喫水の浅いアルミ艇で競技に臨んだ加藤選手は片道2時間をかけて小野川最上流へ。エビをイミテートしたカバースキャット2.5inのラバー刺しチューンで複数のバイトを得たものの、サイズが伸び悩み2尾850gのウエイインとなりました。
カバースキャット2.5inのラバー刺しチューンでバイト連発
THE WILD CARD霞ヶ浦戦
加藤裕司 2尾850g
6日間のプラの結果、5尾7000gの手ごたえのあった小野川最上流にエリアを絞った加藤選手。小野川はルール上デッドスロー走行が必要なうえ、ボートが通れるかどうかの浅場も通り抜けなければならず、非常にリスクのある戦略です。当日、喫水の浅いアルミ艇で競技に臨んだ加藤選手は片道2時間をかけて小野川最上流へ。エビをイミテートしたカバースキャット2.5inのラバー刺しチューンで複数のバイトを得たものの、サイズが伸び悩み2尾850gのウエイインとなりました。
加藤裕司選手の当日の釣りはコチラ↓↓↓
THE WILD CARD 加藤裕司選手のFOOTSTEP
5:45
一番フライト。
移動に結構な時間をかけるという!
「選手の中で一番小っちゃい船ですね」
7:06
目指すエリアは小野川最上流。
まだまだ時間はかかりそうです。
「まだ走りますよ」
7:30
やっと目的のスポットに到着。
キャスト開始。エビをイミテートしたカバースキャット2.5inで撃つ。
何も起きぬまま、しばし時間は過ぎる。
オカッパリ先行者発見!
先行者は、朝イチに40cmUPを2尾キャッチしたという。
8:20
ノンキーパーをキャッチ。
8:40
ノンキーパーをキャッチ。
プラで手ごたえのあったストレッチを撃ちながら、さらに上流へ。
9:50
推定300g がヒット!
「キーパーあるかなぁ??」
そう言いながらスケールで確認。ぎりぎりキーパーサイズであった。
立て続けに同じようなサイズ(推定300g )をキャッチ。
「追加だけど……小っちゃいなぁ……」
この後もバイトは続き、数尾追加するがすべてノンキー。
「キンタロー飴……(笑)。アワセは決まってるんだけどなぁ」
魚がプラの時と入れ替わっていたようだ。
10:35
小野川上流から下る決断をする。
やはりプラの時に実績のあったスポットを撃ち直しながら下流へ。
そのあとは全くと言っていいほど反応がない。
途中見えバスを発見したものの、ルアーには全く反応を示さない。
下りの途中、遠くで雷の音が聞こえ、雨に多少降られる。
小野川を下りながらひたすら撃っていくがやはり何もなく、本湖に出て帰着に向かう。
本湖では多少風の影響があり、加藤選手のアルミボートでは波を受けて水しぶきをかぶってしまう。
カスミシャワーを浴びつつ何とか帰着。
加藤選手は複数尾をキャッチしたもののサイズが伸びず悔しがっていた。
だがしっかりプランを練ってやり切ったので「いい緊張感で楽しめた」とコメントしてくれた。
加藤 裕司(かとう・ゆうじ)
H-1年間王者に2度輝いたハードベイトチャンピオン
●推薦:H-1グランプリ
●年齢:47
●得意な釣り:サイト&ビッグベイト
●8月末~9月の霞ヶ浦でのおすすめルアーや釣り方
霞デザインハイパーオマタソフト3インチ ノーシンカーでストラクチャー撃ち
●主な戦歴
2017 H1GPX相模湖戦 優勝
2017 H1GPX AOY
2019 H1GPX相模湖戦 優勝
2019 H1GPX AOY
2021NBC房総チャプター第2戦 優勝
2021NBC東京チャプター第3戦 (相模湖)優勝
2021NBC東京チャプターAOY
他亀山湖でローカル大会で入賞
2019年ハードベイトオンリーの大会「H-1グランプリ」年間優勝者。2017年には5戦中わずか2戦のエントリーでH-1グランプリの年間優勝を決めている。これまでにH-1グランプリを2度年間優勝しているのは、折金一樹選手、伊藤巧選手、そして加藤裕司選手の3名だ。2018年のTHE WILD CARD霞ヶ浦戦では、アルミボートで桜川の最上流エリアまで上がる戦略を立て、3位フィニッシュ。
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