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荒磯のイシダイ釣り賛歌

荒磯のイシダイ釣り賛歌

つり人編集部=写真と文

文明は普遍的なものであり
文化は非合理的なものである。




三宅島、八丈島といった離島でのイシダイ釣りは
エサ代、船代、宿泊代などを合わせると一度の釣行で4~5万円は覚悟せねばならない。

しかし、それでも本命にお目に掛かれるとはかぎらない。
むしろ、イシダイと呼んで差し支えない1貫目(3.75㎏)を
何年間も手にできない人もいる。

荒磯の王者がそんなに簡単に釣れてしまっては王者ではなくなってしまう。

しかし、GPS、魚探、電動リールなど最新の釣り具を用いて船からねらえば
「えっ、イシダイってこんなにいたの?」というくらい手軽に釣れてしまう。

荒磯のイシダイ釣り。
それは合理化などを一切寄せ付けず
ひたすらロマンを追求した、まさに釣りの中の釣り。




11月18~20日にかけて三宅島で老舗磯釣りクラブ
ポイント磯クラブの創立50周年記念大会が開催された。

集まったのはいずれもキャリア数十年のベテランばかり。

しかも、多くがカーボンザオではなく、和ザオ愛好家。




御蔵島や三本岳に渡船する予定だったが
あいにく南西風が吹き荒れ渡船は欠航。
風裏になる地磯、堤防に限定されるも滝のような雨が降り
所々でニゴリが入り魚の活性を著しく下げた。

2㎏以上のイシダイを手にできたのは2人のみという結果に終わった。




上の写真は会長の高尾敏さん。

「今はもう、こんな非合理的な釣り方は受け入れられないのかもしれません。
でも、日本にこんな釣りがあり、こんなバカな男たちがいたという記録を、
どうにかして残してもらいたいんですよね」


と高尾会長。

何事においても費用対効果や合理化が求められるようになってしまった現代社会。
せめて釣りという遊びの世界だけは
下世話な損得勘定などを持ち込まずに、純粋に心の底から楽しみたい。

荒磯のイシダイ釣り。
これほどカッコいい釣りが、ほかにあるのだろうか。









2016/11/21

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