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つり人編集部2025年11月17日

【シーバスロッド】「アクシアトラック」はステップアップに最適なコスパ抜群な一本 編集部が試投インプレ

エクリプスの「アクシアトラック シーバス」は、上位機種の使い心地を、お手頃な価格で実現したロッド。エントリーモデルでは物足りなくなってきたアングラーが、性能面でも価格面でも「ステップアップ」するのに、まさに最適な一本だ。

文◎編集部ナガシマ

秋の東京湾奥シーバスゲームは状況がめまぐるしく変わる

物価高や国際情勢の煽りを受け、どんどん高くなる釣り具たち。趣味のモノだから仕方ないともいえるが、個人的にはハイエンド機種は今や逆立ちしても手が出せない。今は中堅クラスやエントリーモデルでも性能は充分にいいので、そのクラスで頭一つ出た個性があるものを探すことが最近は面白くなっている。

そんな中、これはいいなと感じたのがエクリプスのアクシアトラックシーバス ATSS-88MLL/ATSS-99MMLという2本のロッドだ。価格はなんと実売で2万円台と入門機クラス。しかし、シャキッとした張り感で繊細な操作ができつつ、負荷が掛かれば柔軟に曲がり込む感覚は同価格帯にはなかなかない使用感だ。

ガイドにはアルコナイトリングを使用しており、これによって価格が抑えられているのだろう。SiC-Sではないと先重りが気になる人もいるかもしれないが、無用な心配だ。「つり人 2025年12月号」の取材でタックルを少し投げさせてもらったが、どのルアーでもキャストがブレなくスパッと決まって軽快な使い心地だった。

価格だけ見ればエントリーモデルだと素通りしてしまうかもしれないが、中堅クラス並み、あるいはそれ以上の実力を持っているのがこのアクシアトラックシリーズ。1~2万円台の入門ロッドでシーバスを始めた人が経験を重ねて持ち始めるこだわりや好み。それによる不満を解消してくれるロッドのひとつとして検討する価値は大いにある隠れた逸品なのではないかと思っている。

DSC_3917r (カスタム)

エクリプス アクシアトラックシーバス ATSS-88MLL/ATSS-99MML

エクリプス「アクシアトラックシーバス」は、ハイエンドクラスに劣らない性能を持ちながらコストパフォーマンスに優れたシリーズ。テーパー、ロッドの軽量化を追求したことでキャスト時のブレを抑え、フッキング~ランディングまでスムーズに動作移行できるクセのないテーパーとパワーを備えている。

88MLLは小場所や明暗ねらいで使い勝手がよい。99MMLは大河川などのオープンエリアで飛距離を出す釣りにおすすめ。ボートシーバスモデルもある。

・価格:3万1900円(税込)

※このページは『つり人 2025年12月号』の記事を再編集したものです。

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