴを筆頭とした根魚のほか、これからの季節はタチウオの好機も迎える。カサゴは遠投する必要がない。夜になると堤防の壁にピタッと腹を付けて上から落ちてくるエサを待ち受けている。上から5~7gのジグヘッド+ワームをゆっくり落とせば小気味よいアタリが出るはずだ。タチウオはワインドが定番で、14~21gまでの重さが対応幅が広くて使いやすい。

 

GoTo_ph_5_6カサゴもまとまった数になるととてもいいお土産になる

●交通:東九州自動車道大分宮河内ICよりR197を北上、竹下橋南交差点も直進して県道536号をさらに北上、そのまま道なりに海に出ると出船場所に至る。

●問合先:ポイント大分高城店(TEL097・558・8791)

鹿児島県志布志沖堤

3kmにおよぶ広大な堤防を遊び尽くす

GoTo_ph_5_8日中は九州でネリゴと呼ばれるカンパチの若魚もよく釣れる

 遠くから湾内を眺めると3kmにも及ぶこの志布志沖堤が目に入り、その規模の大きさに驚くだろう。そして、ここに実際に立つとさらにその大きさが実感できる。その規模ゆえ、堤防の各ポジションに便宜的に番号が付され、釣り人はそれぞれ好みの場所に上げてもらう。初めて訪れるなら、船長に初めて来たこととねらいの魚を告げて適した場所に上げてもらうこと。 手軽にねらえるのはカサゴ。軽めのジグヘッド+ワームで遊べる。秋は小~中型の青ものも有望で、タチウオのシーズンも本格化する。ここ数年タチウオは数やサイズに多少の変動があったが、5本幅から6本幅の良型も実績がある。タチウオをねらうならワインドやメタルジグ、メタルバイブなどがおすすめ。ワインドは左右にスライドアクションを起こす誘い方のことで、専用のジグヘッド+ワームのセットも販売されている。エギングのジャークの要領でロッドを動かせばよい。

 

GoTo_ph_5_7志布志沖堤。広大な沖堤防なのでどこで釣ればよいか迷ってしまう。船長にねらいたい魚を相談すれば適切なポイントへ案内してくれる。渡船は正丸(TEL090・4483・2439)。料金は2~4番が1500円、5~8番が2000円

●交通:東九州道を鹿屋ジャンクションから終点まで走り、そのまま県道552号を南下、R220との交差点を東に進み、R220を東に進む。やがて志布志に入ったら、R448をさらに東に進む。志布志観光埠頭の手前に出船場所がある。

●問合先:キャスティング鹿屋店(0994・40・4602)


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