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編集部2022年7月4日

空いた時間で手早く楽しむ!夏のライトスタイルシーバスのススメ その3(全3回)

シーバス-川 シーバス-海 河川・湖の釣り 魚種別釣りガイド

丸々一日の休みがなかなか取れない。午後には予定が……。 そんな多忙な時間の間を縫って、釣果を得るスタイルを提案します!

カジュアル&スタイリッシュに短時間の釣りを楽しもう

解説◎前田大介
こちらの記事は『SEABASS Life NO.13 夏号』に掲載したものをオンライン版として公開しています。

丸々一日の休みがなかなか取れない。午後には予定が……。
そんな多忙な時間の間を縫って、釣果を得るスタイルを提案します!

前田大介(まえだ・だいすけ)

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snap and sarukanで釣りアイテムもリリースするグラフィックデザイナー。時短的シーバスゲームをポジティブに楽しむ

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SEABASS Life NO.13 夏号』絶賛発売中!特集タイトルは『マッチザベイトの新常識』。シーバスが捕食するエサに合わせてアプローチを組み立てるマッチ・ザ・ベイト。言葉では分かっていても、どこをどのように合わせるのか、何を似せることが重要なのか? すべてのアングラーが知りたいこの釣りの新常識を深掘しています。

「空いた時間で手早く楽しむ!夏のライトスタイルシーバスのススメ その2」 ◀︎◀︎◀︎前回はコチラ

時短的タックルセレクト

移動と取り回しのしやすさで短めを使用

「最近はビッグベイトをやっていることもあって、基本的には通年、ビッグベイト用のタックルがメインではあります。なので、ベイトタックル1本ということが多いですが、傾向が見えていてビッグベイトが無理のような時はスピニングも使います」と前田さん。ベイトの場合もスピニングの場合も、共通するのは6~7フィート台のロッドを使うことだという。「ロッドを伸ばしたままでもクルマに積めますし、現場でも取り回しが楽ですね。ルアーに関しても、本当に必要なモノだけにスリム化されてきます。あれがなかった!と思ったら、翌日にそれを持って、また行けばいいんです」

スピニングタックル

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 ロッドはアピア/GRANDAGE STD76M 。リールはシマノ/エクスセンス3000MHG 。ラインはPE0.8 号+ナイロン16㍀。このタックルで中型~小型のルアー全般を投げる。汎用性の高いタックルだ。

 

ベイトタックル

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 ロッドはアピア/MEGASOUL63H 。リールはシマノ/スコーピオンMD301XGLH 。ラインはPE5号+ナイロン50㍀。ビッグベイトに絞った釣りでは、このタックルで挑むのが前田さんのスタイルだ。

 

試したい釣りを明確にしておく

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 1回の釣行時間が短いこのスタイルでは、あれもこれもやっている時間はない。かぎられた時間で楽しみ、釣果を得るためには、その釣行で試したいことを明確にしておくのがキモ。そして、新しいギアや新しいルアーなど、試したいモノやテーマを決めておくと、短時間でも釣りに行く動機づけになる。「通う気になれば毎日でも通える早朝の短時間釣行をマンネリ化させない工夫も必要です。それでいい釣果が出たり、悔しい思いをすると、その勢いでまたしばらく短時間釣行を続けることができるんです」

light-style (7)「今日はこのルアーを試したい」「あの場所でこれを使いたい」そんなモチベーションが早起きして朝駆け釣行をする動機になる

時短的ライトスタイルにおすすめな装備

動きやすいライトな装備がキモ

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 1回の釣行時間が移動を含めて3時間程度の釣りだけに、装備もライトなのが前田さんのスタイル。ウエーダーを履くような釣りでは、用意にも時間がかかるため、この釣りでは、準備もランガンもしやすいライトな装備を心がけているという。「これからの時期だと上は長そでのドライシャツか防虫性能のあるスコーロンのウエア。下は短パンにタイツですね。タックル&ルアーはウエストバッグに集約して、膨張式のベストを着ています。足元のオススメはショートタイプのレインブーツ。これがスタイルですね」

 

ランディングネット

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 時短釣行では小型で短いモデルを使用。携帯性と軽量化を優先。ネットはinoのランディグフレームサイズS 。シャフトはTOOLのブラックシープ3.9mを使用

 

ウエストバッグ

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 バッグはfimoのウエストバッグ。ここにルアーケースを詰め込み、プライヤー、フィッシュクリッパーなどを装着。釣り専用のため機能的で使いやすいモデルだ。

 

ライフジャケット

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 ライフジャケットはブルーストームのBSJ-8320RS 。首まわりが膨張するタイプで下部はメッシュ。前面が薄いため、着用したままシートベルトができるのが◎

 

ショートブーツ

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ブーツは810s( ムーンスター)のMARKEというモデル。水濡れや泥ハネを気にせずに履ける。ショートタイプだと、そのままコンビニに入っても気にならない

 

リーダーは常にセットしておく

 釣り場に着いて結ぶ……のでは遅い!短時間釣行を実践している前田さんが必ずしているのは、釣行後にリーダーをセットし直すこと。「釣り場に着いてからセットするのではなく、前の釣りが終わったら新たにセットし直しています。フックの確認も同じですね。時間を無駄にしないためにも、一投目の不安をなくすためにも、そこにはこだわっています」。大事なのは、いつでもスタンバイOKのリリーフピッチャーのような準備。これも短時間の釣りで釣果を伸ばしていく秘訣なのだ。

 

最後に・・・時短で釣果を得るための5つの心得

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・終了予定15分前にアラームセット!

・夜は早く寝る習慣をつける!

・潮は調べるが依存しない!

・マップを駆使する!

・試したいテーマを持っておく!

 

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