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つり人編集部2026年6月29日

【カタクチイワシのさばき方】100均グッズで効率化!大量釣果の簡単な下処理

堤防のサビキ釣りで、初心者でも手軽に数釣りが楽しめるカタクチイワシ(セグロイワシ)。しかし、「大量に釣れすぎて下処理が面倒」「身が柔らかくて包丁でさばきにくい」と悩む人も多いのではないだろうか。実はカタクチイワシの処理に高度な包丁技術は必要ない。100円ショップなどにも売っている「PPバンド」を使った裏技なら、大量の釣果もあっという間に内臓処理が可能だ。さらに、身の柔らかさを活かした「手開き」のコツさえ掴めば、極上の刺身やフライを堪能できる。鮮度を保つ持ち帰り方から、包丁いらずの簡単なさばき方までを解説する。

著者:葛島一美

写真と文◎葛島一美

まとめ◎つり人オンライン編集部

カタクチイワシを美味しく食べる!鮮度を保つ持ち帰り方と下処理のコツ

堤防や海釣り公園によく回遊してきて、初心者でも釣りやすい小型のイワシ「カタクチイワシ」。非常に美味しい魚で、刺身ではほどよい脂が滋味深く、一度食べたらやみつきになる。それでも、生の状態でスーパーに並ぶことが少ないのは、青物のなかでもとくに魚体が小さく、鮮度の落ちるスピードが非常に早いからにほかならない。

特に初夏から夏場の暖かい時期によく釣れる魚だが、水汲みバケツの中で放置すると傷みやすく、食中毒の危険も伴う。釣り上げたらすぐに潮氷(海水に氷を溶かして冷やしもの)で締めて、しっかりクーラーボックスで保冷して持ち帰ろう。

内臓処理はアレンジ道具を使うとラク!

家に帰ったら、その日のうちに下処理を済ませたい。

下処理の第一歩として、まずは頭を落として内臓を取り除く。一般的な魚と同じように包丁で腹を開いてもよいが、身が柔らかいカタクチイワシの場合は、梱包用のPPバンドを加工した道具を使うと効率よく処理できる。大量に釣れた時こそ、こうした手返しの良い裏技を活用したい。

PPバンド1 PPバンド2
PPバンドと呼ぶプラスチック製の梱包バンドは10cmくらいに切って二つ折にし、端近くをホチキスで止めればでき上がり。PPバンドは100円ショップなどでも売っている

カタクチイワシの下処理手順

下処理手順1
1.イワシはボールに溜めた水の中で尾から頭に向かってなでる感じでウロコをこすり落とした後、胸ビレと腹ビレに沿って頭を切り落とす。
下処理手順2
2.PPバンドの内臓カッターを頭の切り口の内臓部分に当てる。
下処理手順3
下処理手順4
3.腹身と一緒に内蔵を引き落とす。この際、恐る恐る中途半端に引かず、少し力を入れて肛門まで一気に引き抜くこと。PPバンドがない場合は、キッチンバサミなどで腹を切り開き、指で内臓を取り除く。
下処理手順5
4.内臓はほとんど取れているので、イワシが温まらないよう、氷入りの冷水の中で歯ブラシを使って残った血ワタなど汚れを軽く掃除し、水気をふき取って下処理は終了。
下処理のポイント
保存する際は、ペーパータオルを敷いた密封容器になるべく重ならないように並べておく。

手開きで簡単!カタクチイワシのさばき方

開かずにそのまま料理に使ってもいいが、刺身やフライなどにする場合は開いて中骨を取り除いたり、三枚におろす。カタクチイワシは身が柔らかいので手を使って簡単にさばくことができる。

手開き手順1
1.頭の切り口付近を軽く押さえたら、人差し指の爪先を包丁代わりにして、まずは中骨に沿って腹身を切り開き、続いて背身を切り開く。
手開き手順2
2.ご覧のような「中骨付きの腹開き」になる。
手開き手順3
3.中骨を取り除くには指先を使って尾の付け根で中骨を折る。
手開き手順4
4.折った中骨の端を持って、頭の切り口に向かって引く
手開き手順5
5.「中骨を外した手開き」の完成
手開き手順6
6.刺し身でいただく時は背ビレをつまんで頭の切り口に向かって引っ張ると簡単に外れる。
手開き手順7
7.その切り口から片身2枚に割けばよい。細く軟らかいカタクチイワシの腹骨は取る必要がなく、そのまま刺し身でいただける。

※このページは『月刊つり人』に掲載した記事を再編集したものです。

イワシ 美味しい鮮魚料理

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列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。

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