冷沢の支流である小滝沢は、浮石や流倒木が多く、少しガレた感じの沢だが、広葉樹の森に囲まれていて、日が差し込むととても明るい印象を受ける。
冷沢源頭からアプローチ
写真と文◎丸山剛
この記事の内容
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林道利用で楽ちん
梓川水系島々谷川の冷沢源流部には登山道が通っていて、その手前まで、道が付いている。鍋冠山から大滝山、蝶ヶ岳へ続く登山道である。起点は、安曇野市の北小倉集落から続く三郷スカイラインと呼ばれた道である。この道の終点に駐車スペースがあり、そこから林道を30分ほど登ると、冷沢の源頭に出る。そこから、崩壊した林道が冷沢沿いにしばらく続いている。この道をつないで、適当な沢を下れば、冷沢に下り立つ。このルートは、地元の人が冷沢を日帰り釣行するのに使っているようだ。
7寸クラスがアベレージだが、良型も姿を見せる
冷沢の支流である小滝沢は、浮石や流倒木が多く、少しガレた感じの沢だが、広葉樹の森に囲まれていて、日が差し込むととても明るい印象を受ける。
小滝沢を釣るなら、1泊するのが目安になるだろう。2日目は、冷沢を釣り上がって、林道に戻るのもよい。冷沢は、源頭まで木々に覆われているからだろうか、水は少ないが安定した渓相をしている
小滝沢の渓相。小さな滝の落ち込みでは良型が食ってくることが多い
●管轄漁協:安曇漁協(TEL 0263・79・2729)
※この記事は月刊『つり人』2018年4月号に掲載したものを再編集しています。情報は掲載時のものです。解禁日・入漁料等は管轄漁協にご確認ください
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