短期集中連載 池の水ぜんぶ全部“は”抜くな! :第3回
つり人編集部=レポート
「ネオニコが環境によくないのはわかるけど、では実際問題として農薬を使わずにお米を作ることなど可能なのか? どのくらい現実的なのか?」。『つり人』2021年3月号では、減農薬・無農薬での水稲栽培を確立した兵庫県豊岡市の「コウノトリ育む農法」の事例を取材させていただきました。
「豊かな球磨川をとりもどす会」事務局長で八代市在住のつる詳子さんに話を伺っています。ダム建設の是非は治水効果や失われる自然の恵みなどあらゆる知見を総合的に判断して落としどころを探さなければ結論が出ない問題ですが、球磨川下流域の荒瀬ダム撤去工事がもたらしたもの、流域の人々がダムを水害発生装置と恐れる理由など、今だからこそ知っておきたい人々の声をシェアします。
発売中の月刊『つり人』2020年11月号にて、東京大学の山室真澄教授による連載「魚はなぜ減った? 見えない真犯人を追う」がいよいよ佳境を迎えます。これまでは生態系や物質循環など魚からは少し遠ざかった内容でしたが、今回は宍道湖のワカサギやウナギ、シラウオなどの漁獲量の変化から、山室先生が魚類減少の原因をネオニコチノイド系殺虫剤と断定した根拠に迫ります。
台風19号が関東甲信から東北地方に大きな爪痕を残した直後、ネット上には八ッ場ダムを称賛する声が相次いだ。しかし、たまたま試験湛水中で空に近かったことが幸いしたとの指摘がある。仮に本格運用されていれば同ダムは緊急放流を余儀なくされ、下流部は急激な増水に見舞われたかもしれないのだ。八ッ場ダムよりも役に立った治水設備がある。遊水地こそ中下流部を守った立役者といえそうである。
関東甲信から東北にかけて広い範囲で甚大な被害をもたらした台風19号は、これまで進めてきた治水対策の問題点を露呈することになった。注目すべきは71河川で140ヵ所もの堤防の決壊が確認されたこと。いかに堤防が脆弱であるかを知らしめることになった。今後の治水対策はどうあるべきか。予算が限られるなかでこれまでどおりダムに依存するのか、あるいは堤防を強化するのか、進むべき方向について考えてみたい。
人間の都合で持ってきた生きものを、同じく人間の都合で、今度は駆除する……。 外来種というのは、本当に駆除すべきワルモノなのか?
つり人編集部=レポート
人間の都合で持ってきた生きものを、同じく人間の都合で、今度は駆除する……。 外来種というのは、本当に駆除すべきワルモノなのか?
つり人編集部=レポート
人間の都合で持ってきた生きものを、同じく人間の都合で、今度は駆除する……。 外来種というのは、本当に駆除すべきワルモノなのか?
つり人編集部=レポート
人間の都合で持ってきた生きものを、同じく人間の都合で、今度は駆除する……。 外来種というのは、本当に駆除すべきワルモノなのか? 連載第2回では、外来種排除の流れが、いったい何を目指しているのかを考える。
数を増やしているタイワンリスは、農作物などへの被害が報告されている
列島をゆるがすコロナウイルス。けれども、日増しに暖かくなる春の日を、じっと家にこもって過ごすのはやっぱり体によくない。その点、手軽な海の釣りは、風も気持ちよく、大人も子どもも、思い切り深呼吸しながら時間を過ごせる。ウミタナゴ、メジナ、クロダイ、カレイ、アオリイカ、カサゴ……。元気な魚たちが泳ぐフィールドで、がんばろう、ニッポン! そのほか、3名手の渓流解禁レポート、里川で見つかる美味しい道草、みちのくタナゴ旅など旬の釣り満載でお届け。