<img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=170559842213036&amp;ev=PageView&amp;noscript=1">
編集部2022年3月15日

2泊以上で行きたい本格源流ベスト5 秋田県・堀内沢/月刊『つり人』編集部が選ぶ!

イワナ 河川・湖の釣り 全国おすすめ釣り場 秋田

夏瀬温泉のそばの駐車場に車を停め、吊り橋を渡って対岸の道を上流に歩き、穏やかな堀内沢に入って3時間もソ行すれば二俣に着く。ただし、これには釣りの時間は含まれない。中流の朝日沢にもイワナはいる。

和賀山塊を代表する渓

写真と文◎高桑信一

◆関連動画

待ち受ける連爆帯

 堀内沢は上流で八龍沢とマンダノ沢に二分するが、釣りの対象はマンダノ沢だ。語源はシナノキの地方名である「マダ」からくる。

 夏瀬温泉のそばの駐車場に車を停め、吊り橋を渡って対岸の道を上流に歩き、穏やかな堀内沢に入って3時間もソ行すれば二俣に着く。ただし、これには釣りの時間は含まれない。中流の朝日沢にもイワナはいる。

03-02-1
押しが強い流れに難儀する個所も多い

 二俣手前のオイノ沢出合に快適なテント場がある。オイノ沢を少し入ると右岸にマタギ小屋が建っているが、荒れていて使えない。オイノ沢も型は小さいがイワナが棲む。このテント場をベースにして、マンダノ沢を蛇体淵まで釣れば、2泊の釣り旅を満喫できる。

 魚止を極めたければ移動の沢旅になる。蛇体淵までのマンダノ沢は連瀑帯で、登攀に苦労する。以前は右岸に高巻き道があったが、近年は捜すのも難しいほど荒れている。その場合は沢通しになるが簡単ではなく、ソ行に専念したい。

 蛇体淵でも泊まれるが、上・下天狗沢の出合に小さなテント場がある。そこに泊まれば、魚止の探訪が可能だ。3日目は左の上天狗沢を詰め、小1時間の藪漕ぎの末に羽後朝日岳に立つ。下降のルートは部名垂沢にとる。朝にテント場を発っても、車に着くのは午後の遅い時間になるだろう。

b03-01
妖艶な雰囲気を醸し出している蛇体淵

 

03-04-1
上天狗沢を詰め上げて朝日岳に登るのが美しいライン

 

●管轄漁協:角館漁協(TEL 0187・55・4877)

※この記事は月刊『つり人』2018年4月号に掲載したものを再編集しています。情報は掲載時のものです。解禁日・入漁料等は管轄漁協にご確認ください

渓流のポイントガイドブックの決定版
『「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場』
令和版が発売になりました!!


首都圏「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場
岐阜・愛知「いい川」渓流アマゴ・イワナ釣り場
岩手・秋田「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場
山形・新潟「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場
栃木・群馬「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場
長野「いい川」渓流ヤマメ・イワナ釣り場

おすすめ記事

記事検索

  • 検索フィールドが空なので、候補はありません。

月刊つり人 最新号

つり人 2020年5月号

列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。