B.A.S.S.オープンシリーズの最終戦、グランドレイク戦が開催中で、まもなく2日目のスタートを迎えます。初日を終え、木村建太選手が暫定1位、青木大介選手と松下雅幸選手がエリート昇格に王手をかけている注目の一戦です。
木村建太選手が初日暫定1位&青木大介選手と松下雅幸選手がエリート昇格に王手
Basser編集部=写真と文
B.A.S.S.オープンシリーズの最終戦、グランドレイク戦が開催中で、まもなく2日目のスタートを迎えます。初日を終え、木村建太選手が暫定1位、青木大介選手と松下雅幸選手がエリート昇格に王手をかけている注目の一戦です。
◆B.A.S.S.公式サイト
ここで米国トーナメント「B.A.S.S.」のオープン戦とエリート戦についておさらいしておきましょう。セントラルオープン最終戦、初日トップ!とはいってもまだ初日。
— KIMKEN®(Kenta Kimura) (@kentakimura5727) October 22, 2021
明日も魚探し続けます
:@bassmaster Seigo Saito pic.twitter.com/q2ehJ7t2w8
米国のバストーナメントで最も歴史のある団体が、1967年にレイ・スコットによって創設された「B.A.S.S.(Bass Anglers Sports Society)」です。
今シーズンの伊藤巧選手の初優勝で大きな話題になったのが、B.A.S.S.のエリートシリーズ。このB.A.S.S.で最高峰のトーナメントサーキットです。エリートシリーズには伊藤選手のほか、木村建太選手と宮崎友輔選手が参戦中です。
10月26日発売のBasser2021年12月号では伊藤巧選手が優勝したエリートシリーズ・セントローレンスリバー戦を雨貝健太郎さんが徹底取材レポート↓↓↓↓↓
B.A.S.S.オープンは、エリートシリーズの下位カテゴリーにあたるトーナメントサーキット。ノーザンオープン、サザンオープン、セントラルオープンと地域を区切った3つのシリーズが開催されています。今シーズン、オープンから来期エリートに昇格できるのは計12名。各地区のシリーズ年間ランキング(アングラーオブザイヤー:AOY)上位3位までと、3シリーズを総合した年間ランキングで3位以内に入った選手が対象です。
●昇格条件
・3地区あるオープンシリーズの各地区年間上位3名
・全地区総合成績(オープンAOY)の上位3名
※各AOYランキング上位3名の枠内で重複したアングラーがいれば、4位以下の選手が順次繰り上がり
現在、オープンからエリートシリーズ昇格を目指している日本人選手のうち、青木大介選手と松下雅幸選手が最終戦の初日を終えた時点で昇格圏内&王手をかけている状況。
最終戦であるグランドレイク戦初日終了時点での各選手暫定順位は……
■暫定オープンAOY
2位 松下選手
4位 青木選手
■暫定セントラル地区AOY
3位 青木選手
4位 松下選手
となっており、この順位で競技が終わればふたりともエリート昇格確実。ただし、ポイント差が接戦のためこのままで終わるとは考えづらい状況です。
青木選手、松下選手にとっては今夜が大一番。日本から2人同時昇格を祈りましょう!