ロックフィッシュ攻略！私のおすすめルアー教えます　辻本ナツ雄さんの場合

 

 

ご紹介するルアーのメインターゲットは・・・

 

今回ご紹介するルアーのメインターゲットは

メバル、キジハタ　

です！それでは辻本ナツ雄さんおすすめのルアーを見ていきましょう！

  

細やかに状況を見極めたルアーセレクト術

　私のターゲットは冬季のメバル、夏季は瀬戸内のキジハタだ。メバルはプラグとワームがメインで、アシストとしてフロートやシンカーを使用するスタイル。キジハタもプラグとワームがメインでアシストとしてシンカーなどを使う。いずれの釣りも、その日そのエリアで使うであろうルアーを持っていくが、現場では風、水色、潮流、潮位などを参考に必要なものだけをセレクト。ウェストバッグに忍ばせ撃ち歩くのが私のスタイルだ。

釣れる！一軍ルアー

 

ディプシードゥ8ｇ（スミス）＋ キャロワイヤーＤＸ15＆20㎝＆ヘビースティックＤＳ-７　14～28g(ともにデコイ)　※キジハタに有効！

キャロワイヤーＤＸ15＆20㎝

ヘビースティックＤＳ-７　14～28g

瀬戸内海生まれの新感覚クランキングシステムのキャロクラで使用。フローティングクランクベイトのディプシードゥー8gをキジハタが潜むボトムに沈め、リフト＆フォールで釣る。私がキャロクラを一軍登録したのは今年で、驚いたのはバイトの多さ。ワーミングのどのリグもかなわない。高活性のキジハタがいれば１投で食わせることができる。

 

根魚大将3.4in（スミス）※キジハタに有効！

このルアーを一軍に置かない理由が見当たらないというほど、瀬戸内のキジハタを釣りまくった最も実績の高いワーム。これをスイッチヘッドDS-13（デコイ）に装着すればスイミングとボトムバンプのどちらにも対応可能。また、スイミング姿勢をよくする目的でフックにはロックオンリンググリッター（バリバス）をセレクト。リフト＆フォールが基本。

 

アデウオ3.4in（スミス）＋ SGヘッドSV-34 7～21g（デコイ）※キジハタに有効！

産卵前シーズンにキジハタを爆釣したルアー。なかでもリュウグウハゼカラー（その名もシマシマくん）は、瀬戸内エリアのトラギスと色がそっくり。それが産卵で気が立ったキジハタの逆鱗に触れるのか、このルアーを通すと一発で食ってくる。ジグヘッドで実績が高く、リフト＆フォールや海底スレスレのスローリトリーブで産卵床をねらうとよい。

 

ジェイドMD/SW（スミス）※メバルに有効

数ある使用プラグのなかでも特にバイトを多く感じられるルアー。特徴はスローフローティング。リトリーブで派手な音を立てない一方、頭を小刻みに振る派手な動き。リトリーブが基本だが、早巻きで止めて浮かせて釣ると効果的。

 

PKミノー 辻本ナツ雄デザイン（スモーキー）※メバルに有効

安定的な釣果をもたらすルアー。スローシンキングタイプで、リトリーブさせるとフリーで内蔵されたウェイトがワンノック型のサウンドを奏でる。その強弱をリトリーブやジャーク加減で調節。基本はリトリーブ。ゆっくり80㎝ほどサビき、止めて沈めて釣る。

 

 

イモグラブ30（ゲーリーヤマモト）＋　デルタマジックSV51（デコイ）　※メバルに有効

デカメバルがよく釣れるセット。ジグヘッドとワームのウェイトバランスがもたらすダート幅はワンアクションで30 ㎝前後。これが私のデカメバル攻略における理想の遊泳幅。普通のワインドよりイトフケを多く出し、高くシャクリ上げるアクションが効果的。 

 

困ったときのファイナルウェポン（最終奥義）

 

ベビーファットイカ（ゲーリーヤマモト）＋　ノガレス フッキングマスターリングオフセット3/0＋ノガレスグレネードシンカー 7～21g（モーリス）※キジハタに有効！

テトラや敷石穴などを甲殻類ルアーでねらっても結果が出ない時に頼りになるのがこの組み合わせ。攻め方としては、シンカーを一旦敷石穴に入れて入口付近ま引っ張り上げ、引っ掛かる所で止める。ルアーが穴の外に出てきたところで、再びラインテンションをかけたままシンカーだけを穴の中に落とす。ルアーも穴の中に落とし込んでバイトを待つ、通常の甲殻類ワームとは異なる演出が可能だ。

 

 

スクリューテールグラブ1.5in（スミス）＋ロケットマジックSV-70（デコイ）※メバルに有効！

デジャブの対義語ジャメヴを略してジャヴと呼んでいる私の必勝リグ。攻め方はルアーを藻の上から引っ掛けるように落とし込み放置。バイトがなければ、シェイクアクション。それでもダメならリフト＆フォールか次の藻群を攻める。ワームをワッキー掛けしているので根掛かりも少ない。スクリューテールはスレた魚に対する私の切り札。