丸々一日の休みがなかなか取れない。午後には予定が……。 そんな多忙な時間の間を縫って、釣果を得るスタイルを提案します!
カジュアル&スタイリッシュに短時間の釣りを楽しもう
解説◎前田大介
こちらの記事は『SEABASS Life NO.13 夏号』に掲載したものをオンライン版として公開しています。
丸々一日の休みがなかなか取れない。午後には予定が……。
そんな多忙な時間の間を縫って、釣果を得るスタイルを提案します!
前田大介(まえだ・だいすけ)
snap and sarukanで釣りアイテムもリリースするグラフィックデザイナー。時短的シーバスゲームをポジティブに楽しむ
目次
『SEABASS Life NO.13 夏号』絶賛発売中!特集タイトルは『マッチザベイトの新常識』。シーバスが捕食するエサに合わせてアプローチを組み立てるマッチ・ザ・ベイト。言葉では分かっていても、どこをどのように合わせるのか、何を似せることが重要なのか? すべてのアングラーが知りたいこの釣りの新常識を深掘しています
「空いた時間で手早く楽しむ!夏のライトスタイルシーバスのススメ その1」 ◀︎◀︎◀︎前回はコチラ
どんな釣り場を選ぶか?
30分~1時間でアプローチできる場所を増やす
短時間でも有意義な釣りをするためには、移動時間は短いほうがいい。「だいたい30分圏内の釣り場を選ぶようにしています。遠くても1時間でアプローチできるポイントをストックしておくことが大事です。そうすることで、休みの日なら移動を含めて4時間、短い時で2時間、1時間という釣り時間を捻出しています」
遠くのパラダイスではなく、自宅から短時間で通える小さな幸せスポットを探し、そこへ足繁く通う。そういう縛りの中で遊ぶのが、時短の釣りの楽しみ方。通うことで精度の高い読みと釣りができるようになってくるのだ
自宅や立ち寄り先のエリアを拡充!
このスタイルを充実させるためには、自宅や立ち寄り先から30分圏内でアプローチできるポイントを何カ所か持っておくといい。それらのポイントが増えていけば、いろいろな潮や季節のタイミングで釣れるポイントが選べるようになる。
夏の場合は朝の川が有望
潮が大きく動く朝に活動せよ!
夏の時短的釣行で選ぶポイントはほぼ川だという。「川だと5cmくらいになるイナッコの群れが多く、その群れが海に出て行く朝のタイミングで起きるボイルをねらい撃つ釣りですね。雨が降れば小規模河川の落ち込みも行きます。あとは流れが効いて、酸素量もベイト量も多い場所が夏の川のポイントですね」
流れの効くところとシェードに絞る
日常生活の中で平日に釣行できる時間を捻出しやすいのは早朝か仕事を終えた夜。特に日の出の早い夏は早朝の出撃がメインだというが、ど日中にもチャンスはある。「夏の真っ昼間なら、シェードと流れの効くところに絞ります。暑くて条件は厳しい半面、魚の場所が絞りやすいので、日中はそういう場所ねらいです」
次回▶︎▶︎▶︎ 「時短シーバスのための道具選び」
◆関連記事
【2022年】シーバス用ルアーおすすめ20選|仕掛け・釣り方も解説