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編集部2021年11月27日

池原ダムのベイトフィッシュを山岡計文さんと検証してみた 前編

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そういえば、池原貯水池でワカサギパターンって聞いたことがないな……、と思った。 池原にワカサギがいることがそもそもあまり知られていないが、釣って食べたことがあるアングラーを記者は知っている。 日本を代表するビッグリザーバー・池原貯水池に山岡計文さんを訪ねた。

池原ダムのベイトフィッシュはパターン化できるのか?

写真と文=編集部

この記事は『Basser』2021年1月ワカサギ特集号に掲載したものを再編集しています。Basserのバックナンバーは定期購読をお申し込みいただくとデジタル版バックナンバーが4年分以上読み放題! 詳しくはこちらをどうぞ

 そういえば、池原貯水池でワカサギパターンって聞いたことがないな……、と思った。
 池原にワカサギがいることがそもそもあまり知られていないが、釣って食べたことがあるアングラーを記者は知っている。
 日本を代表するビッグリザーバー・池原貯水池に山岡計文さんを訪ねた。

今も池原ダムにワカサギはいるのか?

 山岡計文さんから池原貯水池のワカサギの話を聞いたのは、2013年のことだった。当時、山岡さんは次のように言っていた。

山岡「長いこと池原で釣りをしてきて、ずっと魚探にワカサギっぽい映り方をするベイトフィッシュがいるなァと思ってたんですよ。ただ、映るレンジがかなり深いので、冬も浅いレンジに残るベイトフィッシュが多い池原では、とくに大型のバスとはリンクしにくい。それで正体を追究することなくきたんですけど、こないだふと思い立って釣ってみたら―」

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7年前(2013年)に山岡さんが池原で釣ったワカサギ。当時でも直近の放流から10年近く経っていた

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「天ぷらで美味しくいただきました」
※写真はイメージです

 

 

 かくして釣ってみたその“魚探にワカサギっぽい映り方をするベイトフィッシュ”は、ワカサギそのものだった(天ぷらにして美味しくいただきました)。確認したところ、池原には当時から10年ほど前にワカサギの放流実績があったという。けれど、イマイチ定着しなかったのか、釣りのターゲットになることも、放流が継続されることもなく、池原のワカサギは忘れ去られた……というか、忘れられるも何も、その存在を知る者さえほとんどいなかった。

 山岡さんが釣って正体を確認したことで、かつて放流されたワカサギが池原で細々と命を繋いでいることはわかったが、それも今から7年も前のことになる。

 今も池原にワカサギはいるのか。

 バスのベイトフィッシュとしてパターン化することはできるのか。

 どうなんですか、山岡さん? と電話してみたところ、「どっちもホントにわかりません(笑)。え……、そのほうが面白いって、そんなんでマジで池原までくるんですか?(笑)」

 という経緯でワカサギ仕掛けと紅サシを持って下北山村に山岡さんを訪ねた。池原で山岡さんを取材するのに釣果に不安を覚えたのは今回が初めてだった。いるかどうかもわからないワカサギが釣れるのだろうか……(バスの釣果は心配していなかった)。

 

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魚探が水深10mに極めてワカサギの群れっぽい画像を映し出した。紅サシをつけてワカサギ仕掛けを投下!

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ササメのワカサギ仕掛け「鬼返し6本鈎」。紅サシやアカムシとセットで持っていけばベイトフィッシュの勉強がはかどること間違いナシ

  はたして

魚探にワカサギっぽく映る魚はウグイだった

編集部(以下B) いや~、一日がんばっていただきましたが、ワカサギは釣れませんでした。いたんですけどね、朝イチにトボトスロープに。

山岡 絶滅したと思ってたんですけど(笑)、いましたね。釣れなかったのは……、油断スね。トボトのご主人に「朝イチにそのへんで見かけるよ」と教えてもらって、見たらフツーにシャローにいたので。

 ただ、そのときは水深20cmくらいの砂礫のシャローを泳いでいて、市販のワカサギ仕掛けじゃどう釣っていいかわかりませんでした。

山岡 ですね。で、「陽が昇ってワカサギのレンジが深くなってから釣りましょう」と。

 「そうしましょう」と。

山岡 で、見失って一日が終わった(笑)。あれは、あのとき釣っておかなきゃいけない魚でした。

 ワカサギを見失った原因のひとつだと思うんですけど、池原には魚探にワカサギっぽく映る魚が多すぎる。ウグイが多すぎる!

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連掛けこそできないもののイレグイ! 次々に釣れたのは……、ウグイ(笑)

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水深9~12mにワカサギの群れっぽく映るウグイの群れ

 

山岡 ぽいのが映っても、「またどーせウグイやろ」って途中で気持ちが折れましたね(笑)。

 山岡さんの目から見ても、魚探で同じサイズのワカサギの群れとウグイの群れを判別することはできませんか?

山岡 無理ですね。もともと魚探の釣りはあまり好きじゃないですし(苦笑)。今日もわりと早い段階で「あ、これは映り方で判別するの無理や」ってなって、地形からワカサギを探そうと各所のフラットを回ってみたんですけど……。

 結局ふたりで200尾くらい釣りましたかね、ウグイを(笑)。

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釣れども釣れども上がってくるのはウグイ

 

山岡 釣ってみて僕もビックリしました。こんなにおるんやと。

 山岡さんも驚くほどですか。

山岡 最近ウグイ多いなァとは思ってましたけど、そこに注目して一日過ごすことはないので、本当に勉強になりました。池原ではウグイ(小)がワカサギパターンの代わりをしている、という結論はどうでしょうか(笑)。

 

後編ではウグイ食いのバスをねらった秘策で60cmアップが出現!


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