2022年10月29~30日にかけて利根川・霞ヶ浦水系で行われたBasser Allstar Classic2022。トーナメントの釣りには、オカッパリやレンタルボートの釣りに生かせるヒントが詰まっています。出場した全25選手のメインパターンを公開中!誌面と併せてお楽しみください。
オカッパリ&レンタルボートでも真似できる出場選手のメインパターン
2022年10月29~30日にかけて利根川・霞ヶ浦水系で行われたBasser Allstar Classic2022。トーナメントの釣りには、オカッパリやレンタルボートの釣りに生かせるヒントが詰まっています。出場した全25選手のメインパターンを公開中!誌面と併せてお楽しみください。
◎まとめ:編集部
目次
清水盛三選手
清水盛三選手、フラットフォースやワイルドハンチ、Dゾーンを巻き通し利根川のビッグフィッシュをキャッチ。バサクラ初優勝を掴む。
プラのときよりも水温が3℃ほど低下しており、魚は消波ブロック帯に入っているのではと予想した清水選手。利根川の消波ブロック帯を巻き物で探るプランを立てますが、初日のファーストスポットではノーバイト。上流に移動して、川のアウトサイド側にある杭周りをワイルドハンチやフラットフォースで探ります。
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早野剛史選手
早野剛史選手、スモラバのロングシェイクで天才キッカーをキャッチ。5尾4660gで準優勝
早野剛史選手のメインパターンは、風裏のスモラバ(タッガー+イモ)と利根川のバズベイト(ボルケーノグリッパー1/2oz)でした。
北利根川で風裏のアシをスモラバで撃つプランと、利根川でバズベイトを巻くプランを立てた早野選手。初日の利根川の時合を9時ころからと予想して、開始直後は北利根川に向かい、アシをスモラバで撃ちました。
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江尻悠真選手
江尻悠真選手、初出場でビッグフィッシュ賞&3位を獲得したスピナーベイト術
利根川に5日半、北浦に3日半、霞ヶ浦に2日と、計11日間のプラクティスを行なった江尻選手。北浦の回遊系の魚をスピナーベイトで釣るパターンに手ごたえを掴みます。スピナーベイト選びで重要だったのがルアーパワーを強くすることでした。
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沢村幸弘選手
4位入賞の沢村幸弘選手、ウッドカバーをワンナップスピン、ファットイカ、スイミーバレットで三段攻め
沢村選手は2日間を通して、利根川にある冠水ブッシュをメインにランガンします。〝40~50か所ほどピンスポットを持っている〟と当日のライブ中継で語った沢村選手。ピンスポットに対してワンナップスピン(サワムラ)、ファットイカ(スミス)のノーシンカーリグ、スイミーバレット(サワムラ)のネコリグをローテーションして探りました。
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橋本卓哉選手
橋本卓哉選手/1960gを釣ったリグ=「3.5gテキサスリグ+ドライブビーバー3in」を選んだ理由
霞ヶ浦水系で開催されるW.B.Sトーナメントの年間王者に4度輝いている橋本選手。プラでも霞ヶ浦で好感触を得ており、本湖の古渡エリアや西浦、流入河川の小野川や余郷入承水路(通称ドブ川)をメインエリアに、シャッドやスピナーベイトなどの巻く釣りを展開するプランを立てます。
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今江克隆選手
今江克隆選手/霞水系で発見したジャバロン140の超デッドスローリトリーブ
Basser Allstar Classic2022で今江選手が繰り出したメインパターンは、ジャバロン140(イマカツ)の超デッドスローリトリーブでした。2日間で今江選手が釣りあげた魚は計3尾。初日の1520gと730g、2日目の670gすべてをジャバロン140の超デッドスローリトリーブでキャッチします。
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千葉恒太選手
千葉恒太選手/ハイカットDR-Fをシラウオに化けさせたコース取り
