ハゼ釣りの素朴な疑問が解消されること間違いなし。子どもや友人とハゼ釣りを楽しみませんか?
クランクをハゼに。ハゼをマゴチに!!
文◎編集部
この記事は2021年つり人10月号の記事を再編集しています
トライアスロンの世界一が決まった東京湾で、五輪スケールのビッグドリームをぶち上げた男がいた。編集部員・黒羽の夢は夜ひらく!?
目次
わらしべに自分の将来を重ねる
「ハゼねぇハゼねぇハゼねぇわ~」
日没直前の東扇島西公園に男の叫びが響き渡る。その主は黒羽宗俊(くろは・むねとし)、32歳。2021年7月につり人社に入社したばかりの編集部員だ。
前職はサイケデリックロックンローラー。フジロック出演とアメリカ縦断ツアーを夢見てバンド活動を12年間続けていたが、2020年にコロナ禍をきっかけに活動休止。同時期に将来を約束し10年間続いた彼女と破局。飲食店のバイトもコロナ禍によりシフトがなくなり、自暴自棄な毎日を送っていた。
2021年はウーバーイーツのバイトでなんとか食いつないでいたが猛暑を前に続ける自信をなくして辞職。当時、唯一の生きる喜びだったという魚釣りに光明を見い出し、「この楽しさを全世界に伝えたい」とつり人社の中途採用面接を受けたという経歴の持ち主である。
そんな黒羽が今号のハゼ特集の企画として発案したのがこの「わらしべトライアスロン」。それはなぜか? パートナーも、貯金も、手に職も、生きる目標も、特技も、とにかく何もない自分がこれから釣りの世界で成長していく未来予想図に、クランクで釣ったハゼでビッグマゴチをキャッチするというサクセスストーリーがピタリと重なったのだという。ちなみに好きな釣りはバスフィッシング。ハゼを釣ったことはまだない。
まずはハゼを釣らねば!!
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