2008年に開催された第22回大会は、タフな状況のなか6㎏超をウエイインした赤羽修弥選手が初優勝を飾りました。 バス釣りの専門誌バサーが、バス釣りのテクニックから道具、試合の最新情報、初心者のバス釣り入門までバスフィッシングのすべてを公開しています。
第22回大会は、6㎏超をウエイインした赤羽修弥選手が初優勝
Basser編集部=写真と文
第22回大会・霞ヶ浦・北浦(出場21名)
※表中敬称略にて失礼します Place | Name | Total weight(g) |
---|---|---|
1 | 赤羽修弥 | 6310 |
2 | 蛯原英夫 | 5400 |
3 | 沢村幸弘 | 4810 |
4 | 並木敏成 | 4390 |
5 | 相羽純一 | 4310 |
DAY1
2008年10月25日(土)、茨城県霞ヶ浦水系。22回目の開催となる『Basser Allstar Classic 2008』の第1日目が始まった。
2007年同様、大会前日には激しい雨が降ったものの、スタート時刻には雨雲は去り、北寄りの風がおだやかに吹くまずまずのコンディションに恵まれた霞ヶ浦。
6:00am前、本部がある土浦新港から21名の選手が霞ヶ浦水系全域に設定された広大なエリアへ散っていった。
恒例のスタート前インタビューでは、昨日の激しい雨により、これまで築いてきたものがすべて崩れてゼロからのスタートになると話す選手が多かった。
土浦新港周辺の水温はおよそ20度。
降雨により水色はやや濁りといった状況に、各選手たちがどう対応するのか、興味は尽きない。
DAY2
2008年10月26日(日)、『Basser Allstar Classic 2008』2日目。一昨日の激しい雨は21名のこれまでの積み重ねをほぼ打ち砕くものだった。
Day1を終えて、リミットメイクを達成したものはわずか4名という数字からも状況変化の激しさが推し量れよう。
1日が経ち、水色も落ち着きを取り戻すことが予想されるDay 2。
6:00am、厚い雲に覆われた霞ヶ浦水系に向けて本部がある土浦新港から21名の選手がいっせいに散っていった。
唯一4kgオーバーのウエイトを叩き出している蛯原英夫選手がこのまま逃げ切るのか?
わずか300gほどの僅差でこれを追う沢村幸弘選手と赤羽修弥選手がひっくり返すか?
また、その他の選手の猛追がありえるのか?
すべては1:30pmからのウエイインで明らかになる。
スタートから2時間ほど経過した8:00amの途中経過によると、並木敏成選手が3尾/2400gでトップ。
トータルで4kgオーバーに達し、上位入賞にむけて猛チャージをかけている。
注目の上位3選手は蛯原英夫選手が1尾/600g
沢村幸弘選手が0尾、赤羽修弥選手が2尾/1600g(いずれも推定ウエイト)。
10:00am、本日最後の途中経過が報告された。
朝イチの猛チャージをみせた並木敏成選手は8時時点と変わらず、3尾2400gのまま。
注目は赤羽修弥選手で、さらに1尾を追加し推定ウエイトは3尾2000g。
6kg近くまでトータルウエイトを上げ、暫定1位に躍り出ている。
1:30pm過ぎ、ウエイインショースタート。
やはり金曜日の降雨が選手全員に大きく影響し3名の選手が2日間ともにノーフィッシュとなった。
非常にタフな霞ヶ浦水系を最もよく攻略したのは、2日間で8尾/6kgオーバーというウエイトを叩き出した赤羽修弥選手!!
念願の初優勝を果たし、21名の精鋭たちのトップに立った。
Basserオールスタークラシック2008
FINAL Result
優 勝 赤羽修弥 6310g 8尾
2位 蛯原英夫 5400g 7尾
3位 沢村幸弘 4810g 7尾
4位 並木敏成 4390g 5尾
5位 相羽純一 4310g 3尾
6位 江口俊介 3750g 5尾
7位 吉田秀雄 3210g 6尾
8位 成田紀明 2920g 5尾
9位 山木一人 2700g 5尾
10位 加藤誠司 2420g 4尾
11位 河辺裕和 2090g 4尾
12位 川口直人 2010g 3尾
13位 橋本卓哉 1990g 2尾
14位 田辺哲男 1920g 3尾
15位 赤嶺吉蔵 1190g 2尾
16位 関和 学 1030g 2尾
17位 小野俊郎 910g 2尾
18位 中村雅晴 770g 1尾
19位 庄司 潤 0g 0尾
19位 清水盛三 0g 0尾
19位 吉田幸二 0g 0尾
掲載は2009年1月号
2016/10/28