雨と強風の初日から晴天の2日目へとがらりとコンディションが変わった第15回大会。優勝したのは「霞ヶ浦の帝王」こと本山博之選手でした。 バス釣りの専門誌バサーが、バス釣りのテクニックから道具、試合の最新情報、初心者のバス釣り入門までバスフィッシングのすべてを公開しています。
天候の変化に柔軟に対応した本山博之選手が第15回大会の王者に
Basser編集部=写真と文
第15回大会・利根川水系(霞ヶ浦・北浦等を含む/出場27名)
※表中ならびに文中、敬称略にて失礼します Place | Name | Total weight(g) |
---|---|---|
1 | 本山博之 | 9680 |
2 | 柳 栄次 | 9090 |
3 | 深江真一 | 7870 |
4 | 西村嘉高 | 7860 |
5 | 並木敏成 | 7540 |
21世紀最初のオールスタークラシックは、前回大会に引き続いて史上最大のトーナメントウォーターで競われた。1日目に6720g(5尾)で飛び出したのは、前年2位の雪辱を果たすべく臨んだ西村嘉高。同水系のほぼマックスウエイトともいえるスコアをマークし、1日目にして2位以下を1kgもリードした。
雨と強風の1日目から2日目は晴天へ。この天候の変化に伴って試合も大きく動いた。一転、タフになった状況で、風を読んで柔軟にエリアを変え、2度の入れ替えに成功したのは「霞ヶ浦の帝王」こと本山博之だった。試合の終盤で桜川から美浦へ、美浦から大津新堀へと霞ヶ浦を縦横無尽に駆け巡り、4030gをメイク。最後は1日目2位に着けていた柳栄次を約600g差で振り切ってオールスタークラシック2勝目をあげた。
掲載は2001年12号
青木大介×草深幸範×伊豫部健
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2016/10/19