プラから流入河川の釣りにこだわっていた加藤選手。本番も川メインでプランを立てますが、他選手とのバッティングにより、思いどおりのエリアに入れず苦戦します。終了間際、沖の釣りに舵を切った加藤選手は、連続キャッチに成功しました。
思い通りのエリアに入れない中、浚渫跡の釣りに舵を切り連発
THE WILD CARD霞ヶ浦戦
加藤栄樹選手 2尾1670g
プラから流入河川の釣りにこだわっていた加藤選手。本番も川メインでプランを立てますが、他選手とのバッティングにより、思いどおりのエリアに入れず苦戦します。終了間際、浚渫跡をねらう釣りに舵を切った加藤選手は、連続キャッチに成功しました。
加藤栄樹選手の当日の釣りはコチラ↓↓↓
THE WILD CARD 加藤 栄樹選手のFOOTSTEP
14番フライト
5:45
競技開始。フライト順が遅かったため、プラクティスで感じのよかった花室川をあきらめて清明川を目指す。
6:09
清明川出口に着きエレキで上がろうとするも先行者有あり。マイウォーター宣言され清明川をあきらめ、東浦の園部川を目指すことに。
6:33
園部川着。プラでは数は出ないものの、釣れればサイズがよかったので期待が高まる。 中流域まで上がり、ドライブビーバー3.5テキサスリグをブッシュに撃ちながら、バズベイトで流し速いテンポで上流へ向かう。
7:53
上流域に着いたところで、先行者に気付く。魚からの反応も悪かったので園部川を出ることを決断。
8:30
清明川へ戻りブッシュをドライブビーバー3.5inテキサスで撃つ。上流を目指していくが、プラクティス時より水質が悪く、魚からの反応を得られなかったので移動を決断。
9:45
桜川に移動。テキサスを少し撃ったが、ここも水質が悪かったためすぐ移動。
10:00
花室川下流から、速いテンポでチャターを巻き上流を目指すが、先行者がいて進めない。思い通りいかない展開に加藤選手の口数も減り、黙々とキャストを繰り返す時間が続く。
10:15
先行者が下ってきたので、プラクティスで反応の良かった上流を目指す。
10:16
初ヒットは花室川中流域。ドライブクローラー3.5inにノンキーパーヒット。プラクティスで反応の良かったバンクを、サカマタシャッド4in、カバースキャット2.5inを撃ちながら上がっていく。
10:50
ルアーをビッグバドに変更、これもプラクティスで高反応だった。
11:40
ノンキーパーヒット。ルアーはドライブクローラー3.5インチ。ここで江尻選手とすれ違う。よい感じとの事で表情からも余裕が感じられた。
12:45
見えバスを多数発見できるも、先行者とおかっぱりのプレッシャーからか、口を使わせることができず移動を決断。デットスローで下る時間がもどかしい。帰着は14:00。まだ時間はある、最後まであきらめない精神で西浦の小規模浚渫跡を時間ギリギリまで撃つことに決める!
13:10
プラクティスで好感触だった川上流の釣りをやりきるため、ガーミンライブスコープ用の魚探を外していた加藤選手だが、沖の釣りをするために魚探をセット。
ヘビーキャロライナタックルをストレージ奥より引きずり出してからの2キャスト目、「キタ!」の声とともにヒット。慎重にハンドランディング。キロフィッシュを釣りあげる。帰着時間が迫っているものの、待望のキーパーサイズのキャッチに今までの空気がウソのようなテンションの船内。
ライブスコープを同ポイントに照準を向けるとまだバスらしき反応が映る。その数投後またヒット、少しサイズダウンしたが難なくキャッチ。テンション上がり写真も撮れずにキャストに戻る。あと1本と思いながらキャストを繰り返すもここでタイムオーバー。
13:20
帰着場所を目指し西浦を後にする。
13:45
妙岐水道着。「5分前までキャストします」とテキサスリグを撃ちながら、妙岐水道をエレキで上がっていくも手応えなく終了。
使用タックル
●5gテキサスリグ用
ロッド:スタリオンDG69MH(エバーグリーン)
リール:スティーズLTD SV TW XH(ダイワ)
ライン:シューター14 Lb(サンライン)
ルアー:ドライブビーバー3.5in(O.S.P)
●14gヘビーキャロライナリグ用
ロッド:スティーズ C72H-SV AGS ストライクフォース (ダイワ)
リール:スティーズLTD SV XH(ダイワ)
ライン:シューター FCスナイパー14Lb(サンライン) +リーダー2号
ルアー:パワーホッグ3in(バークレイ)
加藤 栄樹(かとう・えいじゅ)
JBⅡ霞ヶ浦戦優勝歴を持つ、今戦最年少選手
●推薦:AUTREC
●年齢:22
●得意な釣り:シャローカバーのジグ、テキサスリグの釣り
●8月末~9月の霞ヶ浦でのおすすめルアーや釣り方
8月〜沖の水深のある杭や浚渫をラバージグ、ヘビーキャロライナリグなどで、9月に入るとクランクベイトやスピナーベイトの巻物主体にシフトさせつつ、シャローのジグ撃ちを織り交ぜていきます。
●主な戦歴
2022JB2霞ヶ浦第3戦優勝
2022 新利根 第2戦優勝
2021 JB2 霞ヶ浦第3戦 優勝
2021 JB霞ヶ浦 第1戦 2位
2021北浦チャプター第3戦 優勝
霞ヶ浦水系をホームにする22歳。今回のTHE WILD CARD霞ヶ浦戦の出場選手では最年少だが、2021年JBⅡ霞ヶ浦第3戦では優勝を飾っている。2022年からはTOP50カテゴリーに参戦。
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