Basserオールスタークラシックの歴史を振り返ります。第7回大会にして初めての舞台となった八郎潟。台風の影響で大きく状況が変わった2日間を制したのは藤木淳選手でした。 バス釣りの専門誌バサーが、バス釣りのテクニックから道具、試合の最新情報、初心者のバス釣り入門までバスフィッシングのすべてを公開しています。
第7回大会の舞台は八郎潟。スーパーヘビーカバーをねらった藤木淳選手が優勝
Basser編集部=写真と文
第7回大会・八郎潟(出場17名)
※表中ならびに文中、敬称略にて失礼します Place | Name | Total weight(g) |
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1 | 藤木 淳 | 11940 |
2 | 沢村幸弘 | 10492 |
3 | 並木敏成 | 9936 |
4 | 高林道男 | 9338 |
5 | 吉積健司 | 8960 |
オールスタークラシックと選手にとって未開の地、八郎潟を舞台に開催された第7回大会の勝者は藤木淳だった。1日目は台風の余波が残る荒れ模様で、スタートは8時まで遅れた。しかし2日目は天候が回復し、それと同時にコンディションはタフを極めた。
状況がまるで異なる2日間を制した藤木は、デルタフォースをメインに、25Lbラインのフロリダリグ(ベイトはギドバグ)というヘビータックルを駆使してスコアを積み重ねたが、注目すべきはその安定度。6kg超やそれに迫るハイスコアをマークした選手はほかにもいたが、連日のハイスコア(1日目3位/2日目トップ)は藤木だけ。天候の変化に左右されなかったキーは、確実にバスをストックしているスーパーヘビーカバー攻略であり、それをヴァージンウォーターで実行した藤木の応用力が光る勝ち方だった。
掲載は1993年11号
2016/9/21