今大会で真っ先に我々の度肝を抜いたのが千葉恒太選手でした。初日の朝イチ、霞ヶ浦本湖・和田の南側にあるゴロタエリア(消波工である石の板が水面上に飛び出している)に入った千葉選手は1820g、1050gとビッグフィッシュを連発させます。戦前に予想されていた優勝スコア「単日3kg」に開始2時間で迫りました。
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沖田 護選手
沖田護選手/リトリーブで差がつくスカートレススピナーベイト・越前スピンの活用術
沖田選手が2日間メインに使用し、3尾のバスをキャッチしたルアーは越前スピンというスカートレスのスピナーベイトでした。
初日の朝は低水温によるバスの活性低下を懸念して、カバーやストラクチャーについているであろうバスのプロダクティブゾーンをタイトに撃てるワームの釣りをメインに展開した沖田選手。ですが初日の正午前、想定よりも水温が上がっていることを察知した沖田選手は越前スピンを手に取ります。
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萩原将己選手
萩原将己選手/カバーネコのロングシェイクでカレントなきタフコンディションを打開
本来、萩原選手が得意とする釣りは、フィールドの中で活性の高いバスが差してくるスポットを回って、口を使わせやすいバスを拾っていくゲーム。オールスターでも当初は上流域のブッシュにバスが入るタイミングをねらって良型を獲っていくプランを立てていました。
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梶原智寛選手
THE WILD CARD遠賀川戦を垂直護岸のフリッピングで制して本戦出場権を獲得した梶原智寛選手。オールスターでは北利根川のアシをリーダーレスダウンショットリグで撃つ釣りがメインパターンになりました。
記事の続きはコチラ▶▶▶梶原智寛選手/素材の硬さで使い分けるカバー撃ちワーム
小森嗣彦選手
小森嗣彦選手/最強データアングラーのトーナメントマネジメント術
小森選手は初日、閘門をくぐって霞ヶ浦方面へ向かいます。予測では2日間とも利根川にカレントがあまり発生しない見通しだったことと、強風によって利根川でのプラが思うようにできなかったことが理由です。その結果、北利根川の得意のスポットで2尾を連発したものの、ウエイトが伸ばせず2日目は利根川で勝負をかけることを決めます。
記事の続きはコチラ▶▶▶小森嗣彦選手/最強データアングラーのトーナメントマネジメント術
小島 貴選手
オールスターではスピナーベイトとシャッドテールワームのノーシンカーで貴重なバスをキャッチしている小島貴選手。プレスのメモでは小島選手が競技中、風について言及しているようすが多く記録されていますが、W.B.S.の巻き物の使い手として知られる小島選手はどんな戦略でオールスターを戦ったのでしょうか。
記事の続きはコチラ▶▶▶小島貴選手/風に応じた2パターンの巻き物セレクト
奥村和正選手
奥村和正選手/プラに同船した安江勇斗さんが明かす当日までの軌跡
これまで霞ヶ浦水系で釣りをした経験がなかった奥村選手がプラクティスに入ったのは試合の3週間前から。練習に費やした日数は8日間。最終的にはBカスタムとサイレントキラーに勝機を見出していたのはライブで映し出された映像のとおりですが、初めから決め打ちでその釣りを押し通そうとしたわけではありませんでした。
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青木大介選手
青木大介選手/波動で寄せて、シルエットの弱さで食わすスピナーベイトの選び方
25名中11名の選手がノーフィッシュで苦戦していた2日目、青木選手はスピナーベイトとパワーフィネスで3尾を釣りあげリミットメイクを果たします。今回は、青木選手がどのようにスピナーベイトを選んだのかをご紹介します。
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伊藤 巧選手
伊藤巧選手/濁りで使い分けるサンカクティーサンとエスケープチビツイン
2日間を通して利根川をメインエリアに戦った伊藤巧選手。カレントが出始めるタイミングを予想し、時合は昼前だと読んでいました。長年、利根川をホームとして活躍してきた伊藤選手はどのように試合を組み立てたのでしょうか。また、久しぶりの日本のトーナメントを戦ってみて伊藤選手が感じたこととは?
