島根県・隠岐・西ノ島エリアを案内する渡船「松尾丸」を紹介。モンスタークラスのキャッチが報告される隠岐エリアを本土からエントリーできる魅力と船長の采配について語ってもらった。

文◎月刊つり人編集部
取材協力◎松尾丸
1946年創刊の雑誌「月刊つり人」を始め、数々の釣りに関するコンテンツを作成してきたつり人社の編集部。
島根県・隠岐~西ノ島「松尾丸」
島根県の隠岐諸島の西、対馬海流が最も強く当たる西ノ島に、3代にわたって磯釣り客を迎えているのが「松尾丸」だ。
「私も釣りが好きで、男女群島や四国にも通っていた時期があり、自分がここかなと思った場所で大きいのを釣って喜んでもらえるからこの仕事は楽しい」と3代目の松尾翔平さんは話す。
「4~6月が大型ヒラマサのベストシーズンです。このエリアは対馬海流が一番当たる。船を泊めている三度漁港がある三度埼は西に張り出している地形で、まずここに海流が当たって南北に別れていく。春になるとこの海流に乗って南から上がってきたヒラマサが入ってきます。アベレージは70~80cmくらいで、ルアーでは最大24kgで、20kgクラスが過去に結構出ています。エサ釣りも含めた最大は、2022年の6月にクエねらいで釣れられた163.5cm、31.2kgで、これは日本記録にもなりました。
船長が潮回りやベイトの状況を踏まえてポイントを案内
特にデカい個体は、外洋ではなく湾奥で固まったエサを食べながら産卵に備えているイメージで、過去にもそういう場所でデカいのが釣れています。潮回りは大潮よりも中潮のほうが時合が長く釣果も出やすい傾向ですが、干満差があまりない地域なので一概には言えません。ベイトはトビウオやイワシで、トビウオは早朝に湾から出ていきますから、朝イチだけ大物ねらいで湾奥を案内したりします」
このように最新の釣果やベイトの状況をみて案内してくれる松尾丸は、チャンスのある磯からもれてしまうお客さんが出ないよう、そのときどきで人数を制限して受付しているとのこと。ロックショアの経験も充分の松尾船長の采配に身を委ねて夢の1尾を追いかけてみよう。
松尾丸概要
『松尾丸』
・住所:島根県松江市美保関町七類3060 七類港出船
・HP:https://ameblo.jp/matuo-maru0201/
・渡船エリア:西ノ島一帯(冠島〜赤灘)
・料金:日帰り1万7000円、瀬泊まり2万円(一泊追加ごとに8000円)
・交通:山陰自動車道・米子東IC、中国横断自動車道・米子ICからR431を北上し、境水道大橋を通りR485を七類港方面へ
※このページは『つり人 2026年6月号』に掲載した記事を再編集したものです。