記事の続きはコチラ▶▶▶伊藤巧選手/濁りで使い分けるサンカクティーサンとエスケープチビツイン
赤羽修弥選手
赤羽修弥選手/ボトムタッチを重視するクランクローテーション&リトリーブ術
今回赤羽選手はタイニーブリッツDR(O.S.P)で利根川のバスをキャッチしています。このほかにもタイニーブリッツMRやワイルドハンチ(エバーグリーン)、ダイキチクランク(ティムコ)、DEX CR55SR(バークレイ)などもキャスト。水中堤防のブレイク周辺に差してくる魚や、消波ブロック帯の穴に潜むバスをねらって使い分けていました。
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菊元俊文選手
菊元俊文選手/水位が低い状況でのエリア選びと、ひらめきで手にした1/2ozジグ
「いつもの釣りでええんや」
1/2ozジグで1650gのビッグバスを釣った後に菊元選手が残したコメントです。利根川をメインエリアに戦った選手の誰もが苦戦していたカレントの弱さ。厳しい状況の中で菊元選手はどのように利根川の魚を釣ったのでしょうか。
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小野俊郎選手
小野俊郎選手/ソフトベイトのあとにスピナーベイトをローテーションする理由
小野選手がメインにしたエリアは利根川の流入河川「根木名川」でした。ネコリグやダウンショットリグ、ジグヘッドリグなどソフトベイトを主軸に、シャッドやクランク、スピナーベイトなどルアーを頻繁にローテーションしてバスをねらっていきます。
記事の続きはコチラ▶▶▶小野俊郎選手/ソフトベイトのあとにスピナーベイトをローテーションする理由
江口俊介選手
テキサスリグでは沖宿エリアのシェードを撃ち、690gをキャッチ。テキサスを選んだ理由は「カバー撃ちからスイミングまで持ち替えずにいろいろやれて手っ取り早いから」。波動が強めのエグチャンクで速すぎも遅すぎもしないフォールスピードを出すために5gのシンカーを合わせ、効率よくバスのポジションを探れるよう、回収時もスト(シェイクしながらの中層スイミング)で誘いました。
記事の続きはコチラ▶▶▶江口俊介選手/サーチのテキサスとタイミング勝負の野良ネズミ
藤田京弥選手
藤田京弥選手/オールスターで使用した独創的なルアー「ダブルパイン」とは
初日に2尾をキャッチした「ダブルパイン」。今回のオールスターで藤田選手がもっとも投げたルアーです。ソフトベイトはパインシュリンプ3.5inARカスタムの「アーム+ヒゲ2対」を合体させたもの。リグも特殊で、ダウンショット用シンカーのアイ部分をワームに埋め込んでそこにガード付きマスバリを通すというセッティングです。藤田選手はダブルパインをどのようにして使ったのでしょうか。
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三原直之選手
三原直之選手/イナッコ食いのバスをキャッチした5gスピナーベイトのスローロール
プラでは霞ヶ浦本湖の古渡エリアに手ごたえを感じていた三原選手。初日は古渡エリアの小野川河口部をメインエリアに釣りを組み立てます。ところが試合当日、水温の低下による影響か、小野川の河口にはイナッコがいませんでした。初日をノーフィッシュで折り返した三原選手は2日目、イナッコのいるエリアを探して釣りを組み立てます。2日目に入った北利根川で三原選手が手にしたのは、5gのアメリカンスピナーベイトでした。
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五十嵐誠選手
五十嵐誠選手/未知の利根川へ挑戦。「大舞台でも、バスフィッシングを心から楽しみたい」
大会2日間、五十嵐選手が釣り込んだのはトーナメントで経験値のある霞ヶ浦・北浦ではなく、自身にとって未知の領域である利根川でした。しかも、3日間費やしたプラクティスもすべて利根川。つまり、「霞ヶ浦・北浦の反応が悪いから」という理由で消去法的に利根川を選んだわけではないようです。なぜなのでしょうか?
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河辺裕和選手
河辺選手のプランは霞ヶ浦本湖と新利根川、そして利根川をフライト順や状況に合わせて回るというもの。ルアーはスモラバのカバー撃ちをメインに、巻きはスピナーベイト。そして初日はポッパー(ポップX)も多投しました。
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福島 健選手
福島健選手/障害物を舐めまわす福島流ワーミング・クランキング
JBTOP50最終戦(桧原湖)の直後からオールスターのために霞ヶ浦入りをした福島選手。10日間のプラを通して勝機を見出したのが、ワイルドハンチによるクランキング。その理由はオールスターウィーク前半に関東を襲った冷え込みでした。
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山岡計文選手
山岡計文選手/霞ヶ浦水系で“本当に釣れるルアー”に共通していること
ミドストやホバストといったクリアレイクでのフィネスフィッシングを十八番とする山岡選手。しかし、オールスターでメインに据えたのはなんと180㎜クラスのビッグベイトでした。山岡選手によると、霞水系で釣れるルアーにはある共通項があるといいます。
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Basser Allstar Classic2022 最終成績表